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公開番号2024051655
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022157938
出願日2022-09-30
発明の名称水洗式便器
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E03D 11/08 20060101AFI20240404BHJP(上水;下水)
要約【課題】便器本体の後部に形成された空間の下面に水を留まりにくくできる水洗式便器を提供する。
【解決手段】便鉢部21と、前記便鉢部21の後方に空間40を形成する壁部23と、を有する便器本体20を備え、前記空間40は、前記便器本体20の左右方向に広がっており、前記空間40の下面を形成する下壁部31は、後端部において前記左右方向の外側に向けて下がる傾斜部37を有している。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
便鉢部と、前記便鉢部の後方に空間を形成する壁部と、を有する便器本体を備え、
前記空間は、前記便器本体の左右方向に広がっており、
前記空間の下面を形成する下壁部は、後端部において前記左右方向の外側に向けて下がる傾斜部を有している、水洗式便器。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記傾斜部は、前記左右方向の中央部から前記左右方向の外側に向かって下がる傾斜をなしている、請求項1に記載の水洗式便器。
【請求項3】
前記空間と連続し、前記便鉢部に向けて洗浄水を吐水する吐水口は、前記便鉢部の後面の左右両側のうち少なくとも一方の側に形成されている、請求項1に記載の水洗式便器。
【請求項4】
前記空間の上方に取り付けられる機能部を備え、
前記機能部の下面は、前記空間に水を排出する排水口を有し、
前記下壁部は、前記排水口の下方に位置する突起部を有している、請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の水洗式便器。
【請求項5】
前記傾斜部は、少なくとも前記突起部より前記便器本体の左右方向中心側に設けられている、請求項4に記載の水洗式便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水洗式便器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水洗式便器における便器本体の後部には、空間が形成されている。例えば下記特許文献1に記載された水洗式便器において、便鉢部を洗浄する洗浄水は、便器本体の後部に形成された空間を通って便鉢部に流入する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-112005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような水洗式便器において、便器本体の後部に形成された空間の下面に水を留まりにくくしたい、という要望があった。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、便器本体の後部に形成された空間の下面に水を留まりにくくできる水洗式便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の水洗式便器は、便鉢部と、前記便鉢部の後方に空間を形成する壁部と、を有する便器本体を備え、前記空間は、前記便器本体の左右方向に広がっており、前記空間の下面を形成する下壁部は、後端部において前記左右方向の外側に向けて下がる傾斜部を有しているものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
水洗式便器を示す斜視図
機能部を取り外した状態の水洗式便器を示す平面図
機能部を取り外した状態の水洗式便器を示す断面図であって、図2のA-A位置における断面に相当する断面図
機能部を取り外した状態の水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図2のB-B位置における断面に相当する断面図
機能部を取り外した状態の水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図2のC-C位置における断面に相当する断面図
機能部を示す一部拡大底面図
機能部を取り外した状態の水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図2のD-D位置における断面に相当する断面図
水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図2のE-E位置における断面に相当する断面図
水洗式便器を示す一部拡大断面図であって、図2のF-F位置における断面に相当する断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
水洗式便器10は、図1に示すように、便器本体20及び機能部83を備えている。機能部83は、便器本体20の上方に取り付けられている。水洗式便器10は、トイレルームの床面に設置される。便器本体20は、図2及び図3に示すように、便鉢部21、トラップ部22及び壁部23を有している。壁部23は、便鉢部21の後方に空間40を形成している。便鉢部21、トラップ部22及び壁部23は、陶器製である。
【0009】
以下、各構成部材において、便鉢部21が設けられている側を前側、機能部83が取り付けられている側を後側、トイレルームの床面に設置した状態における床面側を下側、その反対側を上側、水洗式便器10を前側から見て右側を右側、左側を左側とする。各図において、X軸の正方向側は右側、X軸の負方向側は左側、Y軸の正方向側は上側、Y軸の負方向側は下側、Z軸の正方向側は前側、Z軸の負方向側は後側を示す。Y軸は、鉛直方向に延びている。
【0010】
便鉢部21は、図3に示すように、上方に開口している。便鉢部21は、便器本体20の前部に設けられている。便鉢部21は、立面部24、鉢面部25及び溜水部26を備えている。立面部24及び鉢面部25は、環状に連続している。立面部24は、便鉢部21の上端部に設けられている。立面部24は、鉛直に近い角度で立っている。鉢面部25は、立面部24の下側に繋がっている。鉢面部25は、溜水部26に向けて下り勾配で傾斜している。溜水部26は、鉢面部25の下側に繋がっている。溜水部26の底部の後方領域には、トラップ部22の入口が形成されている。トラップ部22は、便鉢部21の下流側に形成されている。トラップ部22は、便鉢部21から汚物を排出するための排水路を構成する。
(【0011】以降は省略されています)

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