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公開番号
2025127774
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024678
出願日
2024-02-21
発明の名称
ワークフロー作成支援装置及び方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
G06Q
10/10 20230101AFI20250826BHJP(計算;計数)
要約
【課題】
ワークフローの作成に要する労力及び時間を低減させ得るワークフロー作成支援装置及び方法を提案する。
【解決手段】
複数のタスクから構成されるワークフローの作成支援を行うワークフロー作成支援装置及び当該ワークフロー作成支援装置により実行されるワークフロー作成支援方法であって、過去に作成されたワークフローの定義内容を管理し、作成中のワークフローにおける既に定義された前及び又は後の所定ステップ数のタスクの定義内容と、管理している既存のワークフローの定義内容とに基づいて、作成中のワークフローにおける対象とするステップのタスク候補を抽出してリコメンドするようにした。
【選択図】 図26
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のタスクから構成されるワークフローの作成支援を行うワークフロー作成支援装置において、
過去に作成されたワークフローの定義内容を管理する管理部と、
作成中の前記ワークフローにおける既に定義された前及び又は後の所定ステップ数のタスクの定義内容と、前記管理部により管理された既存のワークフローの定義内容とに基づいて、作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップのタスク候補を抽出してリコメンドする候補タスクリコメンド部と
を備えることを特徴とするワークフロー作成支援装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記候補タスクリコメンド部は、
作成中の前記ワークフローにおける既に定義された前及び又は後の各ステップのタスクをそれぞれいずれかのタスク分類に分類し、
同一のタスク分類のタスクが同一順序で存在する前記既存のワークフローを抽出し、
抽出した各前記既存のワークフローにおける対象とするステップのタスクのタスク分類をそれぞれ特定し、
特定した各タスク分類の出現確率に基づいて、出現確率がより高いタスク分類のタスクを、作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップのタスク候補としてリコメンドする
ことを特徴とする請求項1に記載のワークフロー作成支援装置。
【請求項3】
前記タスクは、複数種類のパラメータで定義され、
前記タスクの前記パラメータは、
完全一致で同一と判断する第1のパラメータグループと、類似するものを同一として扱う第2のパラメータグループと、第1及び第2のパラメータグループに属する前記パラメータ以外の第3のパラメータグループとに分けて管理され、
前記候補タスクリコメンド部は、
タスクを、既存のタスク分類のうち、前記第1のパラメータグループに属する各パラメータの値がそれぞれ完全一致し、かつ、前記第2のパラメータグループに属する各パラメータが類似するタスク分類に分類する
ことを特徴とする請求項2に記載のワークフロー作成支援装置。
【請求項4】
前記候補タスクリコメンド部は、
前記出現確率がより高いタスク分類のタスクを各前記既存のワークフローからすべて抽出し、抽出した各タスクを当該タスクの出現頻度、実行時間及び実行コストに基づいて評価し、評価値が大きい上位所定数のタスクを、作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップのタスク候補としてリコメンドする
ことを特徴とする請求項2に記載のワークフロー作成支援装置。
【請求項5】
所定画面上でワークフローの各ステップのタスクを順次指定するようにして新規のワークフローを作成することができ、
前記候補タスクリコメンド部は、
作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップの各前記タスク候補にそれぞれ対応するアイコンを当該所定画面上に表示するようにして各タスク候補をリコメンドする
ことを特徴とする請求項1に記載のワークフロー作成支援装置。
【請求項6】
複数のタスクから構成されるワークフローの作成支援を行うワークフロー作成支援装置により実行されるワークフロー作成支援方法であって、
過去に作成されたワークフローの定義内容を管理する第1の処理ステップと、
作成中の前記ワークフローにおける既に定義された前及び又は後の所定ステップ数のタスクの定義内容と、管理している既存のワークフローの定義内容とに基づいて、作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップのタスク候補を抽出してリコメンドする第2の処理ステップと
を備えることを特徴とするワークフロー作成支援方法。
【請求項7】
前記第2の処理ステップにおいて、前記ワークフロー作成支援装置は、
作成中の前記ワークフローにおける既に定義された前及び又は後の各ステップのタスクをそれぞれいずれかのタスク分類に分類し、
同一のタスク分類のタスクが同一順序で存在する前記既存のワークフローを抽出し、
抽出した各前記既存のワークフローにおける対象とするステップのタスクのタスク分類をそれぞれ特定し、
特定した各タスク分類の出現確率に基づいて、出現確率がより高いタスク分類のタスクを、作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップのタスク候補としてリコメンドする
ことを特徴とする請求項6に記載のワークフロー作成支援方法。
【請求項8】
前記タスクは、複数種類のパラメータで定義され、
