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公開番号
2025133688
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024220980
出願日
2024-12-17
発明の名称
計量・表示が可能なスーツケースハンドル及びスーツケース
出願人
温州凱爾特五金有限公司
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01G
19/58 20060101AFI20250904BHJP(測定;試験)
要約
【解決手段】計量・表示が可能なスーツケースハンドルを開示し、柄、取付ボックス、取付ボックス内に設置される測定ユニット、及び、表示ユニットを含み、取付ボックスはスーツケース本体に固定され、測定ユニットには第1接続溝が設けられ、柄と測定ユニットとは、第1接続溝を貫通する接続ロッドを介して接続され、柄を持ち上げて第1ストロークの量だけ移動させた後、接続ロッドが第1接続溝の縁と当接し、測定ユニットに持ち上げ力を与え、取付ボックスの側面には接続ロッドをガイドするためのガイド溝が設けられ、ガイド溝には上向き傾斜部があり、接続ロッドが第1ストロークの量だけ移動した後、上向き傾斜部の下端と上端の間に位置し、柄とスーツケース本体の間には人の手が通る持ち上げ隙間が形成される。
【効果】人の手で把持されているだけの場合は計数されないため、計数結果はスーツケースの実際の重量と同じになり、正確な計量が保証される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
計量・表示が可能なスーツケースハンドルであって、柄、取付ボックス、取付ボックス内に設置される測定ユニット、及び、取付ボックスの上に設置される表示ユニットを含み、前記取付ボックスはスーツケース本体に固定され、前記測定ユニットには第1接続溝が設けられ、前記柄と前記測定ユニットとは、前記第1接続溝を貫通する接続ロッドを介して接続され、前記柄を持ち上げて第1ストロークの量だけ移動させた後、前記接続ロッドが前記第1接続溝の縁と当接し、前記測定ユニットに持ち上げ力を与え、前記取付ボックスの側面には、接続ロッドをガイドするためのガイド溝が設けられ、前記ガイド溝には上向き傾斜部があり、
前記接続ロッドが前記第1ストロークの量だけ移動した後、前記接続ロッドが前記上向き傾斜部の下端と前記上向き傾斜部の上端の間に位置し、前記柄と前記スーツケース本体の間には、人の手が通る持ち上げ隙間が形成されることを特徴とする計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
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【請求項2】
前記ガイド溝は、前記上向き傾斜部に連通する水平部を更に含み、前記水平部は前記取付ボックスの底部に近接し、前記柄が持ち上げられる前に、前記接続ロッドは前記水平部内にあることを特徴とする請求項1に記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
【請求項3】
前記取付ボックスは取付底板と取付カバーを含み、前記取付カバーには、接続口、及び前記表示ユニットに合わせた透明窓が設けられ、前記取付カバーは前記測定ユニットを覆い、前記柄は前記接続口から前記取付ボックス内に伸び、前記測定ユニットに接続されることを特徴とする請求項1に記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
【請求項4】
前記測定ユニットは、測定変換用の変換コンポーネント、コネクタ、引張バネを含み、前記コネクタは前記取付底板の一端に設けられ、前記コネクタはU字型構造であり、前記コネクタの底部が前記取付底板の他端に向かい、前記コネクタの両側には、前記ガイド溝に対応する一組の前記第1接続溝が設けられ、前記接続ロッドは、前記第1接続溝内に配置され、前記コネクタの側面は前記取付ボックスと前記柄の間に位置し、前記コネクタの底部は前記引張バネの一端にヒンジで連結し、前記引張バネの他端は前記取付底板に固定され、前記引張バネは前記コネクタをリセットするように構成されることを特徴とする請求項3に記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
【請求項5】
前記変換コンポーネントは前記変換テーブルと変換ロッドを含み、前記変換テーブルの一方側には前記表示ユニットに合わせた指針が設置され、前記変換テーブルの他方側に歯車が設置され、前記変換ロッドには中空窓が設置され、前記中空窓が前記歯車に嵌着され、前記中空窓には、前記歯車に合わせたラックが設置され、前記変換ロッドの一端は前記コネクタの底部にヒンジで連結し、前記取付ボックス内には、前記変換ロッドをガイドする変換ロッドホルダーが設置されることを特徴とする請求項4に記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
【請求項6】
前記表示ユニットは測定値を表示する文字盤であり、前記指針は前記文字盤の中央にあり、前記指針の指向部が前記文字盤の目盛値に対応し、前記指針の上部に前記指針のゼロ目盛位置を調整するためのゼロ調整ボタンが設置され、前記ゼロ調整ボタンには溝が開けられ、前記透明窓には前記ゼロ調整ボタンに合わせた穴が設けられ、前記ゼロ調整ボタンが前記透明窓の外に露出することを特徴とする請求項5に記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
【請求項7】
