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公開番号2024067192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177065
出願日2022-11-04
発明の名称クライオアブレーションカテーテルおよびクライオアブレーションカテーテルシステム
出願人株式会社カネカ
代理人弁理士法人アスフィ国際特許事務所
主分類A61B 18/02 20060101AFI20240510BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】長手方向において、患部を均一に冷却しやすくすることができるクライオアブレーションカテーテルおよびクライオアブレーションカテーテルシステムを提供する。
【解決手段】外筒10と、ガイドワイヤルーメン211と供給ルーメン212を有する第1内筒210を備え、外筒10と第1内筒210の間に第1排出流路31を有しているクライオアブレーションカテーテル1であって、第1内筒210は供給ルーメン212と第1排出流路31を連通する孔40が形成されている孔存在領域215を有し、孔存在領域215の遠位部215aに存在している孔40の外縁で形成される図形の面積の合計は孔存在領域215の近位部215bに存在している孔40の外縁で形成される図形の面積の合計よりも大きいクライオアブレーションカテーテル1と、当該クライオアブレーションカテーテル1を備えたクライオアブレーションカテーテルシステム。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
遠位端と近位端を有し、長手方向に延在している外筒と、
前記長手方向に延在し、前記外筒の内腔に配置されている第1内筒と、を備えているクライオアブレーションカテーテルであって、
前記長手方向に垂直な断面において、前記第1内筒は、ガイドワイヤが挿入されるガイドワイヤルーメンと、前記ガイドワイヤルーメンと異なる領域に形成されており前記第1内筒の近位側から遠位側に向かって流体が通過可能な供給ルーメンを有しており、
前記クライオアブレーションカテーテルは、前記外筒の内面と前記第1内筒の外面の間に、前記外筒の遠位側から近位側に向かって前記流体が通過可能な第1排出流路を有しており、
前記第1内筒は、前記第1内筒の遠位部に、前記供給ルーメンと前記第1排出流路を連通する孔が形成され、前記長手方向に延在している孔存在領域を有しており、
前記長手方向において、前記孔存在領域を遠位部と近位部に二等分割したときに、前記孔存在領域の遠位部に存在している前記孔の外縁で形成される図形の面積の合計は、前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の外縁で形成される図形の面積の合計よりも大きいクライオアブレーションカテーテル。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1内筒は前記供給ルーメンを複数有している請求項1に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【請求項3】
前記孔存在領域の遠位部に存在している前記孔の数は、前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の数よりも多い請求項1または2に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【請求項4】
前記孔存在領域の遠位部に存在している前記孔の外縁で形成される図形の面積の平均は、前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の外縁で形成される図形の面積の平均よりも大きい請求項1または2に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【請求項5】
前記第1内筒の遠位端に近づくにつれて、前記孔の外縁で形成される図形の面積が大きくなるように構成されている請求項1または2に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【請求項6】
前記孔存在領域の遠位部に存在している前記孔の最大幅は、前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の最大幅よりも大きい請求項1または2に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【請求項7】
前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の最大幅は前記第1内筒の径方向における前記第1供給ルーメンの長さよりも短い請求項1または2に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【請求項8】
前記外筒は、前記外筒の遠位部に、前記外筒の径方向に拡縮可能なバルーンを有している請求項1または2に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【請求項9】
前記孔は前記バルーンの内部に位置している請求項8に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【請求項10】
前記クライオアブレーションカテーテルは、前記長手方向に延在し、前記外筒の内腔であって前記第1内筒よりも近位側に配置されている第2内筒を有しており、
前記第2内筒は、前記長手方向に延在している第2-1内筒と、前記第2-1内筒の内腔に配置されており前記長手方向に延在している第2-2内筒を有しており、
前記第2-1内筒の内面と前記第2-2内筒の外面の間には、前記第1内筒に形成されている供給ルーメンと連通している第2-1流路が存在しており、
前記第2-2内筒の内腔は、前記第1内筒に形成されているガイドワイヤルーメンと連通している請求項1または2に記載のクライオアブレーションカテーテル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クライオアブレーションカテーテルおよびクライオアブレーションカテーテルシステムに関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
クライオアブレーション術は、低温にしたデバイスを対象組織に接触させることで対象組織を構成する細胞を凍結壊死させる医療技術であり、心筋組織や腫瘍組織の治療に用いられている。デバイスを低温にするための方法としては、液体窒素を用いるものや高圧ガスによるジュール・トムソン効果を用いるものがある。
【0003】
特許文献1には、近端部と、遠端部と、それを貫通する主ルーメンとを備えるカテーテル本体を有する冷凍外科治療用カテーテルについて記載されている。当該冷凍外科治療用カテーテルを構成するカテーテル本体のオリフィス上には、主ルーメンを通して供給される低温流体を収納するバルーンが載置されており、カテーテル本体を通して低温流体がバルーンに供給されることによって、バルーンが膨張され、患部が冷却される。より詳細には、低温供給チューブによって近位側から遠位側に運ばれた低温流体がディフューザに形成されているポートを介してバルーン内に供給され、該低温流体が排出ルーメンを介して排出される態様が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2001-524345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、患部を冷却するための低温流体は低温供給チューブによってカテーテルの近位側から遠位側に向かって運ばれるが、遠位側に行けば行くほど管摩擦損失によって低温供給チューブ内における低温流体の圧力は低下する。このため、近位側に形成されているポートから噴射される低温流体の量は、遠位側に形成されているポートから噴射される低温流体の量に比べて多くなっていた。その結果、バルーンの近位側では冷却効率が高く、バルーンの遠位側では冷却効率が低くなっていた。このため、長手方向において、患部を均一に冷却することが困難であった。
