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公開番号2023108394
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-04
出願番号2022009495
出願日2022-01-25
発明の名称吹矢の矢
出願人株式会社 ダイセイコー
代理人個人,個人
主分類F41B 1/00 20060101AFI20230728BHJP(武器)
要約
【課題】 空気抵抗の少ない直進性の優れた的中率の高い矢を提供する。
【解決手段】 全体が長手状のピン16であり、溝と羽根とが幅方向環状に交互に並んだ頭部12と該頭部12と同じ軸心上に形成され該頭部12から後方に延びる棒状の断面外周円形の支持部14とからなるピン16であって、該支持部14は横断面の直径が後方に向かうにしたがって徐々に大きくなるピン16と、円錐形に巻かれたフィルム10と、からなり、フィルム10の先端部内側にはピン16の支持部14が固着され、ピン16の支持部14とフィルム10との径の拡大度合いは一致しており、フィルム10の先端部に連続してピン16の頭部12が接続された矢18、からなる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
吹矢に使用する矢であって、
全体が長手状のピンであり、溝と羽根とが幅方向環状に交互に並んだ頭部と該頭部と同じ軸心上に形成され該頭部から後方に延びる棒状の断面外周円形の支持部とからなるピンであって、該支持部は横断面の直径が後方に向かうにしたがって徐々に大きくなるピンと、
円錐形に巻かれたフィルムと、からなり、
前記フィルムの先端部内側には前記ピンの支持部が固着され、前記ピンの支持部と前記フィルムとの径の拡大度合いは一致しており、前記フィルムの先端部に連続して前記ピンの頭部が接続された矢。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記羽根は長手方向側面から見て流線形からなる請求項1記載の矢。
【請求項3】
前記羽根は長手方向側面から見て横断面かまぼこ形からなる請求項1記載の矢。
【請求項4】
前記羽根は長手方向側面から見て半涙形からなる請求項1記載の矢。
【請求項5】
前記羽根は長手方向側面から見て半矢じり形からなる請求項1記載の矢。
【請求項6】
前記羽根は長手方向側面から見て半丸矢じり形からなる請求項1記載の矢。
【請求項7】
前記羽根は幅方向環状に等間隔に3枚形成されている請求項1~6のいずれか1項記載の矢。
【請求項8】
前記羽根は幅方向環状に等間隔に4枚形成されている請求項1~6のいずれか1項記載の矢。
【請求項9】
前記支持部は、横断面の直径が後方に向かうにしたがって徐々に大きくなるテーパー形からなる請求項1~8記載の矢。
【請求項10】
前記ピンは同一素材からなる請求項1~9記載の矢。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吹矢に使用する矢に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
矢を吹く際の呼吸が腹式呼吸であり健康促進の観点から、スポーツ、娯楽、リハビリとしての吹矢が普及している。
【0003】
この吹矢は、図16に示すように、フィルム10を円錐状に巻いてフィルム10の先端に錘としてのピン8を装着した矢2を用いて行われ、この矢2を筒40に入れ、筒40の後端部から筒40内に息を吹き込むことにより、矢2を発射させてウレタン製の的38(図15)に当てる。矢としては、略長方形状のプラスチックフィルムを円錐状に巻いたものの先端に錘としてのピンを固着させたものが用いられている(例えば、特許文献1参照、図1)。ピンは、一般に球形、楕円形等の頭部と該頭部から延びる支持部とからなるものが用いられる。
【0004】
ピンは支持部が円錐状フィルムの先端部に内蔵固着される。その結果、矢は先端部側から頭部、円錐状フィルムの順に形成される。ピンの支持部は円錐状フィルムの内部に収容される。図1では、支持部6が円錐状フィルム10の先端に内蔵固着され、球形の頭部4が円錐状フィルム先端に出現している矢2が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-81125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記先行技術では、支持部6の径が基端部方向にいくにつれて徐々に大きくなる、テーパー形をしている。フィルム10も基端部方向にいくにつれて支持部6と同じ拡径度合いで拡径する構成がされている。この結果、支持部6の外周とフィルム10の先端部内周とが容易に密着し、飛行が安定する。吹矢は、特に競技になると、さらに空気抵抗が少なく直進性に優れた的中率の高い矢が求められる。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、空気抵抗の少ない直進性の優れた的中率の高い矢を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために、吹矢に使用する矢であって、全体が長手状のピンであり、溝と羽根とが幅方向環状に交互に並んだ頭部と該頭部と同じ軸心上に形成され該頭部から後方に延びる棒状の断面外周円形の支持部とからなるピンであって、該支持部は横断面の直径が後方に向かうにしたがって徐々に大きくなるピンと、円錐形に巻かれたフィルムと、からなり、前記フィルムの先端部内側には前記ピンの支持部が固着され、前記ピンの支持部と前記フィルムとの径の拡大度合いは一致しており、前記フィルムの先端部に連続して前記ピンの頭部が接続された矢、を提供する。
【0009】
本発明によれば、ピンの頭部は溝と羽根とが幅方向環状に交互に並んでいるため飛行中に風をよく切る。また、この頭部と同じ軸心上に支持部が形成されているので、頭部、支持部、フィルムが同心状に形成されるためピンがフィルムに対して必ず中心になる。これらから、空気抵抗が少なく、直進性に優れた矢が得られる。
【0010】
本発明においては、前記羽根は長手方向側面から見て流線形からなることが好ましい。流線形であることにより、飛行中の空気抵抗が小さくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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