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公開番号
2025136521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035151
出願日
2024-03-07
発明の名称
支援装置、支援方法、及び支援プログラム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G06Q
10/0631 20230101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】グループのメンバの貢献を適切に評価することを支援する。
【解決手段】支援装置は、プロセッサ及びメモリを有し、グループのメンバ間の会話を表す会話内容データから、第1メンバから第2メンバへ助言された、グループに係る業務内容を示すデータを抽出する抽出部と、抽出したデータが示す業務内容が第2メンバのグループに係る成果物に含まれているか否かを判定する判定部と、抽出したデータが示す業務内容が成果物に含まれている場合に、第1メンバが第2メンバを支援した程度を表す支援値を計算する支援値計算部と、支援値を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサ及びメモリを有し、
グループのメンバ間の会話を表す会話内容データから、第1メンバから第2メンバへ助言された、前記グループに係る業務内容を示すデータを抽出する抽出部と、
前記抽出したデータが示す業務内容が前記第2メンバの前記グループに係る成果物に含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定の結果を出力する出力部と、
を備える支援装置。
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【請求項2】
前記抽出したデータが示す業務内容が前記成果物に含まれている場合に、前記第1メンバが第2メンバを支援した程度を表す支援値を計算する支援値計算部を更に備え、
前記出力部は、前記判定の結果として、前記支援値を出力する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項3】
前記支援値計算部は、前記会話がなされた日から前記成果物が作成された日までの経過日数に基づいて、前記支援値を計算する、
請求項2に記載の支援装置。
【請求項4】
前記支援値計算部は、前記成果物の種別に応じた係数に基づいて、前記支援値を計算する、
請求項2又は3に記載の支援装置。
【請求項5】
前記支援値計算部は、前記グループのメンバ間の会話における前記抽出したデータの出現頻度に基づいて、前記支援値を計算する、
請求項2に記載の支援装置。
【請求項6】
前記第1メンバと、前記第2メンバと、前記支援値とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記出力部は、前記対応情報に基づいて、前記グループにおけるメンバ間の支援の関係を出力する、
請求項2に記載の支援装置。
【請求項7】
前記抽出部は、ソースコードを作成するプロジェクトのメンバ間の会話を表す会話内容データから、ソースコードに含めるよう提案された命令文を抽出し、
前記判定部は、前記抽出した命令文が前記第2メンバの作成したソースコードに含まれているか否かを判定する、
請求項1に記載の支援装置。
【請求項8】
情報処理装置が、
グループのメンバ間の会話を表す会話内容データから、第1メンバから第2メンバへ助言された、前記グループに係る業務内容を示すデータを抽出する抽出処理と、
前記抽出したデータが示す業務内容が前記第2メンバの前記グループに係る成果物に含まれているか否かを判定する判定処理と、
前記判定の結果を出力する出力処理と、
を実行する支援方法。
【請求項9】
情報処理装置に、
グループのメンバ間の会話を表す会話内容データから、第1メンバから第2メンバへ助言された、前記グループに係る業務内容を示すデータを抽出する抽出処理と、
前記抽出したデータが示す業務内容が前記第2メンバの前記グループに係る成果物に含まれているか否かを判定する判定処理と、
前記判定の結果を出力する出力処理と、
を実行させる支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支援装置、支援方法、及び支援プログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
プロジェクトメンバのプロジェクトに対する貢献度を測定又は分析する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、プロジェクト貢献度を、成果物作成量、対人コミュニケーション時間、及び、勤務時間の3要素で算出するプロジェクト貢献度分析システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-244482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した技術では、ただの雑談と業務的な会話との区別がないため、その会話が真にどれだけプロジェクト(グループ)に貢献したのかを適切に評価することができない、という問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、グループのメンバの貢献を適切に評価することを支援可能な支援装置、支援方法、及び支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の一つは、プロセッサ及びメモリを有し、グループのメンバ間の会話を表す会話内容データから、第1メンバから第2メンバへ助言された、前記グループに係る業務内容を示すデータを抽出する抽出部と、前記抽出したデータが示す業務内容が前記第2メンバの前記グループに係る成果物に含まれているか否かを判定する判定部と、前記判定の結果を出力する出力部と、を備える支援装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、グループのメンバの貢献を適切に評価することを支援することができる。
上記した以外の構成及び効果等は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
支援システムの構成例を示す図である。
オンライン会話装置の構成例を示す図である。
成果物管理装置の構成例を示す図である。
成果物管理テーブルの一例を示す図である。
プロジェクトメンバ評価支援装置の構成例を示す図である。
プロジェクトメンバ定義テーブルの一例を示す図である。
会話記録処理の詳細を説明する処理フロー図である。
会話内容の例1を示す図である。
助言内容管理テーブルの一例を示す図である。
会話内容の例2を示す図である。
ファイルの読み込み方のウェブページの一例を示す図である。
評価判定処理の詳細を説明する処理フロー図である。
成果物の内容例を示す図である。
成果物の種別に応じた支援値と経過日数との間の関係を表すグラフである。
支援値可視化処理の詳細を説明する処理フロー図である。
支援値可視化画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
以下の説明では、「テーブル」、「リスト」、「キュー」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、これら以外のデータ構造で表現されていてもよい。データ構造に依存しないことを示すために「XXテーブル」、「XXリスト」等を「XX情報」と呼ぶことがある。識別情報について説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「ID」、「番号」等の表現を用いるが、これらについてはお互いに置換が可能である。
同一あるいは同様な機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。ただし、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
また、以下の説明では、プログラムを実行して行う処理を説明する場合があるが、プログラムは、プロセッサ(例えばCPU、GPU)によって実行されることで、定められた処理を、適宜に記憶資源(例えばメモリ)および/またはインタフェースデバイス(例えば通信ポート)等を用いながら行うため、処理の主体がプロセッサとされてもよい。同様に、プログラムを実行して行う処理の主体が、プロセッサを有するコントローラ、装置、システム、計算機、ノードであってもよい。プログラムを実行して行う処理の主体は、演算部であれば良く、特定の処理を行う専用回路(例えばFPGAやASIC)を含んでいてもよい。
プログラムは、プログラムソースから計算機のような装置にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読み取り可能な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサと配布対象のプログラムを記憶する記憶資源を含み、プログラム配布サーバのプロセッサが配布対象のプログラムを他の計算機に配布してもよい。また、以下の説明において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
【0010】
<支援システム>
図1は、支援システム1の構成例を示す図である。支援システム1は、所定のプロジェクト(グループ)に参加する各メンバを評価者(例えば、プロジェクトリーダ)が適切に評価することを支援する情報処理システムである。本実施形態では、所定の情報処理システム又はアプリケーション等を開発するプロジェクトであって、ソースコードを作成するプロジェクトを例に説明する。当該プロジェクトでは、1人のプロジェクトリーダ(評価者)の下に複数のサブチームが存在しており、プロジェクトリーダがプロジェクト内の会話全てには参加できない程度にメンバの人数が多い。ここで、メンバの評価においては、単にコーディングの能力だけではなく、他のメンバをサポート(支援)する能力(コミュニケーションの能力も含む)も重要な評価要素である。しかし、上述したようなチーム構成の場合には、全てのメンバの動向を評価者であるプロジェクトリーダが全て把握することは困難である。よって、プロジェクトリーダは、どのメンバがどのメンバに対してどのようなサポートをしてプロジェクトの運営に貢献しているかを把握することが難しい。また、公式なメンタ以外のメンバがメンティをサポートしてもプロジェクトリーダからは見えないので評価され難い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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