【0006】
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、長手方向において、患部を均一に冷却しやすくすることができるクライオアブレーションカテーテルおよびクライオアブレーションカテーテルシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施態様に係るクライオアブレーションカテーテルは、以下の通りである。
[1]遠位端と近位端を有し、長手方向に延在している外筒と、
前記長手方向に延在し、前記外筒の内腔に配置されている第1内筒と、を備えているクライオアブレーションカテーテルであって、
前記長手方向に垂直な断面において、前記第1内筒は、ガイドワイヤが挿入されるガイドワイヤルーメンと、前記ガイドワイヤルーメンと異なる領域に形成されており前記第1内筒の近位側から遠位側に向かって流体が通過可能な供給ルーメンを有しており、
前記クライオアブレーションカテーテルは、前記外筒の内面と前記第1内筒の外面の間に、前記外筒の遠位側から近位側に向かって前記流体が通過可能な第1排出流路を有しており、
前記第1内筒は、前記第1内筒の遠位部に、前記供給ルーメンと前記第1排出流路を連通する孔が形成され、前記長手方向に延在している孔存在領域を有しており、
前記長手方向において、前記孔存在領域を遠位部と近位部に二等分割したときに、前記孔存在領域の遠位部に存在している前記孔の外縁で形成される図形の面積の合計は、前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の外縁で形成される図形の面積の合計よりも大きいクライオアブレーションカテーテル。
【0008】
患部を冷却するための流体は、供給ルーメンによってカテーテルの近位側から遠位側に向かって運ばれるが、遠位側に行けば行くほど管摩擦損失によって供給ルーメン内における流体の圧力は低下する。孔存在領域の遠位部に存在している孔の外縁で形成される図形の面積の合計を、孔存在領域の近位部に存在している孔の外縁で形成される図形の面積の合計よりも大きくすることにより、単位時間に孔存在領域の遠位部に存在している孔から径方向外方に噴射される流体の量と単位時間に孔存在領域の近位部に存在している孔から径方向外方に噴射される流体の量を均等にしやすくすることができる。これにより、孔存在領域の遠位部に存在している孔の径方向外方に配置される患部と孔存在領域の近位部に存在している孔の径方向外方に配置される患部を均一に冷却しやすくすることができる。
【0009】
本発明の実施の形態に係るクライオアブレーションカテーテルは、以下の[2]~[13]であることが好ましい。
[2]前記第1内筒は前記供給ルーメンを複数有している[1]に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[3]前記孔存在領域の遠位部に存在している前記孔の数は、前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の数よりも多い[1]または[2]に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[4]前記孔存在領域の遠位部に存在している前記孔の外縁で形成される図形の面積の平均は、前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の外縁で形成される図形の面積の平均よりも大きい[1]~[3]のいずれか一項に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[5]前記第1内筒の遠位端に近づくにつれて、前記孔の外縁で形成される図形の面積が大きくなるように構成されている[1]~[4]のいずれか一項に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[6]前記孔存在領域の遠位部に存在している前記孔の最大幅は、前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の最大幅よりも大きい[1]~[5]のいずれか一項に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[7]前記孔存在領域の近位部に存在している前記孔の最大幅は前記第1内筒の径方向における前記第1供給ルーメンの長さよりも短い[1]~[6]のいずれか一項に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[8]前記外筒は、前記外筒の遠位部に、前記外筒の径方向に拡縮可能なバルーンを有している[1]~[7]のいずれか一項に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[9]前記孔は前記バルーンの内部に位置している[8]に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[10]前記クライオアブレーションカテーテルは、前記長手方向に延在し、前記外筒の内腔であって前記第1内筒よりも近位側に配置されている第2内筒を有しており、
前記第2内筒は、前記長手方向に延在している第2-1内筒と、前記第2-1内筒の内腔に配置されており前記長手方向に延在している第2-2内筒を有しており、
前記第2-1内筒の内面と前記第2-2内筒の外面の間には、前記第1内筒に形成されている供給ルーメンと連通している第2-1流路が存在しており、
前記第2-2内筒の内腔は、前記第1内筒に形成されているガイドワイヤルーメンと連通している[1]~[9]のいずれか一項に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[11]前記クライオアブレーションカテーテルは、前記長手方向に延在し、前記外筒の内腔であって前記第2内筒よりも近位側に配置されている第3内筒を有しており、
前記長手方向に垂直な断面において、前記第3内筒は、前記長手方向に延在しており前記第2-1流路と連通している第3-1ルーメンと、前記第3-1ルーメンと異なる領域に形成されており前記第2-2内筒の内腔と連通している第3-2ルーメンを有している[10]に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[12]前記クライオアブレーションカテーテルは、前記長手方向に延在し、前記外筒の内腔であって前記第3内筒よりも近位側に配置されている第4内筒を有しており、
前記第4内筒の内腔は、前記第3-1ルーメンと連通している[11]に記載のクライオアブレーションカテーテル。
[13]前記クライオアブレーションカテーテルは、さらに、前記長手方向に延在しているルーメンが形成されており、近位側から遠位側に向かって外径が小さくなっている先端チップを備え、
前記外筒の遠位端部と前記第1内筒の遠位端部は、前記先端チップの近位端部に固定されている[1]~[12]のいずれか一項に記載のクライオアブレーションカテーテル。
【0010】
本発明はまた、以下を提供する。
[14][1]~[13]のいずれか一項に記載のクライオアブレーションカテーテルと、
前記供給ルーメンに前記流体を供給する流体供給装置と、を備えたクライオアブレーションカテーテルシステムであって、
前記第1内筒は、前記流体供給装置に接続されているクライオアブレーションカテーテルシステム。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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