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公開番号
2025136011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034160
出願日
2024-03-06
発明の名称
光触媒物質塗布材及び光触媒物質の塗布方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61L
9/00 20060101AFI20250911BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】光触媒物質及び多孔質材の各性能の安定した両立が可能な光触媒物質塗布材及び光触媒物質の塗布方法を提供する。
【解決手段】光触媒物質塗布材100は、多孔質材20と、光触媒物質10とを備える。多孔質材20は、特定パターンに従って配置された第1領域211と、第1領域211以外の領域である第2領域212とが配置された外面21を有する。光触媒物質10は、第1領域211に塗布され、第2領域212には塗布されない。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
特定パターンに従って配置された第1領域と、前記第1領域以外の領域である第2領域とが配置された外面を有する多孔質材と、
光触媒物質と
を備え、
前記光触媒物質は、前記第1領域に塗布され、前記第2領域には塗布されない、光触媒物質塗布材。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記特定パターンは、前記第1領域がメッシュ状に配置されたメッシュパターンである、請求項1に記載の光触媒物質塗布材。
【請求項3】
前記特定パターンは、前記第1領域がストライプ状に配置されたストライプパターンである、請求項1に記載の光触媒物質塗布材。
【請求項4】
前記特定パターンは、前記第1領域がドット状に配置されたドットパターンである、請求項1に記載の光触媒物質塗布材。
【請求項5】
前記特定パターンは線又はドットで構成され、
前記線の平均線幅又は前記ドットの平均直径が、20μm以上1cm以下であり、
互いに隣接する前記線又は前記ドット間の平均距離が、20μm以上1cm以下である、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の光触媒物質塗布材。
【請求項6】
前記光触媒物質は、酸化タングステンを含む、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の光触媒物質塗布材。
【請求項7】
多孔質材の外面において特定パターンに従って配置された第1領域に光触媒物質を塗布する光触媒物質の塗布方法であって、
前記第1領域に対応する孔を有する孔版マスクを用いて、前記第1領域に対して前記光触媒物質を塗布する光触媒物質の塗布方法。
【請求項8】
多孔質材の外面において特定パターンに従って配置された第1領域に光触媒物質を塗布する光触媒物質の塗布方法であって、
ディスペンサを用いて、前記第1領域に対して前記光触媒物質を塗布する光触媒物質の塗布方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光触媒物質塗布材及び光触媒物質の塗布方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、多孔質材にバインダー(結合剤等)を介することなく光触媒を担持させる方法が記載されている。この方法によれば、光触媒が多孔質材の表面に形成される微細孔に埋まってしまうことがなく、しかも多孔質材の意匠性を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-102567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光触媒物質は、光を吸収して化学反応を促進する物質の総称である。光が当たることで酸化還元反応が促進され、光触媒物質は抗菌・抗ウィルス等の効果や周囲のVOC(Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物)分解による脱臭効果を発揮する。しかし、暗所ではその効果が十分に発揮できない。そこで、VOCを吸着する多孔質材と組み合わせて暗所でもVOC除去が可能な光触媒材料が提案されている。ただし、光触媒物質を多孔質材に塗布する場合、光触媒が多孔質材の表面に形成された微細孔の中に入り込むことで、多孔質材の本来のVOC吸着性能が阻害されるという課題がある。特許文献1に記載の「光触媒の担持方法」によれば、この課題は抑制される。しかし、硬化させる前の多孔質材の表面に光触媒を担体に担持させた光触媒担体を付着させる方法やタイミング等がやや複雑であり、光触媒物質及び多孔質材の各性能の安定した両立は困難と考えられる。
【0005】
本開示は、光触媒物質及び多孔質材の各性能の安定した両立が可能な光触媒物質塗布材及び光触媒物質の塗布方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1局面の光触媒物質塗布材は、多孔質材と、光触媒物質とを備える。前記多孔質材は、特定パターンに従って配置された第1領域と、前記第1領域以外の領域である第2領域とが配置された外面を有する。前記光触媒物質は、前記第1領域に塗布され、前記第2領域に塗布されない。
【0007】
本開示の第2局面の光触媒物質の塗布方法は、多孔質材の外面において特定パターンに従って配置された第1領域に光触媒物質を塗布する。前記塗布方法は、前記第1領域に対応する孔を有する孔版マスクを用いて、前記第1領域に対して前記光触媒物質を塗布する。
【0008】
本開示の第3局面の光触媒物質の塗布方法は、多孔質材の外面において特定パターンに従って配置された第1領域に光触媒物質を塗布する。前記塗布方法は、ディスペンサを用いて、前記第1領域に対して前記光触媒物質を塗布する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、光触媒物質及び多孔質材の各性能の安定した両立が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の第1実施形態に係る光触媒物質塗布材100の平面図である。
図1AのIB-IB断面図である。
本開示の第1実施形態の変形例1に係る光触媒物質塗布材100Aの平面図である。
図2AのIIB-IIB断面図である。
本開示の第1実施形態の変形例2に係る光触媒物質塗布材100Bの平面図である。
本開示の第1実施形態の変形例3に係る光触媒物質塗布材100Cの平面図である。
本開示の第2実施形態に係る光触媒物質10の塗布方法の概略を示すフローチャートである。
光触媒物質塗布材100用の孔版マスク30が設置された多孔質材20の平面図である。
図6の多孔質材20に光触媒物質10が塗布された後の状態を示す断面図である。
光触媒物質塗布材100A用の孔版マスク30Aが設置された多孔質材20の平面図である。
光触媒物質塗布材100B用の孔版マスク30Bが設置された多孔質材20の平面図である。
本開示の第3実施形態に係る光触媒物質10の塗布方法に使用される光触媒物質塗布装置50のブロック図である。
本開示の第3実施形態に係る光触媒物質10の塗布方法の概略を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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