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公開番号2024026607
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-28
出願番号2023222906,2020556274
出願日2023-12-28,2019-04-15
発明の名称風向捕捉を備えた観察光学器械及びそれを使用する方法
出願人シェルタード ウィングス インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F41G 3/08 20060101AFI20240220BHJP(武器)
要約【課題】本発明は、風向を迅速に取得する及び/又はユーザが複数の計器を携行する必要性を排除することができる観察光学器械を提供する。
【解決手段】本発明は、観察光学器械に関する。一実施形態では、観察光学器械は、風の方向を捕捉する方向センサを有する。一実施形態では、観察光学器械は、ターゲットまでの距離を決定する測距システムを有する。一実施形態では、観察光学器械は、距離及び風向を使用して弾道軌道を決定することができる弾道プログラムを備えたプロセッサを有する。更に、本発明の開示は、風向を捕捉する方法に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ディスプレイを含む本体と、
ターゲットまでの距離を測定するためのかつ前記本体内に装着された測距システムと、
風の方向及び前記ターゲットの方向を決定するために前記本体内に装着された方向センサと、
前記本体内に装着され、かつ前記ディスプレイ上に示すための情報を制御することができるプロセッサと、
を含むことを特徴とする観察光学器械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
〔関連出願への相互参照〕
この出願は、引用によって本明細書にその全体が組み込まれている2018年4月13日出願の米国仮特許出願第62/657,450号に対する優先権を主張し、かつその非仮特許出願である。
続きを表示(約 2,000 文字)【0002】
本発明の開示は、観察光学器械に関し、より具体的には、風向捕捉機能を備えた一体型方向センサを有する観察光学器械に関する。別の実施形態では、本発明の開示は、風向捕捉機能を備えた一体型方向センサを備えた観察光学器械を利用する方法に関する。
【背景技術】
【0003】
一体型弾道計算器を含むレーザ測距器のような従来の観察光学器械は、ユーザが風向を手動で入力するか又は観察光学器械に接続された外部デバイスを有するかのいずれかを要求する。風向を観察光学器械に手動で入力することは、非常に煩わしく、かつ非常に不正確である。風の速度及び向きは、弾道解を計算するのに非常に重要なファクタである。同じく重要なことは、風向が変わるか又はターゲットが移動する前にこの情報を入力する適時性である。
【0004】
一般的に、風向が観測され及び/又は第1のデバイス上で測定され、次に、観察光学器械に手動で入力される。例えば、750ヤードのシカを撃とうとするハンターを考えてみる。ハンターは、ハンターに対して75°での8mphの風に基づく弾道解を取得し、このデータは、事前に入力されたものである。引金を引く直前に、風が方向を変え、今はハンターに対して130°である。仮にハンターが複数のメニューを通して循環してその後に風情報を更新することによって風向を再び手動入力すべきであった場合に、ハンターが射撃することができないことになる高い可能性がある。
【0005】
風向は、弾丸の軌道を決定するために弾道計算器によって使用される唯一のファクタである。気圧、湿度、及び温度のような追加の環境ファクタも弾丸の軌道に影響を与える。多くの事例では、ユーザは、より完全な弾道軌道を発生させるのに弾道計算器に入力されることが望ましい環境データを捕捉するために複数の計器を携行しなければならない。
【0006】
同じシナリオは、各射手が射撃に対して計時されて迅速な調節を行う必要がある競技射撃にも適用することができる。射撃する前に、射手は、全ての環境ファクタを迅速に入力する。典型的に、風向及び風速は、弾道計算器に直接に入力されない唯一のパラメータである。従って、射手は、それらを迅速に入力してターゲットを撃つように設定しなければならない。射撃する直前に風が方向又は速度を変える場合に、射手は、観察光学器械に搭載された弾道計算器に新しい風データを入力する必要があることになる。
【0007】
以下は、真北を基準にして320°の方向から来る10mphの風速を入力するのに要求される段階の例である:
(1)必要なメニューを表示させるために指定のボタンを事前プログラムされた時間量にわたって長押しする;
(2)指定のボタンを押してユーザに風向を修正させる更に別のメニューまでメニューオプションを通してナビゲートする;
(3)指定のボタンを押して、例えば各時間が360°円の30°セグメントを表す1:00から12:00までの標準的な時計時間値を使用して風向を変更する;
(4)指定のボタンを押して、貴方に風速を修正させるメニューまでナビゲートする;
(5)指定のボタンを押して、例えば表示される値が10mphになるまで指定された増減ボタンを押すことによって10mphの風速を入力する;
(6)メニューを出るために指定のボタンを事前プログラムされた時間量にわたって長押しする;及び
(7)指定のボタンを押して測距する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
William Davis、アメリカのライフル射手、3月、1989年
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記で概説したように、搭載型弾道計算器を備えた観察光学器械は、ユーザが風向及び速度を入力するのに複数のメニューをナビゲートすること及び/又は必要な情報を取得して弾道計算を完了するのに複数の計器を使用することを要求する。すなわち、風向を迅速に取得する及び/又はユーザが複数の計器を携行する必要性を排除することができる双眼鏡又は単眼鏡のような観察光学器械に対する必要性が依然として存在する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一実施形態では、本発明の開示は、観察光学器械を提供する。一実施形態では、観察光学器械は、風がそこから来る方向を決定する方向センサを含む。別の実施形態では、観察光学器械は、ユーザからターゲットまでの距離を決定する測距システムを更に含む。別の実施形態では、観察光学器械は、測距システムと方向センサとに通信するプロセッサを更に含む。
(【0011】以降は省略されています)

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