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公開番号2024039942
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144705
出願日2022-09-12
発明の名称高架下足場の製造方法及び床材設置治具
出願人三協立山株式会社,川田建設株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E01D 22/00 20060101AFI20240315BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】作業性の良い高架下足場を設置する製造方法及びその製造方法の提供
【解決手段】床材設置治具を新設横梁に取り付ける工程、新設床材前端を床材設置治具に取り付ける工程、新設横梁と新設床材を共に延設方向に送り出す工程、床材設置治具は新設床材前端を下降可能に支持するものであり、新設床材は、既設横梁上を滑るように送り出し出され、その重心位置が既設横梁を超えて延設側に移ると、既設横梁を支点に傾き、新設床材前端が、新設横梁の床材設置位置に載るように床材設置治具が下降する工程を含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
床材設置治具を新設横梁に取り付ける工程、
新設床材前端を床材設置治具に取り付ける工程、
新設横梁と新設床材を共に延設方向に送り出す工程、
床材設置治具は新設床材前端を下降可能に支持するものであり、
新設床材前端を新設横梁の床材設置位置に載せるように床材設置治具を下降させる工程、
を含む高架下足場の製造方法。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
本体部とアーム部と床材取付部を備え、本体部は、横梁取付部を有しており、新設横梁の上フランジ部に取り付けられるものであり、アーム部は、本体部に対してアーム回動軸を介して取り付けられるものであり、床材取付部は、アーム部に対して床材回動軸を介して取り付けられ、床材前端を取付けるものであり、アーム部と床材取付部が下方に移動したときに新設床材の前端が新設横梁の下フランジ部に設置されるようになっている床材設置治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、橋梁及び鉄道や高速道路などの高架の下に取り付ける足場の製造方法及び床材設置治具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
橋梁及び鉄道や高速道路などの高架(以下、これらを併せて「高架」という。)を点検したり補修したりする作業のために、高架下に一時的な仮設足場が取り付けられることがある。
【0003】
また、高架下足場は、経年劣化した高架を覆うことができ、高架から万が一コンクリート片が落下しても、下を通る車や歩行者に当たることを防ぐことができ、かつ、点検や補修がいつでもできるように恒久足場として設置する需要も高まってきている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
仮設足場であれ恒久足場であれ、高架下足場は、交通を妨げないように下に車などが通ることのできる空間を空けて高架下を覆うように設置される。
これまでは、高所作業車が使われることがあったが、交通を一時的に遮断する必要があるなど不都合があった。
さらに、高所作業車が入ることができない場所では、地表または水面に浮かべた台船から足場を組んで高架下足場を設置しており、作業性が悪かった。
本発明は、作業性の良い高架下足場を設置する製造方法及びその製造方法に使用する横梁送出装置の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前述の課題を解決するために請求項1記載による高架下足場の製造方法は、
床材設置治具を新設横梁に取り付ける工程、
新設床材前端を床材設置治具に取り付ける工程、
新設横梁と新設床材を共に延設方向に送り出す工程、
床材設置治具は新設床材前端を下降可能に支持するものであり、
新設床材前端を新設横梁の床材設置位置に載せるように床材設置治具を下降させる工程、
を含む。
【0006】
また、前述の課題を解決するために請求項2記載による床材設置治具は、本体部とアーム部と床材取付部を備え、本体部は、横梁取付部を有しており、新設横梁の上フランジ部に取り付けられるものであり、アーム部は、本体部に対してアーム回動軸を介して取り付けられるものであり、床材取付部は、アーム部に対して床材回動軸を介して取り付けられ、床材前端を取付けるものであり、アーム部と床材取付部が下方に移動したときに新設床材の前端が新設横梁の下フランジ部に設置されるようになっている。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、高架下足場を簡単に設置でき作業性の向上が図れるようになった。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る実施形態の足場の概略図であり、図1(A)は、高架の断面図、図1(B)は高架の側面図
新設横梁に取り付けられた状態の床材設置治具Aを示しており、図2(a)は、新設横梁75aに取り付けられた状態の平面図、図2(b)は、図2(a)の(b)-(b)断面図、図2(c)は、図2(b)の前側の拡大図。
図2(a)の斜視図。
本体部とアーム部の分離状態を示す断面図。
新設横梁と新設床材を延設方向に送出状態図であり、図5(a)は、平面図、図5(b)は、図5(a)の(b)-(b)断面図、図5(c)は、図5(b)の前側の拡大図。
新設床材の新設横梁対する載置状態図であり、図6(a)は、平面図、図6(b)は、図6(a)の(b)-(b)断面図、図6(c)は、図6(b)の前側の拡大図。を
図6(a)の斜視図。
横梁送出装置の構成図であり、図8(a)は、側面図、図8(b)は斜視図、図8(c)は前面図。
図8の横梁送出装置を用いた足場の製造方法の工程図であり、図8(A)は、横梁送出フレームを延設方向に押して足場を製造する工程を示し、図8(B)は、新設床材を延設方向に押し足場を製造する工程を示す。
図9の足場の製造方法の工程図に対応する側面図である。
変形例の横梁送出装置を用いた足場の製造方法の工程図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の高架下足場の製造方法及び床材設置治具を説明する。
以下の説明では、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
【0010】
図1は、足場7の概略図を示しており、図1(A)は高架の断面図であり、図1(B)は高架の側面図である。
路面52の下には、路面52を支える鈑桁(高架主部材)51などの構造材が設けられている。
最初の足場7は、従来の技術のとおり、地上から地上足場(図示せず)を組み上げて高架5の下に設置される。
足場7は、横梁(図示ではH形鋼)75、支持材77と床材74で構成され、必要に応じてルーバー76が設けられる。
横梁75は、延設方向に間隔を置いて設置される。
横梁75は、鈑桁(高架主部材)51や箱桁(図示せず)などの強固な構造材に支持材77を介して固定され、足場7を支える。
床は、隣接する横梁75の間に取り付けられる。
床は、後述するように複数の床材74から構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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