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公開番号2024058787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166098
出願日2022-10-17
発明の名称表示装置
出願人シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類G02F 1/1345 20060101AFI20240422BHJP(光学)
要約【課題】導電部材の接続信頼性を向上させる。
【解決手段】表示装置は、表示パネルと、フレキシブル基板12と、導電部材13と、を備え、表示パネルは、第1主面を有する第1基板と、第1主面と対向する第2主面と、第3主面と、第1端部と、を有する第2基板21と、第1端部の第2主面にある第1端子と、第3主面にある第1導電膜22と、を有し、フレキシブル基板は、第2主面と対向する第4主面と、第2端部30Aと、を有する第3基板30と、第2端部の第4主面にある第2端子と、第4主面にある第3端子36と、を有し、第4主面上に第2導電膜及び絶縁膜が積層され、第3端子は、基板のうちの第2端部に対して隣接する位置に配され、絶縁膜31は、第2端子と第3端子とに跨がる第1開口部を有し、導電部材は、第1導電膜に接続される第1導電部13Aと、第1開口部を通して第3端子に接続される第2導電部13Bと、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
表示パネルと、
前記表示パネルに取り付けられるフレキシブル基板と、
前記表示パネルと前記フレキシブル基板とに跨がって設けられる導電部材と、を備え、
前記表示パネルは、
第1主面を有する第1基板と、
前記第1基板の前記第1主面と対向する第2主面と、前記第2主面とは反対側にある第3主面と、前記第1基板の端面から突き出して配される第1端部と、を有する第2基板と、
前記第2基板の前記第1端部において前記第2主面に設けられる第1端子と、
前記第2基板の前記第3主面に設けられる第1導電膜と、を有し、
前記フレキシブル基板は、
前記第2基板の前記第2主面と対向する第4主面と、前記第2基板の前記第1端部に取り付けられる第2端部と、を有する第3基板と、
前記第3基板の前記第2端部において前記第4主面に設けられ、前記第1端子に接続される第2端子と、
前記第3基板の前記第4主面に設けられ、グランド接続される第3端子と、を有し、
前記第3基板には、前記第4主面上に積層される第2導電膜と、前記第2導電膜上に積層される絶縁膜と、が設けられ、
前記第2端子は、前記第2導電膜の一部からなり、
前記第3端子は、前記第2導電膜のうちの前記第2端子とは別の部分からなり、前記第3基板のうちの前記第2端部に対して隣接する位置に配され、
前記絶縁膜は、前記第2端子と前記第3端子とに跨がる第1開口部を有し、
前記導電部材は、前記第2基板の前記第1端部のうちの前記第3主面側に設けられて前記第1導電膜に接続される第1導電部と、前記第3基板のうちの前記第4主面側に設けられて前記第1開口部を通して前記第3端子に接続される第2導電部と、を有する表示装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記第2基板の前記第1端部において前記第2主面に設けられる第4端子と、
前記第3基板の前記第2端部において前記第4主面に設けられて前記第4端子に接続される第5端子と、を備え、
前記第5端子は、前記第2導電膜のうちの前記第2端子及び前記第3端子とは別の部分からなり、前記第3端子に対して隣接する位置に配されて前記第3端子に連なり、
前記絶縁膜には、前記第1開口部が前記第5端子にまで形成される請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1端子と前記第2端子との間に介在して前記第1端子と前記第2端子とを接続し、前記第4端子と前記第5端子との間に介在して前記第4端子と前記第5端子とを接続する異方性導電材と、
前記第3基板の前記第4主面に設けられる第6端子と、を備え、
前記第6端子は、前記第2導電膜のうちの前記第2端子、前記第3端子及び前記第5端子とは別の部分からなり、前記第3端子に対して前記第5端子とは反対側に隣接する位置に配されて前記第3端子に連なり、
前記絶縁膜には、前記第1開口部が前記第6端子にまで形成され、
