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公開番号2024021926
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022125132
出願日2022-08-04
発明の名称射撃訓練システム
出願人株式会社日立国際電気
代理人ポレール弁理士法人
主分類F41J 5/10 20060101AFI20240208BHJP(武器)
要約【課題】射撃訓練システムの準備の時間を短縮でき、かつ、多くの訓練パターンから訓練者の熟練度に合った訓練内容を容易に選択できる射撃訓練システムの技術を提供する。
【解決手段】射撃訓練システムは、サーバPCとクライアントPCとを備えた統制装置と、プロジェクターと、弾着位置検出装置と、スクリーンと、を備える。サーバPCによりシナリオに基づいた標的映像を、プロジェクターを通じてスクリーンへ映す。訓練者はスクリーン上の標的を狙い実弾による射撃を行う。弾着位置検出装置により、命中または非命中、および、着弾座標を判定し、クライアントPCの表示画面に表示することで訓練者に通知する。訓練者と標的が映されたスクリーンとの距離を一定に保った状態で、サーバPCの操作により射程距離を選択でき、選択された射程距離に応じて、スクリーンに映る標的のサイズを変更することで、指定した射程距離を模擬する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サーバPCとクライアントPCとを備えた統制装置と、プロジェクターと、弾着位置検出装置と、スクリーンと、を備えた構成の射撃訓練システムにおいて、
前記サーバPCによりシナリオに基づいた標的映像を前記プロジェクターを通じて前記スクリーンへ映し、
訓練者は前記スクリーン上の標的を狙い実弾による射撃を行い、
前記弾着位置検出装置により着弾座標の検出及び前記サーバPCへの通知を行い、
前記サーバPCは保有する標的座標と前記弾着位置検出装置より受信した前記着弾座標から、命中または非命中、および、前記着弾座標を判定し、前記クライアントPCの表示画面に表示することで前記訓練者に通知するものであり、
前記訓練者と前記標的が映された前記スクリーンとの距離を一定に保った状態で、前記サーバPCの操作により射程距離を選択でき、
前記選択された射程距離に応じて、前記スクリーンに映る前記標的のサイズを変更することで、指定した射程距離を模擬する、射撃訓練システム。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
請求項1に記載の射撃訓練システムであって、
前記シナリオとは、標的種類や射程距離を含む訓練条件と、前記標的の隠顕や移動を含む標的動作と、を組み合わせた情報を指す、射撃訓練システム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の射撃訓練システムであって、
前記選択した射程距離に応じて、前記スクリーンに映す前記標的の移動速度を変更することで、指定した射程距離を模擬する、射撃訓練システム。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の射撃訓練システムであって、
前記スクリーンに映る移動標的を射撃した際、前記弾着位置検出装置で検出する着弾座標情報を、実距離での着弾座標に補正し表示する、射撃訓練システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、実弾射撃訓練の支援を行うための射撃訓練システムに適用して有効な技術である。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
射撃訓練システムによる射撃訓練は、統制装置から標的装置及び移動標的装置に対し、標的隠顕制御(「現出」及び「隠滅」)及び移動制御(前進や後進)を行い、訓練者は現出中の標的装置又は移動標的装置を照準し、射撃を行うものである。統制装置では標的装置及び移動標的装置を自動で制御するための複数のシナリオを作成でき、訓練に応じてシナリオを選択することで、タイムスケジュールに基づいた隠顕制御や移動制御を行うことができる。
【0003】
射撃訓練システムに関する技術として、例えば、リアルタイムな着弾位置検出に関する特開2022-45943号公報、移動標的台車に関する特開2013-100958号公報等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-45943号公報
特開2013-100958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
射撃訓練システムの準備においては、訓練の度に倉庫から、統制装置、標的装置、移動台車装置、移動台車装置が走行するレールなどの軌道等を、訓練フィールドへ運んで設置する必要がある。そのため、射撃訓練システムの準備に、多くの人と長い時間を要するという問題がある。
【0006】
また、訓練においては、移動標的装置の移動範囲は設置した軌道長に制限されてしまい、単調な動作となっている。このため、訓練者の熟練度に関わらず訓練内容に変化が見られない単調な訓練、言い換えると、訓練がワンパターンとなってしまう問題がある。
【0007】
本開示は、射撃訓練システムの準備の時間を短縮でき、かつ、多くの訓練パターンから訓練者の熟練度に合った訓練内容を容易に選択できる射撃訓練システムの技術を提供することにある。
【0008】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0010】
一実施の形態に係る射撃訓練システムは、
サーバPCとクライアントPCとを備えた統制装置と、プロジェクターと、弾着位置検出装置と、スクリーンと、を備えた構成の射撃訓練システムにおいて、
前記サーバPCによりシナリオに基づいた標的映像を、前記プロジェクターを通じて前記スクリーンへ映し、
前記スクリーン上の標的を狙い実弾による射撃を行い、
前記弾着位置検出装置により着弾座標の検出及び前記サーバPCへの通知を行い、
前記サーバPCは保有する標的座標と前記弾着位置検出装置より受信した前記着弾座標から、命中または非命中、および、前記着弾座標を判定し、前記クライアントPCの表示画面に表示することで通知するものであり、
訓練者と前記標的が映された前記スクリーンとの距離を一定に保った状態で、前記サーバPCの操作により射程距離を選択でき、
前記選択された射程距離に応じて、前記スクリーンに映る前記標的のサイズを変更することで、指定した射程距離を模擬する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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