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公開番号2023053855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-13
出願番号2021176953
出願日2021-10-02
発明の名称折り畳み可能帽子
出願人個人
代理人
主分類A42B 1/0184 20210101AFI20230406BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】 折り畳み可能で持ち運びやすい帽子を提供する。
【解決手段】 本体を鍔と額あてベルトの2つのパーツに分け、鍔を額あてベルトの表面の周囲に装着したスナップに、鍔の上部の鍔腰ベルトに装着したスナップで留め合わせることで、鍔を二つ折りにできるようにし、コンパクトに収納できるようにした。
鍔は表面と裏面の2枚の薄い樹脂板を貼り合わせた構造にし、鍔の表面に折り目を設け、鍔の裏面に折り目に沿って持ち出しフラップを設け、鍔を開いても裏面側には折れ曲がらず、上記のように鍔を額あてベルトに留めると、鍔が自然に曲面になるようにしたことを特徴とする折り畳み可能帽子。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体を鍔と額あてベルトの2つのパーツに分け、鍔の上部に鍔腰ベルトを装着し、額あてベルトは弾力性のある芯が入った構造にし、鍔腰ベルトの裏面にスナップを装着し、額あてベルトの表面にスナップを装着し、鍔腰ベルトと額あてベルトをスナップで留め合わせることを特徴とする折り畳み可能帽子。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記鍔が、表面と裏面の2枚の薄い樹脂板を貼り合わせた構造であって、鍔の表面の中央に折り目を設け、鍔の裏面は中央で左右に分け片側に持ち出しフラップを設けたことを特徴とする、請求項1記載の折り畳み可能帽子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鍔を折り畳めるようにした折り畳み可能帽子に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、顔面部位に入射する紫外線を遮断するために頭に着用されるサンバイザーがあった(特許文献1参照)。
また、小さい保管スペースに保管する場合に便利な鍔部折り畳み可能帽子があった(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-222964号広報
実用新案登録第3180943号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために次のような問題点があった。
(イ)鍔部分が大きく収納して持ち運ぶのはがさばり大変だった。
(ロ)コンパクトにするための折り目の角が目立ち見栄えが悪かった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本体を鍔と額あてベルトの2つのパーツに分ける。
鍔の上部に鍔腰ベルトを装着する。
額あてベルトは弾力性のある芯が入った構造にする。
鍔腰ベルトの裏面にスナップを装着する。
額あてベルトの表面にスナップを装着する。
鍔腰ベルトと額あてベルトをスナップで留め合わせる。
鍔は表面と裏面の2枚の薄い樹脂板を貼り合わせた構造にする。
鍔の表面の中央に折り目を設ける。
鍔の裏面は中央で左右に分け片側に持ち出しフラップを設ける。
以上を特徴とする折り畳み可能帽子ある。
【発明の効果】
【0006】
(イ)硬質で大きな鍔がありながら、鍔を平面に折り畳むことができ、収納性が高く、組み立ても容易にすることができた。
(ロ)鍔を曲面にすることができたので、見栄えが悪い点も解決できた。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の斜視図である。
本発明の正面図である。
(a)、(b)は、本発明をパーツに分けた説明図である。
(a)、(b)は、本発明の鍔の表裏の平面図である。
(a)、(b)は、本発明の持ち出しフラップ部分の断面図である。
本発明の組立て方の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(イ)図3のように本体を鍔(1)と額あてベルト(5)の2つのパーツに分ける。
(ロ)鍔(1)の上部に鍔腰ベルト(4)を装着する。
(ハ)額あてベルト(5)は弾力性のある芯が入った構造にする。
(ニ)鍔腰ベルト(4)の裏面にスナップ(6)を装着する。
(ホ)額あてベルト(5)の表面にスナップ(6)を装着する。
(ヘ)鍔腰ベルト(4)と額あてベルト(5)をスナップ(6)で留め合わせる。
(ト)鍔(1)は表面と裏面の2枚の薄い樹脂板を貼り合わせた構造にする。
(チ)図4(a)のように鍔(1)の表面の中央に折り目(2)を設ける。
(リ)図4(b)のように鍔(1)の裏面は中央で左右に分け片側に持ち出しフラップ(3)を設ける。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、鍔(1)を折り目(2)で開き、図6のように鍔腰ベルト(4)と額あてベルト(5)をスナップ(6)で留め合わせる。
このとき図5のように鍔(1)は折り目(2)の裏側に持ち出しフラップ(3)があることで裏面側には折れ曲らず、額あてベルト(5)の周囲にスナップ(6)で留め合わせるとで自然に反り返り曲面になる。
本発明を収納するときは、鍔腰ベルト(4)と額あてベルト(5)のスナップ(6)を外し、鍔(1)は表面を内側にして折り畳んで平らにし、額あてベルト(5)と重ねると狭いスペースに収納することができる。
また、額あてベルト(5)の後部に平ゴム(7)と留め具(8)を装着し、サイズ調整ができ、ずれ落ちにくい構造にする。
また、鍔腰ベルト(4)と額あてベルト(5)の留め合わせ方法はスナップ(6)の代わりに、ボタン、面ファスナー、ファスナー、ホック、紐、クリップ、ピン、磁石で代用してもよい。
また、額あてベルト(5)は芯がある方が被りやすいが、額あてベルト(5)を芯のない構造にしても頭に被れば鍔(1)は曲面になるので、芯のない柔らかな額あてベルト(5)にすれば合体した状態でも折り畳んでの収納が可能であり、その場合は鍔腰ベルト(4)と額あてベルト(5)を直接縫い合わせても、または貼り合わせてもよい。
また、鍔(1)の裏面の形状は、鍔(1)全体の大きさでなく、持ち出しフラップ(3)部分のみの細長い形状でもよい。
【符号の説明】
【0009】
1 鍔
2 折り目
3 持ち出しフラップ
4 鍔腰ベルト
5 額あてベルト
6 スナップ
7 平ゴム
8 留め具

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