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公開番号2024082778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196875
出願日2022-12-09
発明の名称車両用サイドミラー制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社デンソー
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類B60R 1/072 20060101AFI20240613BHJP(車両一般)
要約【課題】自車線と他車線との交差角の大小に関係なく、運転者がサイドミラーを使用して他車線を視認し、他車両の有無などを確認することができるよう改良されたサイドミラー制御装置を提供する。
【解決手段】ミラーの鏡面の向きを調節可能なサイドミラーと、調節装置の制御により鏡面の向きを制御するサイドミラーECUと、を含み、ECUは、周囲情報取得装置により取得された情報に基づいて、自車線と他車線との合流点が車両の前方に存在する状況において(S10)、車両が自車線から他車線へ車線変更する情報を取得すると(S20)、周囲情報取得装置により取得された情報に基づいて特定される自車線と他車線との交差角αに基づいて調節装置を制御することにより、運転者がサイドミラーを使用して他車線を視認し得るように鏡面の向きを制御する(S50)サイドミラー制御装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
調節装置によりミラーの鏡面の向きを調節可能なサイドミラーと、前記調節装置を制御することにより前記鏡面の向きを制御するよう構成された制御ユニットと、を含む車両用サイドミラー制御装置において、
前記サイドミラー制御装置は、更に車両の周囲の情報を取得する周囲情報取得装置を含み、前記制御ユニットは、前記周囲情報取得装置により取得された情報に基づいて、自車線と他車線とが合流する合流点が車両の前方に存在すると判定している状況において、車両が前記自車線から前記他車線へ車線変更する情報を取得すると、前記周囲情報取得装置により取得された情報に基づいて、前記自車線と前記他車線とがなす交差角を特定し、前記交差角に基づいて前記調節装置を制御することにより、運転者が前記サイドミラーを使用して前記他車線を視認し得るように前記鏡面の向きを制御するよう構成された、車両用サイドミラー制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車などの車両のためのサイドミラー制御装置に係る。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば下記の特許文献1に記載されているように、車線変更すべく方向指示器が作動されると、車線変更先の車線が見易くなるよう、予め設定された変更角度だけサイドミラーのミラーの鏡面の向きを車両から離れる方向へ変更するサイドミラー制御装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-195104号公報
【発明の概要】
【0004】
上記特許文献1に記載されたサイドミラー制御装置のような従来のサイドミラー制御装置においては、ミラーの鏡面の向きの変更角度が一定である。そのため、車両が走行する車線(「自車線」という)と他の車両が走行する車線(「他車線」という)とが交差角をなして合流する合流点において車線変更する場合には、ミラーの鏡面の向きが変更されても、運転者がサイドミラーを使用して他車線を視認できないことがある。
【0005】
自車線と他車線との交差角に比して、予め設定された変更角度が小さい場合には、車両が交差点に到達する前の段階においては、運転者がサイドミラーを使用して他車線を視認することができない。逆に、予め設定された変更角度が大きく且つ交差角が小さい場合には、予め設定された変更角度が交差角に比して過大になる。
【0006】
本発明は、自車線と他車線との交差角の大小に関係なく、運転がサイドミラーを使用して他車線を視認し、他車両の有無などを確認することができるよう改良されたサイドミラー制御装置を提供する。
【0007】
本発明によれば、調節装置(14R、14L)によりミラー(18R、18L)の鏡面の向きを調節可能なサイドミラー(12R、12L)と、調節装置を制御することにより鏡面の向きを制御するよう構成された制御ユニット(サイドミラーECU10)と、を含む車両用サイドミラー制御装置(100)が提供される。
【0008】
サイドミラー制御装置(100)は、更に車両の周囲の情報を取得する周囲情報取得装置(物標情報取得装置26、ナビゲーション装置50)を含み、制御ユニット(サイドミラーECU10)は、周囲情報取得装置により取得された情報に基づいて、自車線(60)と他車線(62)とが合流する合流点(64)が車両の前方に存在すると判定している状況において(S10)、車両が自車線から他車線へ車線変更する情報を取得すると(S20)、周囲情報取得装置により取得された情報に基づいて、自車線と他車線とがなす交差角(α)を特定し(S30)、交差角に基づいて調節装置を制御することにより、運転者がサイドミラーを使用して他車線を視認し得るように鏡面の向きを制御する(S50)よう構成される。
【0009】
上記の構成によれば、ミラーの鏡面の向きが車両から離れる方向へ変更されるが、その際の変更角度は交差角に基づいて可変設定される。よって、交差角の大小に関係なく、運転者はサイドミラーを使用して他車線を視認し、他車両の有無などを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態にかかるサイドミラー制御装置を示す図である。
実施形態のサイドミラー制御制御ルーチンを示すフローチャートである。
車両が合流点において車線変更する場合について、従来のサイドミラー制御装置(A)及び実施形態(B)の作動を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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