前記タスクの前記パラメータは、
完全一致で同一と判断する第1のパラメータグループと、類似するものを同一として扱う第2のパラメータグループと、第1及び第2のパラメータグループに属する前記パラメータ以外の第3のパラメータグループとに分けて管理され、
前記第2の処理ステップにおいて、前記ワークフロー作成支援装置は、
タスクを、既存のタスク分類のうち、前記第1のパラメータグループに属する各パラメータの値がそれぞれ完全一致し、かつ、前記第2のパラメータグループに属する各パラメータが類似するタスク分類に分類する
ことを特徴とする請求項7に記載のワークフロー作成支援方法。
【請求項9】
前記第2の処理ステップにおいて、前記ワークフロー作成支援装置は、
前記出現確率がより高いタスク分類のタスクを各前記既存のワークフローからすべて抽出し、抽出した各タスクを当該タスクの出現頻度、実行時間及び実行コストに基づいて評価し、評価値が大きい上位所定数のタスクを、作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップのタスク候補としてリコメンドする
ことを特徴とする請求項7に記載のワークフロー作成支援方法。
【請求項10】
所定画面上でワークフローの各ステップのタスクを順次指定するようにして新規のワークフローを作成することができ、
前記第2の処理ステップにおいて、前記ワークフロー作成支援装置は、
作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップの各前記タスク候補にそれぞれ対応するアイコンを当該所定画面上に表示するようにして各タスク候補をリコメンドする
ことを特徴とする請求項6に記載のワークフロー作成支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はワークフロー作成支援装置及び方法に関し、例えば、複雑なワークフローの作成を支援するワークフロー作成支援装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、コンピュータシステムを管理するITサービスの運用管理は、作業内容や作業手順が整備されていないと作業が属人的に陥り、作業効率の低下を招いてしまうことがある。このような運用管理の属人化を防ぐための手法として、従来、作業内容や順番などの作業処理手順を予め規定するワークフローを作成しておき、作成したワークフローの流れに従って作業を進める方法が広く利用されている。ワークフローを利用した運用管理方法によれば、業務の流れを明確化して作業の属人化を防止でき、効率的に業務を進められるという利点がある。
【0003】
なおワークフローの作成や見直しに関する従来技術として、例えば、特許文献1には、作成されたワークフローに作業項目の不足がないか否かを判定し、不足があるときに不足している作業項目を追加するようになされた運用自動化サポートシステムが開示されている。
【0004】
また特許文献2には、運用対象である対象サーバに対して、登録された運用手順を実行すると共に、実行結果を実行履歴情報として記憶し、記憶した実行履歴情報を分析し、分析結果に基づいて運用手順における改善ポイントを示す情報を管理者装置に送信する一方、登録されている運用手順の互いの類似パターンを分析し、分析した類似パターンに基づいて運用手順の統制を促す情報を管理者装置に送信するようになされた運用システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-248085号公報
特開2014-191568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、ワークフローは、フローが複雑になると書き方や各パラメータの設定が難しくなる。このため専門の知識を有しない者にとって、ワークフローの作成に多くの労力及び時間を要するという問題があった。
【0007】
このことはワークフローの改善についても同様であり、例えば特許文献2に開示されているような改善ポイントを示されたとしても、具体的にどのように運用手順を改善すれば良いかが分からず、改善に多くの労力及び時間を要する結果となる問題があった。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ワークフローの作成に要する労力及び時間を低減させ得るワークフロー作成支援装置及び方法を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる課題を解決するため本発明においては、複数のタスクから構成されるワークフローの作成支援を行うワークフロー作成支援装置において、過去に作成されたワークフローの定義内容を管理する管理部と、作成中の前記ワークフローにおける既に定義された前及び又は後の所定ステップ数のタスクの定義内容と、前記管理部により管理された前記既存のワークフローの定義内容とに基づいて、作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップのタスク候補を抽出してリコメンドする候補タスクリコメンド部とを設けるようにした。
【0010】
また本発明においては、複数のタスクから構成されるワークフローの作成支援を行うワークフロー作成支援装置により実行されるワークフロー作成支援方法であって、過去に作成されたワークフローの定義内容を管理する第1の処理ステップと、作成中の前記ワークフローにおける既に定義された前及び又は後の所定ステップ数のタスクの定義内容と、管理している前記既存のワークフローの定義内容とに基づいて、作成中の前記ワークフローにおける対象とするステップのタスク候補を抽出してリコメンドする第2の処理ステップとを設けるようにした。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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