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公開番号2023134815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-27
出願番号2023121031,2022023049
出願日2023-07-25,2016-10-31
発明の名称標的システム
出願人株式会社エイテック
代理人個人,個人,個人
主分類F41J 1/01 20060101AFI20230920BHJP(武器)
要約【課題】着弾位置や着弾速度、エネルギーなどの測定精度を向上させる。
【解決手段】標的板は、標的に向かって発射されたBB弾の衝突を撓むことによって受け止め、BB弾の反発を抑制する軟質の部材により構成され、標的の前方に平面的に配置される。また、検出部は、標的板の背面側に配置され、BB弾が標的板に衝突する際に発生する衝撃音を検出する。そして、検出部が配置される標的板の背面側の空間は、開口部により部分的に開口されている。本発明は、例えば、BB弾を射撃できるソフトエアガンの標的システムに適用できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
標的に向かって飛翔する飛翔物体の衝突を撓むことによって受け止め、前記飛翔物体の反発を抑制する軟質の部材により構成され、前記標的の前方に平面的に配置される標的板と、
前記標的板の背面側に配置され、前記飛翔物体が前記標的板に衝突する際に発生する衝撃音を検出する検出部と、
前記検出部が配置される前記標的板の背面側の空間を部分的に開口するように、少なくとも前記検出部の近傍に設けられる開口部と
を備える標的システム。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記開口部は、前記空間内で反射する衝撃音の音圧が、複数の前記検出部においてバランスよく検出されるように設けられる
請求項1に記載の標的システム。
【請求項3】
前記開口部は、前記検出部に対する音圧の上昇が抑制される位置に配置される
請求項2に記載の標的システム。
【請求項4】
前記開口部は、前記標的板の上側に配置される前記検出部の上方に配置される
請求項3に記載の標的システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、標的システムに関し、特に、着弾位置などの測定精度を向上させることができるようにした標的システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プラスチック製の弾丸(以下、BB(Ball Bullet)弾と称する)を低圧の圧縮空気などで発射する機構を備えたトイガンであるソフトエアガンを使用して標的を射撃し、標的にBB弾が着弾したときの着弾位置に応じて得られるスコアを競う射撃競技が行われている。このような射撃競技では、BB弾の着弾位置を正確に検出することが重要である。
【0003】
そこで、本願出願人は、標的板にBB弾が着弾したときに発生する衝撃波を検出することで、標的板に着弾したBB弾の着弾位置や着弾速度、エネルギーなどを正確に算出することができる標的システムを提案している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-25677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述の特許文献1で開示されている標的システムにおいても、十分に高精度に着弾位置などを算出することができるが、さらなる測定精度の向上が求められている。
【0006】
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、着弾位置などの測定精度を向上させることができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一側面の標的システムは、標的に向かって飛翔する飛翔物体の衝突を撓むことによって受け止め、前記飛翔物体の反発を抑制する軟質の部材により構成され、前記標的の前方に平面的に配置される標的板と、前記標的板の背面側に配置され、前記飛翔物体が前記標的板に衝突する際に発生する衝撃音を検出する検出部と、前記検出部が配置される前記標的板の背面側の空間を部分的に開口するように、少なくとも前記検出部の近傍に設けられる開口部とを備える。
【0008】
本開示の一側面においては、標的板は、標的に向かって飛翔する飛翔物体の衝突を撓むことによって受け止め、その飛翔物体の反発を抑制する軟質の部材により構成され、標的の前方に平面的に配置される。また、標的板の背面側に配置される検出部により、飛翔物体が標的板に衝突する際に発生する衝撃音が検出される。そして、検出部が配置される標的板の背面側の空間が開口するように、少なくとも前記検出部の近傍に開口部が設けられる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一側面によれば、着弾位置などの測定精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施の形態である標的システムの構成例を示す斜視図である。
標的装置の第1の構成例を示す斜視図である。
標的装置の第2の構成例を示す斜視図である。
標的装置の第3の構成例を示す斜視図である。
標的装置の第4の構成例を示す斜視図である。
標的装置の第5の構成例を示す側面図である。
着弾位置を示す操作画面の一例を示す図である。
従来の標的装置における着弾位置を示す操作画面の一例を示す図である。
着弾位置の測定精度を比較して説明する図である。
本発明の第2の実施の形態である標的システムの構成例を示す斜視図である。
標的装置の構成例を示す正面図である。
標的装置の構成例を示す平面図である。
標的装置の構成例を示す側面図である。
標的装置を壁面に取り付けた状態を示す側面図である。
空間の間隔を28mmに設定したときの着弾位置の検出結果の一例を示す図である。
空間の間隔を18mmに設定したときの着弾位置の検出結果の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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