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公開番号
2025136366
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034886
出願日
2024-03-07
発明の名称
振動アクチュエータ
出願人
ニデックプレシジョン株式会社
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
B06B
1/04 20060101AFI20250911BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約
【課題】弾性体の剥がれを防止することができる振動アクチュエータを提供する。
【解決手段】振動アクチュエータは、第1本体部27と、前記第1本体部に設けられるコイル21,22,23と、を備える第1ユニット20を有する。前記振動アクチュエータは、前記第1本体部に対向する第2本体部39と、前記第2本体部に設けられる磁石と、を備える第2ユニット30を有する。前記振動アクチュエータは、前記第1本体部から前記第2本体部に向けて延びる第1支持片51に接合され、かつ前記第2本体部から前記第1本体部に向けて延びる第2支持片52に接合される弾性体60を有する。前記弾性体は、前記第1支持片に接合される第1接合面61と、前記第2支持片に接合される第2接合面62と、を備えている。前記第1接合面は、前記第2接合面よりも前記第2本体部側に位置している。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1本体部と、前記第1本体部に設けられるコイルと、を備える第1ユニットと、
前記第1本体部に対向する第2本体部と、前記第2本体部に設けられる磁石と、を備える第2ユニットと、
前記第1本体部から前記第2本体部に向けて延びる第1支持片に接合され、かつ前記第2本体部から前記第1本体部に向けて延びる第2支持片に接合される弾性体と、
を有し、
前記弾性体は、前記第1支持片に接合される第1接合面と、前記第2支持片に接合される第2接合面と、を備えており、
前記第1接合面は、前記第2接合面よりも前記第2本体部側に位置している、
振動アクチュエータ。
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【請求項2】
請求項1に記載の振動アクチュエータにおいて、
前記第1本体部と前記第1支持片とは、互いに別部材であり、
前記第2本体部と前記第2支持片とは、互いに別部材である、
振動アクチュエータ。
【請求項3】
請求項1に記載の振動アクチュエータにおいて、
前記第1支持片は、前記第1本体部に設けられる第1基端板部と、前記第1基端板部から前記第2本体部に向けて延びる第1中間板部と、前記第1中間板部から折れ曲がって前記弾性体に接合される第1先端板部と、を備えており、
前記第2支持片は、前記第2本体部に設けられる第2基端板部と、前記第2基端板部から前記第1本体部に向けて延びる第2中間板部と、前記第2中間板部から折れ曲がって前記弾性体に接合される第2先端板部と、を備えている、
振動アクチュエータ。
【請求項4】
請求項3に記載の振動アクチュエータにおいて、
前記弾性体と前記第1中間板部との間に、隙間が設けられており、
前記弾性体と前記第2中間板部との間に、隙間が設けられている、
振動アクチュエータ。
【請求項5】
請求項3に記載の振動アクチュエータにおいて、
前記第1本体部は、前記第2本体部に対向する第1インナ面と、前記第1インナ面の反対側に位置する第1アウタ面と、を備えており、
前記第2本体部は、前記第1本体部に対向する第2インナ面と、前記第2インナ面の反対側に位置する第2アウタ面と、を備えており、
前記第1基端板部は、前記第1アウタ面に接合されており、
前記第2基端板部は、前記第2アウタ面に接合されている、
振動アクチュエータ。
【請求項6】
請求項3に記載の振動アクチュエータにおいて、
前記第1本体部は、前記第2本体部に対向する第1インナ面と、前記第1インナ面の反対側に位置する第1アウタ面と、を備えており、
前記第2本体部は、前記第1本体部に対向する第2インナ面と、前記第2インナ面の反対側に位置する第2アウタ面と、を備えており、
前記第1基端板部は、前記第1インナ面に接合されており、
前記第2基端板部は、前記第2インナ面に接合されている、
振動アクチュエータ。
【請求項7】
請求項1に記載の振動アクチュエータにおいて、
前記弾性体は、シリコーンゴム製である、
振動アクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、振動アクチュエータに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
スマートフォン、タブレットおよびタッチパッド等の機器は、使用者に対して振動による触覚を与えるフィードバック機能を有している。このフィードバック機能を実現するため、弾性体に支持された振動子を振動させる振動発生器が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-94561号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、振動発生器つまり振動アクチュエータに組み込まれる弾性体は、ゴム等の高分子物体によって構成されることが一般的である。また、弾性体は粘着テープや接着剤等を用いて取り付けられるが、ゴム等からなる弾性体の取付強度を十分に確保することは困難であった。さらに、振動アクチュエータ内の弾性体には、反転する振動荷重が繰り返して入力されることから、取付強度によっては時間経過と共に弾性体が剥がれてしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によれば、振動アクチュエータは、第1本体部と、前記第1本体部に設けられるコイルと、を備える第1ユニットを有する。前記振動アクチュエータは、前記第1本体部に対向する第2本体部と、前記第2本体部に設けられる磁石と、を備える第2ユニットを有する。前記振動アクチュエータは、前記第1本体部から前記第2本体部に向けて延びる第1支持片に接合され、かつ前記第2本体部から前記第1本体部に向けて延びる第2支持片に接合される弾性体を有する。前記弾性体は、前記第1支持片に接合される第1接合面と、前記第2支持片に接合される第2接合面と、を備えている。前記第1接合面は、前記第2接合面よりも前記第2本体部側に位置している。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、弾性体の剥がれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の一実施形態に係る振動アクチュエータを備えたスマートフォンを示す斜視図である。
図2は、振動アクチュエータを示す斜視図である。
図3は、振動アクチュエータを示す分解斜視図である。
図4は、固定子ユニットを示す分解斜視図である。
図5は、可動子ユニットを示す分解斜視図である。
図6Aは、ダンパユニットを示す斜視図である。
図6Bは、ダンパユニットを示す分解斜視図である。
図7は、図2のA-A線に沿って振動アクチュエータを示す断面図である。
図8は、図7に示した振動アクチュエータの分解状態を示す断面図である。
図9は、固定子カバーおよび可動子ユニットを外した状態の振動アクチュエータを示す斜視図である。
図10は、振動アクチュエータの動作状況を示す図である。
図11は、振動アクチュエータの動作状況を示す図である。
図12は、振動アクチュエータを備えたノート型コンピュータを示す斜視図である。
図13は、図12のC-C線に沿って振動アクチュエータを示す断面図である。
図14は、変形例の振動アクチュエータの分解状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一または実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して繰り返しの説明を省略する。
【0009】
<振動アクチュエータを備える機器>
図1は、本開示の一実施形態に係る振動アクチュエータ10を備えたスマートフォン11を示す斜視図である。図1に示すように、スマートフォン11のディスプレイ12には、振動アクチュエータ10が取り付けられている。この振動アクチュエータ10を用いてディスプレイ12の振動パターンを制御することにより、ディスプレイ12に触れる使用者に対して振動によるクリック感等の触覚を与えることができる。
【0010】
図示する例では、振動アクチュエータ10をディスプレイ12に取り付けているが、これに限られることはなく、振動アクチュエータ10をスマートフォン11の筐体13に取り付けても良い。この場合には、振動アクチュエータ10を用いて筐体13の振動パターンを制御することができ、筐体13に触れる使用者に対して振動による触覚を与えることができる。このような振動フィードバック技術は、ハプティクス技術とも呼ばれている。また、振動アクチュエータ10は、リニア振動モータとも呼ばれている。
(【0011】以降は省略されています)
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