TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024062971
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2023183481
出願日2023-10-25
発明の名称標的システム
出願人株式会社エイテック
代理人個人,個人,個人
主分類F41J 5/10 20060101AFI20240501BHJP(武器)
要約【課題】画像に基づいて着弾位置を検出する。
【解決手段】標的システムは、標的を撮像する撮像装置と、標的に向かって飛翔する飛翔物体が衝突して跳ね返る様子を撮像装置が撮像した画像に対する画像処理を行って、標的に対する飛翔物体の衝突位置を特定する処理を行う衝突位置特定部とを備える。撮像装置が標的の正面方向に配置される場合、飛翔物体が写された複数のフレームの画像のうち、飛翔物体の進行方向が変化したことが検出されたフレームの1つ前のフレームの画像を、衝突位置を特定するための画像として決定し、その画像にブレて写されている飛翔物体の進行方向の前方の円弧を半円とする円形の中心位置を、衝突位置として特定する。本技術は、例えば、BB弾を射撃できるソフトエアガンの標的システムに適用できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
標的を撮像する撮像装置と、
前記標的に向かって飛翔する飛翔物体が衝突して跳ね返る様子を前記撮像装置が撮像した画像に対する画像処理を行って、前記標的に対する前記飛翔物体の衝突位置を特定する処理を行う衝突位置特定部と
を備える標的システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記撮像装置が、前記標的の正面方向に配置される
請求項1に記載の標的システム。
【請求項3】
前記衝突位置特定部は、
前記飛翔物体が写された複数のフレームの画像のうち、前記飛翔物体の進行方向が変化したことが検出されたフレームの1つ前のフレームの画像を、前記衝突位置を特定するための画像として決定し、
その画像にブレて写されている前記飛翔物体の進行方向の前方の円弧を半円とする円形の中心位置を、前記衝突位置として特定する
請求項2に記載の標的システム。
【請求項4】
前記撮像装置が、前記標的の正面に対して斜め上方向に配置される
請求項1に記載の標的システム。
【請求項5】
前記撮像装置が、前記標的の正面に対して斜め横方向に配置される
請求項1に記載の標的システム。
【請求項6】
前記衝突位置特定部は、
前記飛翔物体が写された1フレーム目の画像を、前記衝突位置を特定するための画像として決定し、
その画像にブレて写されている前記飛翔物体の右側および左側の円弧のうちの、前記撮像装置が前記標的の正面に対して斜め横方向に配置されている側と同じ側の円弧を半円とする円形の中心位置を、前記衝突位置として特定する
請求項5に記載の標的システム。
【請求項7】
前記撮像装置は、2つの撮像部を有するステレオカメラである
請求項1に記載の標的システム。
【請求項8】
前記ステレオカメラによって撮像されたペアの画像に基づいて前記飛翔物体までの距離を計測するとともに時刻を計測し、その計測結果に従って、前記飛翔物体が着弾すると予測される着弾予測時刻を算出した後、前記ステレオカメラによる撮像を一時停止させて、前記着弾予測時刻の直前から前記ステレオカメラによる撮像を再開させる
請求項7に記載の標的システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、標的システムに関し、特に、画像に基づいて着弾位置を検出することができるようにした標的システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プラスチック製の弾丸(以下、BB(Ball Bullet)弾と称する)を低圧の圧縮空気などで発射する機構を備えたトイガンであるソフトエアガンを使用して標的を射撃し、標的にBB弾が着弾したときの着弾位置に応じて得られるスコアを競う射撃競技が行われている。このような射撃競技では、BB弾の着弾位置を正確に検出することが重要である。
【0003】
そこで、本願出願人は、標的板にBB弾が着弾したときに発生する衝撃波を検出することで、標的板に着弾したBB弾の着弾位置や着弾速度、エネルギーなどを正確に算出することができる標的システムを提案している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-25677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述の特許文献1で提案されているように、衝撃波に基づいてBB弾の着弾位置を検出することができるが、画像に基づいてBB弾の着弾位置を検出することが求められるケースがあった。
【0006】
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画像に基づいて着弾位置を検出することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一側面の標的システムは、標的を撮像する撮像装置と、前記標的に向かって飛翔する飛翔物体が衝突して跳ね返る様子を前記撮像装置が撮像した画像に対する画像処理を行って、前記標的に対する前記飛翔物体の衝突位置を特定する処理を行う衝突位置特定部とを備える。
【0008】
本開示の一側面においては、撮像装置により標的が撮像され、その標的に向かって飛翔する飛翔物体が衝突して跳ね返る様子が撮像された画像に対する画像処理が行われ、標的に対する飛翔物体の衝突位置を特定する処理が行われる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一側面によれば、画像に基づいて着弾位置を特定することができる。
【0010】
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
標的
10か月前
個人
さす又改良型
12か月前
三菱電機株式会社
追尾装置
5か月前
三菱電機株式会社
誘導装置
6か月前
テルナーク株式会社
8か月前
個人
回転捕獲部を有するさすまた
9か月前
株式会社日立国際電気
射撃訓練システム
10か月前
株式会社 ダイセイコー
吹矢の矢
10か月前
株式会社 ダイセイコー
吹矢の矢
10か月前
株式会社タナカ
リボルバー式玩具銃
9か月前
有限会社 ディオン光学技研
光学照準装置
2か月前
株式会社アイティーコスモス
射撃弾数カウンタ
8か月前
株式会社エイテック
標的システム
1か月前
株式会社エイテック
標的システム
12か月前
田村装備開発株式会社
小火器類用支持支援装着具
4か月前
株式会社日立国際電気
標的システム
3か月前
株式会社日本製鋼所
飛翔体、射出システム及び射出装置
11か月前
株式会社日立国際電気
射撃訓練システム
4か月前
株式会社スナミヤ
放出物発射機及びこれを用いた救助方法
2か月前
東洋紡エムシー株式会社
防弾ベスト
7か月前
三菱電機株式会社
訓練システム及び電波放射機器
23日前
個人
刺股
10か月前
株式会社IHIエアロスペース
飛翔体発射機
1か月前
個人
和弓用の弦、和弓用の弦の装着方法および和弓用の弦の形成キット
10か月前
株式会社日立製作所
無人航空機対処システム及び映像追尾装置
4か月前
日本工機株式会社
携行型拘束網展開装置
4か月前
エーステック コープ リミテッド
玩具榴弾
5か月前
東洋紡エムシー株式会社
耐弾プレート用部材および耐弾プレート
3か月前
株式会社IHIエアロスペース
飛翔体発射装置及び飛翔体発射方法
1か月前
株式会社エイテック
標的システム
8か月前
株式会社エイテック
標的システム
9か月前
トリジコン インコーポレーテッド
光学照準器取り付けシステム
1日前
株式会社エイテック
標的システム、およびプログラム
5日前
ベネリ アルミ エス. ピ-. ア-.
携帯型小火器用の反動減衰装置
10か月前
株式会社日立製作所
脅威判定システム、統合監視装置、および脅威判定方法
2か月前
株式会社エイテック
標的システム、およびプログラム
9か月前
続きを見る