前記柄は把持部と接続部を含み、前記接続部は前記把持部の両端に対称に配置され、前記接続部は半円形になり、前記接続部には、前記接続ロッドに合わせた貫通穴が設けられることを特徴とする請求項1に記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
【請求項8】
前記スーツケースには2つの前記取付ボックスがペアになるように取り付けられ、2つの前記取付ボックスの一方は前記表示ユニットを備えていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
【請求項9】
前記取付ボックスはベース内に配置され、前記ベースはスーツケースに埋め込まれることを特徴とする請求項8に記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドル。
【請求項10】
スーツケースであって、スーツケース本体及び前記請求項1乃至9のいずれかに記載の計量・表示が可能なスーツケースハンドルを含むことを特徴とするスーツケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スーツケースの技術分野に関し、特に、計量・表示が可能なスーツケースハンドル及びスーツケースに関する。
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【背景技術】
【0002】
大手航空会社はすべて、乗客が運ぶ手荷物の重量について厳格な要件を設けており、これまでは、飛行機に搭乗する前に多くの乗客が自分の荷物が重量超過であることに気づき、託送の必要があったため、不必要な料金が発生し、現在、一部のスーツケースには重量表示機能が付いている。原理は、ハンドルに計量装置を取り付けて、スーツケースを持ち上げると、ハンドルの変形によって計量装置が計数され、計量が完了するというものである。現在の計量ハンドルには、人の手がハンドルを握るとハンドルが変形して、計量装置が計数を開始し、計量装置はスーツケースが持ち上げられる前にすでに計数を開始するので、最終的な計数結果はスーツケースの実際の重量よりも大きくなる不正確な計量に問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記従来技術が存在する問題を解決して、人の手でハンドルを把持するだけの場合、計量装置が計数されず、最終的な計数結果がスーツケースの実際の重量に等しいため、正確な計量が保証される計量・表示が可能なスーツケースハンドルを提供することを目的とする。
【0004】
また、本発明は、上記の計量・表示が可能なスーツケースハンドルを備え、持ち運び可能な計量を実現できるスーツケースを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明は以下の解決策を提供する。
【0006】
本発明は、柄、取付ボックス、取付ボックス内に配置された測定ユニット、及び、取付ボックスの上に配置された表示ユニットを含む、計量・表示が可能なスーツケースハンドルを提供し、前記取付ボックスはスーツケース本体に固定され、前記測定ユニットには第1接続溝が設けられ、前記柄と前記測定ユニットとは、前記第1接続溝を貫通する接続ロッドを介して接続され、前記柄を持ち上げて第1ストロークの量だけ移動させた後、前記接続ロッドが前記第1接続溝の縁と当接し、前記測定ユニットに持ち上げ力を与え、前記取付ボックスの側面には接続ロッドをガイドするためのガイド溝が設けられ、前記ガイド溝には上向き傾斜部があり、前記接続ロッドが前記第1ストロークの量だけ移動した後、前記接続ロッドが前記上向き傾斜部の下端と前記上向き傾斜部の上端の間に位置し、前記柄と前記スーツケース本体の間には人の手が通る持ち上げ隙間が形成される。
【0007】
好ましくは、前記ガイド溝は、前記上向き傾斜部に連通する水平部を更に含み、前記水平部は前記取付ボックスの底部に近接し、前記柄が持ち上げられる前に、前記接続ロッドは前記水平部内にある。
【0008】
好ましくは、前記取付ボックスは取付底板と取付カバーを含み、前記取付カバーは、接続口、及び、前記表示ユニットに合わせた透明窓が設けられ、前記取付カバーは前記測定ユニットを覆い、前記柄は前記接続口から前記取付ボックス内に伸び、前記測定ユニットに接続される。
【0009】
好ましくは、前記測定ユニットには、測定変換用の変換コンポーネント、コネクタ、引張バネを含み、前記コネクタは前記取付底板の一端に設けられ、前記コネクタはU字型構造であり、前記コネクタの底部が前記取付底板の他端に向かい、前記コネクタの両側には、前記ガイド溝に対応する一組の前記第1接続溝が設けられ、前記接続ロッドは、前記第1接続溝内に配置され、前記コネクタの側面は前記取付ボックスと前記柄の間に位置し、前記コネクタの底部は前記引張バネの一端にヒンジで連結し、前記引張バネの他端は前記取付底板に固定され、前記引張バネは前記コネクタをリセットするように構成される。
【0010】
好ましくは、前記変換コンポーネントは前記変換テーブルと変換ロッドを含み、前記変換テーブルの一方側には前記表示ユニットに合わせたポインタが設置され、前記変換テーブルの他方側に歯車が設置され、前記変換ロッドには中空窓が設置され、前記中空窓が前記歯車に嵌着され、前記中空窓には前記歯車に合わせたラックが設置され、前記変換ロッドの一端は前記コネクタの底部にヒンジで連結し、前記取付ボックス内には前記変換ロッドをガイドする変換ロッドホルダーが設置される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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