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公開番号
2025132205
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029614
出願日
2024-02-29
発明の名称
プロジェクションシステム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250903BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】プロジェクターにプロジェクタースタンドを備えた構成において、プロジェクタースタンドが、スピーカーからの音の出力に与える影響を抑制する。
【解決手段】プロジェクターと、スタンドベースと、第1腕部及び第2腕部と、を備え、プロジェクターの外装筐体は、第1壁部、第2壁部、第3壁部、第4壁部、第5壁部及び第6壁部を有し、プロジェクターの第1スピーカーは第2壁部及び第3壁部でなす第1角部に配置され、第2スピーカーは第2壁部及び第4壁部でなす第2角部に配置され、プロジェクションシステムを光軸が第3軸方向に延在する第2姿勢で使用する場合に、プロジェクションシステムを第2軸方向に平面視することにより、第1スピーカーと第1腕部が重なる領域は、第1スピーカーにおいて第1腕部と重ならない領域より小さい、プロジェクションシステム。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
プロジェクションシステムであって、
プロジェクターと、前記プロジェクションシステムの設置状態において前記プロジェクションシステムを支持するスタンドベースと、前記プロジェクターと前記スタンドベースとに連結され、前記プロジェクターと前記スタンドベースとを接続する第1腕部及び第2腕部と、を備え、
前記プロジェクターは投写レンズと、外装筐体と、スピーカーと、を有し、
前記スピーカーは第1スピーカーと、第2スピーカーとを有し、
前記外装筐体は、前記プロジェクションシステムを前記投写レンズの光軸が第1軸方向に延在する第1姿勢で使用する場合に、前記投写レンズの設けられた第1壁部と、前記第1軸に沿う方向において前記第1壁部と反対側を向く第2壁部と、前記第1軸に直交する第2軸に沿う方向において互いに反対側を向く第3壁部及び第4壁部と、前記第1軸及び前記第2軸に直交する第3軸に沿う方向において互いに反対側を向く第5壁部及び前記第5壁部より鉛直下方に位置する第6壁部と、を有し、
前記第1スピーカーは、前記外装筐体の内部において前記第2壁部及び前記第3壁部でなす第1角部に配置され、
前記第2スピーカーは、前記外装筐体の内部において前記第2壁部及び前記第4壁部でなす第2角部に配置され、
前記プロジェクターは、前記第1腕部及び前記第2腕部に対し前記第2軸方向に延在する回動軸を中心に相対的に回動可能であり、
前記第1腕部は、第1接続部を介して前記プロジェクターの前記第3壁部に接続される第1先端部と、前記スタンドベースに連結される第1基部とを有し、前記第1先端部と前記第1基部との間に少なくとも1つの屈曲部を有し、
前記第2腕部は、第2接続部を介して前記プロジェクターの前記第4壁部に接続される第2先端部と、前記スタンドベースに連結される第2基部とを有し、前記第2先端部と前記第2基部との間に少なくとも1つの屈曲部を有し、
前記プロジェクションシステムを前記光軸が第3軸方向に延在する第2姿勢で使用する場合に、前記プロジェクションシステムを前記第2軸方向に平面視することにより、前記第1スピーカーと前記第1腕部が重なる領域は、前記第1スピーカーにおいて前記第1腕部と重ならない領域より小さい、
プロジェクションシステム。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記第1腕部と前記プロジェクターとの前記第1接続部は、前記プロジェクションシステムを前記第2軸方向に平面視したとき、前記第3壁部のうち、前記第1壁部と前記第2壁部との中間に位置し、
前記第1スピーカーは前記中間と前記第2壁部との間に位置する、
請求項1に記載のプロジェクションシステム。
【請求項3】
前記プロジェクターは排気部を備え、
前記プロジェクションシステムを前記第2軸方向に平面視した際に、前記排気部は、記第5壁部と前記第6壁部の中間より前記第5壁部側に設けられ、
前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーは、前記第5壁部と前記第6壁部の中間より前記第6壁部側に設けられる、
請求項2に記載のプロジェクションシステム。
【請求項4】
前記第1腕部は、前記第1腕部の屈曲部において、少なくとも一部が90度以上160度以下の角度で屈曲し、
前記第2腕部は、前記第2腕部の屈曲部において、少なくとも一部が90度以上160度以下の角度で屈曲する、
請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
【請求項5】
前記第1先端部と前記第1基部とは別体に構成され、互いが回動可能に接続され、
前記第2先端部と前記第2基部とは別体に構成され、互いが回動可能に接続されている、
請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
【請求項6】
前記第1腕部は、前記第1先端部と前記第1基部とを含めて一体に構成され、
前記第2腕部は、前記第2先端部と前記第2基部とを含めて一体に構成される、
請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
【請求項7】
前記第1腕部は、前記第1腕部の屈曲部において、少なくとも一部が0度以上90度以下の角度で屈曲し、
前記第2腕部は、前記第2腕部の屈曲部において、少なくとも一部が0度以上90度以下の角度で屈曲する、
請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
【請求項8】
前記第1腕部は、前記第1腕部の屈曲部において湾曲する形状であり、前記第2腕部は、前記第2腕部の屈曲部において湾曲する形状である、
請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプロジェクションシステム。
