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公開番号2024066843
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176589
出願日2022-11-02
発明の名称遮熱カバーの取付構造
出願人株式会社三五
代理人個人,個人
主分類F01N 13/14 20100101AFI20240509BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】排気系部品に、確実で強固に取り付けることができる、遮熱カバーを提案する。
【解決手段】内燃機関の排気系部品2に、遮熱カバー3の取付用の座となる取付フランジ部を複数設け、遮熱カバーで排気系部品を被覆するとともに、遮熱カバーに形成された当接フランジ部を、取付フランジ部に取り付ける遮熱カバーの取付構造において、第1取付フランジ部7に、第1当接フランジ部12を螺号固定し、第2取付フランジ部8に、排気系部品の軸芯に対して直交する方向が、長手方向となる長孔9を形成し、第2当接フランジ部13,14に、長孔側へ膨出する曲面状の凸部20,24を形成し、凸部を長孔の周縁部に当接させ、第2当接フランジ部の先端を折り曲げて第2取付フランジ部を挟持するとともに、凸部の周縁が長孔の周縁に当接しつつ弾力的に撓み変形したことを特徴とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関の排気系部品に、遮熱カバーの取付用の座となる取付フランジ部を複数設け、遮熱カバーで前記排気系部品を被覆するとともに、前記遮熱カバーに形成された当接フランジ部を、前記取付フランジ部に取り付ける遮熱カバーの取付構造において、
前記取付フランジ部を、第1取付フランジ部と、第2取付フランジ部で構成し、
前記当接フランジ部を、第1当接フランジ部と、第2当接フランジ部で構成し、
前記第1取付フランジ部に、前記第1当接フランジ部を螺号固定し、
前記第2取付フランジ部に、前記排気系部品の軸芯に対して直交する方向が、長手方向となる長孔を形成し、
前記第2当接フランジ部に、長孔側へ膨出する曲面状の凸部を形成し、
該凸部を前記長孔の周縁部に当接させ、前記第2当接フランジ部の先端を折り曲げて前記第2取付フランジ部を挟持するとともに、前記凸部の周縁が前記長孔の周縁に当接しつつ弾力的に撓み変形したことを特徴とする遮熱カバーの取付構造。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記排気系部品は、胴部と、その両端部に外側方向に向かう程、縮径するテーパ部を有するケースを備えた触媒コンバータであることを特徴とする請求項1記載の遮熱カバーの取付構造。
【請求項3】
前記第1取付フランジ部と第2取付フランジ部は、前記排気系部品における第1取付フランジ部と第2取付フランジ部を設けた部分の軸芯を含む平面内に配置され、
この平面内において、前記軸芯を挟んだ一方の側に第1取付フランジ部を設け、
該第1取付フランジ部に対し、軸芯を挟んで対向する他方の側に第2取付フランジ部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の遮熱カバーの取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遮熱カバーの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、内燃機関の排気浄化装置として、触媒を担持する担体をケースに収納した触媒コンバータが用いられることが多い。
【0003】
また、この製造方法として、担体の外周に緩衝材を巻きつけた状態で、ケースにおける軸方向の中央部に設けた胴部内にルーズに収納した後に、胴部を縮径して、緩衝材を圧縮することで、触媒担体を強固に保持するいわゆるサイジング工法(例えば、特許文献1参照)により製造が用いられることが多い。
【0004】
しかし、サイジング工法により触媒コンバータを製造すると、触媒が担持された担体を保持する力を一定とするため、個々により外径が異なってしまう。
【0005】
この触媒コンバータに遮熱カバーを取り付ける際に、触媒コンバータの外径が異なることにより、相互の取付部の位置ズレが生じ、取付が困難となってしまうという問題がある。
【0006】
触媒コンバータに、その軸方向が長手方向となる長孔を形成した取付フランジ部を設け、遮熱カバーに当接フランジ部を設け、当接フランジ部に取付フランジ部の長孔側に膨出する凸部を形成し、この凸部を取付フランジ部の長孔の周縁部に当接させ、当接フランジ部を折り曲げて、取付フランジ部を挟持するようにすることにより、触媒コンバータと遮熱カバーとの取付部の位置がわずかにズレても取付けきるようにすることが提案されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第4339070号
特許第4339022号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記特許文献2記載において、触媒コンバータに遮熱カバーを取付ける際に、相互の取付部の位置ずれが許容できるのは、触媒コンバータの軸方向のずれであり、サイジング工法により生じる径方向のずれには対応することができないという問題がある。
【0009】
また、触媒コンバータの取付フランジ部に対する、遮熱カバーの当接フランジ部の取付部、全てにおいて上記のようにカシメ方法で固定した場合、経年的にカシメにゆるみが生じる虞がある。
【0010】
そこで、本発明は、上記問題点を解決した遮熱カバーの取付構造を提供すことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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