TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024024627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2023180554,2023090806
出願日2023-10-19,2023-06-01
発明の名称エアロゾル吸引用カートリッジ
出願人Future Technology株式会社
代理人
主分類A24D 1/20 20200101AFI20240215BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】ブレード加熱式、誘導加熱式のいずれの加熱装置でも使用することが可能なエアロゾル吸引用カートリッジを提供する。
【解決手段】誘導加熱装置で使用される、全体として円柱形状であるエアロゾル吸引用カートリッジであって、エアロゾルを発生する充填物よりなる、エアロゾル形成基材11の内部にエアロゾル形成基材の充填物の内部に配置された誘導加熱部材14が配置される。誘導加熱部材14は、充填物の内部に配置された状態で円柱形状の底面の側から視たときに、底面の直径に平行な方向に対して対称な非直線形状をしている、ことを特徴とする、エアロゾル吸引用カートリッジである。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
誘導加熱装置で使用される、全体として円柱形状であるエアロゾル吸引用カートリッジであって、
エアロゾルを発生する充填物よりなる、エアロゾル形成基材と、
前記円柱形状において、その一端に配置され、前記エアロゾルを吸入するためのマウスピースと、
前記エアロゾル形成基材と前記マウスピースを包装する外装部材と、
前記エアロゾル形成基材の充填物の内部に配置された誘導加熱部材と、を備え、
前記誘導加熱部材は、前記充填物の内部に配置された状態で前記円柱形状の底面の側から視たときに、前記底面の直径軸に平行な方向に対して対称な非直線形状をしている、
ことを特徴とする、エアロゾル吸引用カートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレード加熱式または誘導加熱装置に装着して使用されるエアロゾル吸引用カートリッジに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、火炎を用いることなく、タバコの成分を含むタバコカートリッジを加熱して、気化したタバコ成分を吸引する方式のタバコ製品が広く知られている。また、嗜好の多様化から、タバコ成分を含まない植物の芳香や味わいを、タバコ同様に火炎を用いずに楽しむためのカートリッジ製品を使用したエアロゾル吸引用カートリッジも知られ始めている。
【0003】
このようなエアロゾル吸引用カートリッジは、充填物が集積されたエアロゾル形成基材を加熱することで、エアロゾルを発生させる。エアロゾル形成基材の加熱方法として、(1)加熱装置内部に設置された加熱ブレードに、エアロゾル吸引用カートリッジを挿入して、加熱ブレードを電気的に加熱することで充填物を加熱する方式(ブレード加熱式)と(例えば特許文献1参照)、(2)エアロゾル形成基材の内部に予め強磁性体を主成分とした部品である誘導加熱部材を設け、誘導加熱装置で発生させた交番磁界により、誘導加熱部材内部にヒステリシス損及びジュール熱を発生させて加熱(誘導加熱)することで、充填物を加熱する方式(誘導加熱式)が知られている(例えば特許文献2参照)。
【0004】
ここで、ブレード加熱式用のエアロゾル吸引用カートリッジは、誘導加熱式の加熱装置では使用することができず、誘導加熱式のエアロゾル吸引用カートリッジは、ブレード加熱式の加熱装置では使用できないため、使用者はその嗜好に合わせたエアロゾル吸引用カートリッジを必ずしも選択できるとは限らないといった問題があった。
【0005】
また、従来の誘導加熱部材 は、形状が細長い平板状の構造であったため、円柱形状であるエアロゾル形成基材の内部の広い範囲に及ばないので、エアロゾル形成基材の内部の広い範囲を有効に加熱することが困難であった。
【0006】
さらに、平板状の形状の誘導加熱部材が、エアロゾル形成基材の長手方向に沿って配置されている場合、交番磁界と垂直な成分が、平板の厚みにより決定されることになるが、この場合には、渦電流が発生しにくいため、ジュール熱による誘導加熱が有効に行われないという問題があった。
【0007】
一方で、強磁性体からなる誘導加熱部材を単純に大きくした場合、その磁気転移温度(キュリー温度)によっては、過剰加熱となり加熱装置の停止や故障により、加熱が不安定になるといった問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特表2015-519915号公報
特開2021-175399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は上記事情に鑑み、ブレード加熱式、誘導加熱式のいずれの加熱装置でも使用することが可能なエアロゾル吸引用カートリッジを提供することである。
【0010】
また、誘導加熱において、ジュール熱による加熱をより効率的に行うことが可能なエアロゾル吸引用カートリッジを提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
液体組成物
18日前
個人
加熱式喫煙具用取り外し具
20日前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基材
21日前
dotBravo株式会社
シガレット除去装置及びシガレット除去具
1か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基材とその製造方法、設置治具
1か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基材とその製造方法及び製造装置
11日前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジのシール部材及びシール構造
4日前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
6日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
6日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
加熱デバイスおよび加熱システム
1か月前
日本たばこ産業株式会社
加熱式たばこ、加熱式たばこ製品
17日前
イーエム-テック・カンパニー・リミテッド
殺菌機能付きエアロゾル発生装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
端末装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
13日前
日本たばこ産業株式会社
たばこ製品用の香味成分含有溶液の製造方法及び製造装置
19日前
アール・ジエイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー
着脱式カートリッジ付喫煙品
1か月前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
エアロゾル発生物品
17日前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
エアロゾル発生装置及びそのための加熱チャンバ
1か月前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
エアロゾル発生装置及びそのための加熱チャンバ
27日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
ハウジング及びアトマイザー
21日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
エアロゾル生成装置とそのエアロゾル生成製品及びレセプター
27日前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
点灯式ステータスインジケータを備えるエアロゾル発生装置
13日前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
点灯式ステータスインジケータを備えるエアロゾル発生装置
13日前
モドラル・ブランズ・インコーポレイテッド
複数相送達組成物及びそのような組成物を組み込んだ製品
13日前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
加熱被覆を有するエアロゾル発生装置
17日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
加熱モジュール及びエアロゾル発生装置
1か月前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
自己診断を含むエアロゾル発生器具
6日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
加熱アセンブリ及びエアロゾル発生装置
21日前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
エアロゾル発生システム用のヒーター組立品
27日前
アール・エイ・アイ・ストラテジック・ホールディングス・インコーポレイテッド
非加熱、非燃焼式喫煙物品
6日前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
保持機構を有するエアロゾル発生装置
1か月前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
漏れが低減されたエアロゾル発生装置
6日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成制御装置、端末装置、管理装置、電力供給装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
深せん麦克韋爾科技有限公司
霧化アセンブリ、電子霧化装置及び検出方法
19日前
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
喫煙品
6日前
続きを見る