前記第2導電部は、前記第1開口部を通して前記第6端子に接続される請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1端子及び前記第2端子は、前記第1端部及び前記第2端部に沿う第1方向に沿って複数ずつ間隔を空けて配されており、
前記第6端子は、複数の前記第2端子のうちの前記第3端子に最も近い前記第2端子に対して前記第1方向について間隔を空けて配されており、
前記第3基板のうち、前記第1方向について前記第6端子と複数の前記第2端子のうちの前記第3端子に最も近い前記第2端子との間となる位置には、第2開口部が設けられている請求項3記載の表示装置。
【請求項5】
前記第3基板の前記第4主面に設けられて前記第2端子に接続される第1配線と、
前記第3基板の前記第4主面に設けられるアライメントマークと、を備え、
前記アライメントマークは、複数の前記第2端子のうち、前記第6端子に最も近い前記第1配線に接続される前記第2端子から前記第1方向に沿って前記第6端子側に向けて延出する請求項4記載の表示装置。
【請求項6】
前記第3基板の前記第4主面に設けられて前記第2端子に接続される第1配線と、
前記第3基板の前記第4主面に設けられて前記第6端子に接続される第2配線と、を備え、
前記第1端子及び前記第2端子は、前記第1端部及び前記第2端部に沿う第1方向に沿って複数ずつ間隔を空けて配されており、
前記第1配線は、前記第2導電膜のうちの前記第2端子、前記第3端子、前記第5端子及び前記第6端子とは別の部分からなり、前記第1方向に沿って複数が間隔を空けて配されており、
前記第2配線は、前記第2導電膜のうちの前記第2端子、前記第3端子、前記第5端子、前記第6端子及び前記第1配線とは別の部分からなり、複数の前記第1配線のうちの前記第6端子に最も近い前記第1配線に接続される請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1端子及び前記第2端子は、前記第1端部及び前記第2端部に沿う第1方向に沿って複数ずつ間隔を空けて配されており、
複数の前記第2端子のうちの前記第3端子に最も近い前記第2端子は、グランド接続されるグランド端子、または電位供給源とは非接続のダミー端子とされる請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第1端子及び前記第2端子は、前記第1端部及び前記第2端部に沿う第1方向に沿って複数ずつ間隔を空けて配されており、
複数の前記第2端子のうちの前記第3端子に最も近い前記第2端子は、隣り合う前記第2端子との間に空けられる第1間隔に比べて、前記第3端子との間に空けられる第2間隔の方が大きい請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1開口部を通して少なくとも前記第2端子を覆い、絶縁材料からなる第1被覆部を備える請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1開口部を通して少なくとも前記第2導電部を覆う第2被覆部を備える請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示装置の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、表示装置の一種として電気光学装置が開示されている。特許文献1に記載の電気光学装置では、素子基板の第2面に重ねて配置された絶縁部材(下側偏光板、散乱板、プリズムシート、プリズムシート、散乱板、導光板)の帯電を防止するにあたって、素子基板の第2面(絶縁基板の裏面側)の全面あるいは略全面に帯電防止用の裏面側導電膜を形成し、かかる裏面側導電膜を、絶縁基板の3辺に沿って裏面側導電膜に貼付された導電テープを介してグランド電位(定電位)に保持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5317567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載の電気光学装置においては、裏面側導電膜に導電テープを貼り付けることで、裏面側導電膜をグランド電位に保持している。しかしながら、裏面側導電膜に対する導電テープの接続信頼性がそれほど高くないため、裏面側導電膜に対する導電テープの貼付面積を大きく確保する必要がある。そうすると、導電テープの配置スペースが広くなるため、電気光学装置の額縁幅が広くなるという問題が生じる。また、導電テープは、フレキシブル基板のグランドパターンに接着されているが、グランドパターンに対する導電テープの接続信頼性もそれほど高くない。このため、グランドパターンに対する導電テープの貼付面積を大きく確保する必要がある。結果として、フレキシブル基板が大型化するという問題が生じる。
