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公開番号2024044746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022150480
出願日2022-09-21
発明の名称電気接続箱ユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】スタッドボルトへの端子付き電線の誤組み付けを防止する電気接続箱ユニットを提供すること。
【解決手段】電気接続箱ユニット100は、複数のスタッドボルトSを有する電気接続箱1と、端子51及び電線52を有し、複数のスタッドボルトSのうち対応するスタッドボルトSにそれぞれ締結される複数の端子付き電線50a,50b,50cと、複数の端子付き電線50のうち少なくとも一の端子付き電線50b,50cが組み付けられるインナカバー60と、を備えている。そして、電気接続箱1は、インナカバー60に組み付けられた少なくとも一の端子付き電線50b,50cが、対応するスタッドボルトSに締結される正規位置とは異なる位置に配置されると、インナカバーの少なくとも一部に干渉する干渉部16を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
複数のスタッドボルトを有する電気接続箱と、
端子及び電線を有し、前記複数のスタッドボルトのうち対応する前記スタッドボルトにそれぞれ締結される複数の端子付き電線と、
前記複数の端子付き電線のうち少なくとも一の前記端子付き電線が組み付けられるカバーと、
を備えた電気接続箱ユニットであって、
前記電気接続箱は、
前記カバーに組み付けられた前記端子付き電線が、対応する前記スタッドボルトに締結される正規位置とは異なる位置に配置されると、前記カバーの少なくとも一部に干渉する干渉部を有する、
電気接続箱ユニット。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱ユニットにおいて、
前記干渉部は、
前記カバーに組み付けられた前記端子付き電線とは異なる他の前記端子付き電線の前記電線を保持する電線保持部である、
電気接続箱ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱ユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両に搭載され、ヒューズ、リレー、及び電子制御ユニット等の種々の電子部品を収容空間の内部に収容する電気接続箱が提案されている。従来の電気接続箱の一つは、例えば、内部に収容された電子部品と電気的に接続される複数のスタッドボルトを有しており、この複数のスタッドボルトに外部機器と接続された対応する端子付き電線がそれぞれ締結されることで、外部機器と電子部品とが電気的に接続されるように構成されている(例えば、特許文献1を参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-44141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一のスタッドボルトに対して対応しない端子付き電線が締結される場合、電気接続箱(ヒューズボックスやリレーボックス等)の本来の機能を果たさないおそれがある。また、複数のスタッドボルトのうち使用されないスタッドボルトがある場合、使用されないスタッドボルトに端子付き電線が締結されたとしても電気接続箱(ヒューズボックスやリレーボックス等)の本来の機能を果たさないおそれがある。このため、電気接続箱(電気接続箱ユニット)は、上述したように端子付き電線が対応するスタッドボルトとは異なるスタッドボルトに締結されないように構成されることが好ましい。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、スタッドボルトへの端子付き電線の誤組み付けを防止する電気接続箱ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱ユニットは、下記を特徴としている。
【0007】
複数のスタッドボルトを有する電気接続箱と、
端子及び電線を有し、前記複数のスタッドボルトのうち対応する前記スタッドボルトにそれぞれ締結される複数の端子付き電線と、
前記複数の端子付き電線のうち少なくとも一の前記端子付き電線が組み付けられるカバーと、
を備えた電気接続箱ユニットであって、
前記電気接続箱は、
前記カバーに組み付けられた前記少なくとも一の前記端子付き電線が、対応する前記スタッドボルトに締結される正規位置とは異なる位置に配置されると、前記カバーの少なくとも一部に干渉する干渉部を有する、
電気接続箱ユニットであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る電気接続箱ユニットについて以下に述べる。
本構成の電気接続箱ユニットによれば、複数のスタッドボルトのうち対応するスタッドボルトにそれぞれ締結される複数の端子付き電線の中で、少なくとも一の端子付き電線がカバーに組み付けられる。そして、カバーに組み付けられた端子付き電線が正規位置とは異なる位置に配置されることで、カバーの少なくとも一部が電気接続箱の干渉部に干渉するように構成される。これにより、端子付き電線が対応するスタッドボルトとは異なるスタッドボルトに締結されることが抑制される。つまり、本構成の電気接続箱ユニットは、端子付き電線の誤組み付けが防止される。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る電気接続箱ユニットの前方斜視図である。
図2は、図1の要部分解図である。
図3は、図2に示すサイドカバーの後方斜視図である。
図4は、図2に示すインナカバーの前方斜視図である。
図5は、図4の後方斜視図である。
図6は、端子付き電線の誤組み付け防止構造を説明するための第1図である。
図7は、端子付き電線の誤組み付け防止構造を説明するための第2図である。
図8は、インナカバーの第1変形例を示す前方斜視図である。
図9は、インナカバーの第2変形例を示す前方斜視図である。
図10は、インナカバーの第3変形例を示す前方斜視図である。
図11は、図10に示すインナカバーに対応するサイドカバーを示す図であって、サイドカバーの第1変形例を示す前方斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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