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公開番号
2025136561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035224
出願日
2024-03-07
発明の名称
走行案内システム、走行案内プログラム
出願人
株式会社豊田中央研究所
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G01C
21/26 20060101AFI20250911BHJP(測定;試験)
要約
【課題】運転者に応じた最適な情報量を、走行中の最適なタイミングで提示することで、山道等の見通しの悪い地域や、夜間の運転時の、安心かつ安全度合いを向上する。
【解決手段】車両12の現在の速度で、ドライバが記憶できる時間tを基礎情報として、通過できる距離Lと、当該距離Lの範囲に存在するコーナー数Nを算出し、当該コーナーを、最初のコーナーの手間で、一度に情報提示する構成とした。これにより、ドライバが記憶できる情報量を、最適なタイミングで情報提示するので、コーナーとコーナーとの間隔が短い走行路等、複雑な走行路や、視界が悪い環境下の走行路での、走行時の安心感及び安全度合いを向上することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の走行中に、走行路に沿った道路状況を案内する走行案内システムであって、
現在の車速で、予め設定された時間で通過できる距離と走行路上で通過するコーナー数とを算出し、コーナー地点を事前に案内する走行路情報を出力する走行案内システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記予め設定された時間が、
人の記憶能力に関する検証結果に基づき設定される、人が情報を記憶することができる時間である、請求項1記載の走行案内システム。
【請求項3】
車両が走行しようとする走行路の地図データから、コーナー地点を抽出する抽出部と、
前記車両の走行データと、予め設定された時間と、に基づいて、前記時間の間で移動する距離情報、及び、前記時間の間に通過可能な前記走行路のコーナー地点数情報を算出する算出部と、
前記算出部で算出した距離情報と、前記コーナー地点数情報とから、複数のコーナー地点を含む走行案内用の走行路情報を生成する生成部と、
前記走行路情報に含まれる複数の前記コーナー地点の内の、最初の前記コーナー地点よりも前で、前記生成部で生成した前記走行路情報を、ドライバへ出力する出力部と、
を有する走行案内システム。
【請求項4】
前記予め設定された時間が、
人の記憶能力に関する検証結果に基づき設定される、人が情報を記憶することができる時間である、請求項3記載の走行案内システム。
【請求項5】
前記予め設定した時間に人が記憶できる情報量以上の情報量の走行路情報を提示した場合は、走行中に、前記走行路情報の一部をリピート提示する、請求項3記載の走行案内システム。
【請求項6】
前記走行路情報は、最初の前記コーナー地点から、車速に依存して設定される所定時間前に提示され、
前記走行路情報を提示した時期から、前記予め設定した時間が経過した後の未通過のコーナー地点が存在する場合は、当該未通過のコーナー地点をリピート提示する、請求項3記載の走行案内システム。
【請求項7】
前記出力部が、聴覚を通じた報知形態、視覚を通じた報知形態、皮膚感覚を用いた報知形態、ウェアラブルデバイスを用いた報知形態、ヘルメットを用いた報知形態、体内埋込チップを用いた報知形態、及び車両の座面を用いた報知形態の何れか又は複数の報知形態を含む、請求項3記載の走行案内システム。
【請求項8】
コンピュータに、
請求項3~請求項7の何れか1項記載の前記走行案内システムの抽出部、算出部、生成部、及び出力部、として動作させる、
走行案内プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の走行中に、走行路に沿った道路状況を案内する走行案内システム、走行案内プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両に搭載され、GPS(Global Positioning System)と呼ばれる位置測定装置や各種センサを使用して、前記車両の運転者に対して、車両の現在位置を表示したり、目的地までの経路を探索して表示したりする案内システム(ナビゲーション装置)が知られている。
【0003】
また、ナビゲーション装置が搭載された車両がコーナーのように安全に関する状況が判断しにくい箇所に差し掛かった場合に、車両の前方に位置するコーナーについて、警告音を出力したり、表示部の地図画面における道路の表示色を変更したり、警告を示すマークを表示したりすることによって、運転者に注意を促す技術が提案されている。
【0004】
特許文献1には、道路の状況に応じた適切な車速及びステアリングの操舵(だ)角を判断するための情報を運転者に対して適切に提供するようにして、多様な事項についての判断処理を行う必要がある場所を走行する場合であっても、運転者の負担を低減することができ、車両の安全な走行に寄与することが記載されている。
【0005】
このため、特許文献1では、地図データを格納する記憶手段と、情報を表示する表示部と、車速を検出する車速センサと、前記地図データと車速とに基づいて、進行方向前方の道路区間の表示形状を決定し、該道路区間の表示形状を前記表示部に表示させる制御部とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-47198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、山道等の見通しの悪い地域や、霧や雨、雪など悪天候、夜間の運転時、安心かつ安全に走行するために、道路の形状、すなわち、交差点等の状況やカーブの情報を提示することは有用であるが、特許文献1を含む従来技術では、適切なタイミングでの情報提示とならない場合がある。
【0008】
特に、複雑な走行路の情報提示のタイミングと、一度に提示する情報量のパラメータを決めることは困難となっている。
【0009】
言い換えれば、情報提示のタイミングが、適正タイミングに対して遅すぎると、ドライバの操作が間に合わない場合がある。一方、情報提示のタイミングが、適正タイミングに対して早すぎると、一度に提示する情報量が多い場合に、ドライバが失念する場合がある。すなわち、情報提示のタイミングは、きわめて重要なファクターである。
【0010】
本発明は上記事実を考慮し、運転者に応じた最適な情報量を、走行中の最適なタイミングで提示することで、山道等の見通しの悪い地域や、夜間の運転時の、安心かつ安全度合いを向上することができる走行案内システム、走行案内プログラムを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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