【0005】
本明細書に記載の技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、導電部材の接続信頼性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本明細書に記載の技術に関わる表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルに取り付けられるフレキシブル基板と、前記表示パネルと前記フレキシブル基板とに跨がって設けられる導電部材と、を備え、前記表示パネルは、第1主面を有する第1基板と、前記第1基板の前記第1主面と対向する第2主面と、前記第2主面とは反対側にある第3主面と、前記第1基板の端面から突き出して配される第1端部と、を有する第2基板と、前記第2基板の前記第1端部において前記第2主面に設けられる第1端子と、前記第2基板の前記第3主面に設けられる第1導電膜と、を有し、前記フレキシブル基板は、前記第2基板の前記第2主面と対向する第4主面と、前記第2基板の前記第1端部に取り付けられる第2端部と、を有する第3基板と、前記第3基板の前記第2端部において前記第4主面に設けられ、前記第1端子に接続される第2端子と、前記第3基板の前記第4主面に設けられ、グランド接続される第3端子と、を有し、前記第3基板には、前記第4主面上に積層される第2導電膜と、前記第2導電膜上に積層される絶縁膜と、が設けられ、前記第2端子は、前記第2導電膜の一部からなり、前記第3端子は、前記第2導電膜のうちの前記第2端子とは別の部分からなり、前記第3基板のうちの前記第2端部に対して隣接する位置に配され、前記絶縁膜は、前記第2端子と前記第3端子とに跨がる第1開口部を有し、前記導電部材は、前記第2基板の前記第1端部のうちの前記第3主面側に設けられて前記第1導電膜に接続される第1導電部と、前記第3基板のうちの前記第4主面側に設けられて前記第1開口部を通して前記第3端子に接続される第2導電部と、を有する。
【0007】
(2)また、上記表示装置は、上記(1)に加え、前記第2基板の前記第1端部において前記第2主面に設けられる第4端子と、前記第3基板の前記第2端部において前記第4主面に設けられて前記第4端子に接続される第5端子と、を備え、前記第5端子は、前記第2導電膜のうちの前記第2端子及び前記第3端子とは別の部分からなり、前記第3端子に対して隣接する位置に配されて前記第3端子に連なり、前記絶縁膜には、前記第1開口部が前記第5端子にまで形成されてもよい。
【0008】
(3)また、上記表示装置は、上記(2)に加え、前記第1端子と前記第2端子との間に介在して前記第1端子と前記第2端子とを接続し、前記第4端子と前記第5端子との間に介在して前記第4端子と前記第5端子とを接続する異方性導電材と、前記第3基板の前記第4主面に設けられる第6端子と、を備え、前記第6端子は、前記第2導電膜のうちの前記第2端子、前記第3端子及び前記第5端子とは別の部分からなり、前記第3端子に対して前記第5端子とは反対側に隣接する位置に配されて前記第3端子に連なり、前記絶縁膜には、前記第1開口部が前記第6端子にまで形成され、前記第2導電部は、前記第1開口部を通して前記第6端子に接続されてもよい。
【0009】
(4)また、上記表示装置は、上記(3)に加え、前記第1端子及び前記第2端子は、前記第1端部及び前記第2端部に沿う第1方向に沿って複数ずつ間隔を空けて配されており、前記第6端子は、複数の前記第2端子のうちの前記第3端子に最も近い前記第2端子に対して前記第1方向について間隔を空けて配されており、前記第3基板のうち、前記第1方向について前記第6端子と複数の前記第2端子のうちの前記第3端子に最も近い前記第2端子との間となる位置には、第2開口部が設けられてもよい。
【0010】
(5)また、上記表示装置は、上記(4)に加え、前記第3基板の前記第4主面に設けられて前記第2端子に接続される第1配線と、前記第3基板の前記第4主面に設けられるアライメントマークと、を備え、前記アライメントマークは、複数の前記第2端子のうち、前記第6端子に最も近い前記第1配線に接続される前記第2端子から前記第1方向に沿って前記第6端子側に向けて延出する。
(【0011】以降は省略されています)

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