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公開番号2025137143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036178
出願日2024-03-08
発明の名称燃料供給ユニット、及びエンジンシステム
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類F02M 21/04 20060101AFI20250911BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】エンジンの燃料の供給口の設置個所を容易に変更可能にする。
【解決手段】燃料供給ユニット5は、可燃性の流体を空気と混ぜるミキサ63に該流体を供給する。燃料供給ユニット5は、切換弁521と、レギュレータ531と、接続管55と、を備える。切換弁521は、流体の流通及び遮断を切り替える。レギュレータ531は、切換弁521よりも下流側に配置されて流体の圧力を調整する。接続管55は、切換弁521から第1方向D1に流れる流体をレギュレータ531に向けて第1方向D1と交差する第2方向D2に流す。接続管55は、切換弁521及びレギュレータ531間において第2方向D2に対して第1方向D1を変更可能に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
可燃性の流体を空気と混ぜるミキサに該流体を供給する燃料供給ユニットであって、
前記流体の流通及び遮断を切り替える切換弁と、
前記切換弁よりも下流側に配置されて前記流体の圧力を調整するレギュレータと、
前記切換弁から第1方向に流れる前記流体を前記レギュレータに向けて前記第1方向と交差する第2方向に流すとともに、前記切換弁及び前記レギュレータ間において前記第2方向に対して前記第1方向を変更可能に配置される接続管と、
を備える、燃料供給ユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記接続管は、所定の角度で曲がる屈曲管である、請求項1に記載の燃料供給ユニット。
【請求項3】
前記接続管は、可撓管である、請求項1に記載の燃料供給ユニット。
【請求項4】
前記接続管には、該接続管の内部との連通及び遮断の切り替えが可能なポートが配置される、請求項1に記載の燃料供給ユニット。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の燃料供給ユニットと、
前記ミキサから供給される前記流体及び空気の混合流体を燃料として稼働するエンジンと、
前記エンジンにより駆動される発電機と、
を備える、エンジンシステム。
【請求項6】
前記燃料供給ユニットの前記レギュレータは、前記第2方向に平行な前後方向に延びる前記発電機の回転軸の直上に配置される、請求項5に記載のエンジンシステム。
【請求項7】
前記燃料供給ユニットの一部を支持する架台をさらに備え、
前記架台は、前記第2方向に平行な前後方向と前記第2方向に垂直な左右方向とに広がる天板を有し、
前記天板上において、前記レギュレータは、前記天板の左右方向の中央部に配置される、請求項5に記載のエンジンシステム。
【請求項8】
前記混合流体を前記エンジンに供給する混合ユニットをさらに備え、
前記混合ユニットは、
空気を吸引する吸気部と、
前記燃料供給ユニットから供給される可燃性の前記流体を前記吸気部から供給される空気に混ぜる前記ミキサと、
を有し、
前記吸気部及び前記ミキサの少なくとも一部は、前記天板上に配置される、請求項5に記載のエンジンシステム。
【請求項9】
前記混合流体を前記エンジンに供給する混合ユニットをさらに備え、
前記混合ユニットは、
空気を吸引する吸気部と、
前記燃料供給ユニットから供給される可燃性の前記流体を前記吸気部から供給される空気に混ぜる前記ミキサと、
上下方向に延びて前記ミキサと前記エンジンの過給機とを接続する中継部と、
を有し、
前記中継部の上部及び下部の一方には、前記ミキサが接続され、
前記中継部の上部及び下部の他方には、前記過給機が接続される、請求項5に記載のエンジンシステム。
【請求項10】
前記中継部の内面は、前記ミキサから前記混合流体が流入する第3方向と上下方向とに垂直な方向から見て前記中継部の外側に突出する第1曲面を含み、
前記第1曲面は、前記ミキサと前記第3方向に対向する、請求項9に記載のエンジンシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料供給ユニット、及びエンジンシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、燃料の燃焼により稼働するエンジンにより発電機を駆動するエンジンシステムが知られている。たとえば、特許文献1のエンジン作業機は、エンジン、該エンジンにより駆動される発電機、及び、エンジンの燃料タンクをケーシング内部に収納する。燃料タンクの給油口は、ケーシングの側壁に設けられる。エンジン作業機の設置に制約のある現場では、該側壁は、建物などの壁面に近接に対向して配置されることがある。
【0003】
ところで、発電機を駆動するエンジンシステムは、非常用防災発電システムとして設置されることがある。非常用防災発電システムは、長時間(たとえば72時間以上)に渡って継続的に発電する必要があるために大規模であり、そのために通常は固設される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-122026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のようにエンジンシステムの設置に制約がある現場では、燃料の供給口を燃料の供給源の近くに配置できない場合がある。たとえば、燃料の供給口が設置される側の側面とは反対側に、燃料の供給源が配置される場合がある。この場合、供給源から供給口まで大規模な配管を設置する必要がある。
【0006】
或いは、エンジンシステムが設置される現場に応じて供給口の設置個所を変更する必要がある。この場合、エンジンシステムの大幅な設計変更、或いは、供給口の設置個所の変更に応じた配管システムが必要となる。以上の理由により、従来、供給口の設置個所の変更が困難であった。
【0007】
本発明は、上記の状況を鑑みて、エンジンの燃料の供給口の設置個所を容易に変更可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明の一の態様による燃料供給ユニットは、可燃性の流体を空気と混ぜるミキサに該流体を供給する。前記燃料供給ユニットは、切換弁と、レギュレータと、接続管と、を備える。前記切換弁は、前記流体の流通及び遮断を切り替える。前記レギュレータは、前記切換弁よりも下流側に配置されて前記流体の圧力を調整する。前記接続管は、前記切換弁及び前記レギュレータ間に配置されて前記切換弁から第1方向に流れる前記流体を前記レギュレータに向けて前記第1方向と交差する第2方向に流す。
【0009】
また、上記目的を達成するために本発明の一の態様によるエンジンシステムは、上記の燃料供給ユニットと、エンジンと、発電機と、を備える。前記エンジンは、前記ミキサから供給される前記流体及び空気の混合流体を燃料として稼働する。前記発電機は、前記エンジンにより駆動される。
【0010】
本発明の更なる特徴や利点は、以下に示す実施形態によって一層明らかにされる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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