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公開番号2024068977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179699
出願日2022-11-09
発明の名称光学フィルムの評価方法
出願人日東電工株式会社
代理人弁理士法人籾井特許事務所
主分類G02B 5/30 20060101AFI20240514BHJP(光学)
要約【課題】光学フィルムの光学軸を正確に評価すること。
【解決手段】本発明の実施形態による評価方法は、光学フィルムの評価方法であって、外周に直線部を有する基板上に、前記光学フィルムを配置することと、前記基板の前記直線部を基準として、前記光学フィルムの光学軸を測定することと、前記基板と前記光学フィルムとの位置関係に基づいて、前記測定結果を補正することと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光学フィルムの評価方法であって、
外周に直線部を有する基板上に、前記光学フィルムを配置することと、
前記基板の前記直線部を基準として、前記光学フィルムの光学軸を測定することと、
前記基板と前記光学フィルムとの位置関係に基づいて、前記測定結果を補正することと、
を含む、評価方法。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記基板の外周には、第一方向に延びる第一直線部と第二方向に延びる第二直線部が形成され、前記基板は前記第一直線部と前記第二直線部とが交差する角部を有する、請求項1に記載の評価方法。
【請求項3】
前記基板は光学的に等方性である、請求項1に記載の評価方法。
【請求項4】
前記基板の全光線透過率は85%以上である、請求項1に記載の評価方法。
【請求項5】
前記基板のヘイズは5%以下である、請求項1に記載の評価方法。
【請求項6】
前記光学フィルムは外周に直線部を有しない、請求項1に記載の評価方法。
【請求項7】
前記光学フィルムは、前記基板に対する位置決め部を有する、請求項1に記載の評価方法。
【請求項8】
光学フィルムの光学軸を測定する測定装置であって、
外周に直線部を有し、前記光学フィルムを配置させる基板と、
前記基板を載置する載置面と、前記載置面に対して直立する規制面とを有するサンプル保持部と、
前記光学フィルムの光学軸を測定する測定部と、を備え、
前記規制面に前記基板の前記直線部を突き合わせた状態で前記測定を行う、
測定装置。
【請求項9】
光学フィルムの光学軸の測定に用いられ、前記光学フィルムを配置させる基板であって、
外周に直線部を有する、基板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学フィルムの評価方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
液晶表示装置およびエレクトロルミネセンス(EL)表示装置(例えば、有機EL表示装置)に代表される画像表示装置が急速に普及している。画像表示装置においては、画像表示を実現し、画像表示の性能を高めるために、一般的に、位相差部材、偏光部材等の光学部材が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
近年、画像表示装置の新たな用途が開発されている。例えば、Virtual Reality(VR)を実現するためのディスプレイ付きゴーグル(VRゴーグル)が製品化され始めている。画像表示装置の用途の広がりに伴い、上記光学部材を含む光学フィルムに対し、用途に応じた形状を有することが望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-103286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、形状によっては、光学フィルムの光学軸の正確な把握が困難となる場合がある。
【0006】
上記に鑑み、本発明は光学フィルムの光学軸を正確に評価することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1.本発明の実施形態による評価方法は、光学フィルムの評価方法であって、外周に直線部を有する基板上に、前記光学フィルムを配置することと、前記基板の前記直線部を基準として、前記光学フィルムの光学軸を測定することと、前記基板と前記光学フィルムとの位置関係に基づいて、前記測定結果を補正することと、を含む。
2.上記1に記載の評価方法において、上記基板の外周には、第一方向に延びる第一直線部と第二方向に延びる第二直線部が形成されてもよく、上記基板は前記第一直線部と前記第二直線部とが交差する角部を有してもよい。
3.上記1または2に記載の評価方法において、上記基板は光学的に等方性であってもよい。
4.上記1から3のいずれかに記載の評価方法において、上記基板の全光線透過率は85%以上であってもよい。
5.上記1から4のいずれかに記載の評価方法において、上記基板のヘイズは5%以下であってもよい。
6.上記1から5のいずれかに記載の評価方法において、上記光学フィルムは外周に直線部を有しなくてもよい。
7.上記1から6のいずれかに記載の評価方法において、上記光学フィルムは、前記基板に対する位置決め部を有してもよい。
【0008】
8.本発明の別の実施形態による測定装置は、光学フィルムの光学軸を測定する測定装置であって、外周に直線部を有し、前記光学フィルムを配置させる基板と、前記基板を載置する載置面と、前記載置面に対して直立する規制面とを有するサンプル保持部と、前記光学フィルムの光学軸を測定する測定部と、を備え、前記規制面に前記基板の前記直線部を突き合わせた状態で前記測定を行う。
9.本発明のさらに別の実施形態による基板は、光学フィルムの光学軸の測定に用いられ、前記光学フィルムを配置させる基板であって、外周に直線部を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態による評価方法によれば、光学フィルムの光学軸を正確に評価し得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の1つの実施形態に係る測定基板を上から見た図である。
測定装置の治具に図1に示す測定基板を載置した状態の一例を上から見た図である。
測定装置の治具に図1に示す測定基板を載置した状態の一例を横から見た図である。
VRゴーグルの表示システムの一例の概略の構成を示す模式図である。
光学フィルムの詳細の一例を示す模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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