【請求項9】
プロジェクションシステムであって、
プロジェクターと、前記プロジェクションシステムの設置状態において前記プロジェクションシステムを支持するスタンドベースと、前記プロジェクターと前記スタンドベースとに連結され、前記プロジェクターと前記スタンドベースとを接続する第1腕部及び第2腕部と、を備え、
前記プロジェクターは投写レンズと、外装筐体と、スピーカーと、を有し、
前記スピーカーは第1スピーカーと、第2スピーカーとを有し、
前記外装筐体は、前記プロジェクションシステムを前記投写レンズの光軸が第1軸方向に延在する第1姿勢で使用する場合に、前記投写レンズの設けられた第1壁部と、前記第1軸に沿う方向において前記第1壁部と反対側を向く第2壁部と、前記第1軸に直交する第2軸に沿う方向において互いに反対側を向く第3壁部及び第4壁部と、前記第1軸及び前記第2軸に直交する第3軸に沿う方向において互いに反対側を向く第5壁部及び前記第5壁部より鉛直下方に位置する第6壁部と、を有し、
前記第1スピーカーは、前記外装筐体の内部において前記第2壁部及び前記第3壁部でなす第1角部に配置され、
前記第2スピーカーは、前記外装筐体の内部において前記第2壁部及び前記第4壁部でなす第2角部に配置され、
前記プロジェクターは、前記第1腕部及び前記第2腕部に対し前記第2軸方向に延在する回動軸を中心に相対的に回動可能であり、
前記第1腕部は、第1接続部を介して前記プロジェクターの前記第3壁部に接続される第1先端部と、前記スタンドベースに連結される第1基部と、前記第1先端部と前記第1基部とを繋ぐ第1中間部と、を有し、前記第1先端部と前記第1基部との間に少なくとも1つの屈曲部を有し、
前記第2腕部は、第2接続部を介して前記プロジェクターの前記第4壁部に接続される第2先端部と、前記スタンドベースに連結される第2基部と、前記第2先端部と第2基部とを繋ぐ第2中間部と、を有し、前記第2先端部と前記第2基部との間に少なくとも1つの屈曲部を有し、
前記プロジェクションシステムを前記光軸が第3軸方向に延在する第2姿勢で使用する場合に、前記プロジェクションシステムを前記第2軸方向に平面視することにより、前記第1スピーカーと前記第1腕部が重なる領域は、前記第1スピーカーにおいて前記第1腕部と重ならない領域より小さい、
プロジェクションシステム。
【請求項10】
前記第1接続部は、前記プロジェクションシステムを前記第2軸方向に平面視した際に、前記第3壁部のうち、前記第1壁部と前記第2壁部との中間に位置し、前記第1スピーカーは前記中間と前記第2壁部との間に位置する、
前記第2接続部は、前記プロジェクションシステムを前記第2軸方向に平面視した際に、前記第4壁部のうち、前記第1壁部と前記第2壁部との中間に位置し、前記第2スピーカーは前記中間と前記第2壁部との間に位置する、
請求項9に記載のプロジェクションシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクションシステムに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、外装筐体内にスピーカーを配置したプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のプロジェクターでは、画像を投写する正面側と反対の背面側の左右の角部にスピーカーを配置している。
また、画像を投写するプロジェクターにおいて、プロジェクターを回動可能に支持するプロジェクター支持台を有するものが知られている。(例えば、特許文献2参照)。この種のプロジェクターは、ユーザーが、プロジェクターが投写する映像光の方向を任意に調整できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-143004号公報
特開2016-027369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スピーカーを有するプロジェクターに、プロジェクター支持台を適用すると、音の出力口をプロジェクター支持台が塞いでしまい、スピーカーからの音の出力に影響を及ぼすことが懸念される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る一態様は、プロジェクションシステムであって、プロジェクターと、前記プロジェクションシステムの設置状態において前記プロジェクションシステムを支持するスタンドベースと、前記プロジェクターと前記スタンドベースとに連結され、前記プロジェクターと前記スタンドベースとを接続する第1腕部及び第2腕部と、を備え、前記プロジェクターは投写レンズと、外装筐体と、スピーカーと、を有し、前記スピーカーは第1スピーカーと、第2スピーカーとを有し、前記外装筐体は、前記プロジェクションシステムを前記投写レンズの光軸が第1軸方向に延在する第1姿勢で使用する場合に、前記投写レンズの設けられた第1壁部と、前記第1軸に沿う方向において前記第1壁部と反対側を向く第2壁部と、前記第1軸に直交する第2軸に沿う方向において互いに反対側を向く第3壁部及び第4壁部と、前記第1軸及び前記第2軸に直交する第3軸に沿う方向において互いに反対側を向く第5壁部及び前記第5壁部より鉛直下方に位置する第6壁部と、を有し、前記第1スピーカーは、前記外装筐体の内部において前記第2壁部及び前記第3壁部でなす第1角部に配置され、前記第2スピーカーは、前記外装筐体の内部において前記第2壁部及び前記第4壁部でなす第2角部に配置され、前記プロジェクターは、前記第1腕部及び前記第2腕部に対し前記第2軸方向に延在する回動軸を中心に相対的に回動可能であり、前記第1腕部は、第1接続部を介して前記プロジェクターの前記第3壁部に接続される第1先端部と、前記スタンドベースに連結される第1基部とを有し、前記第1先端部と前記第1基部との間に少なくとも1つの屈曲部を有し、前記第2腕部は、第2接続部を介して前記プロジェクターの前記第4壁部に接続される第2先端部と、前記スタンドベースに連結される第2基部とを有し、前記第2先端部と前記第2基部との間に少なくとも1つの屈曲部を有し、前記プロジェクションシステムを前記光軸が第3軸方向に延在する第2姿勢で使用する場合に、前記プロジェクションシステムを前記第2軸方向に平面視することにより、前記第1スピーカーと前記第1腕部が重なる領域は、前記第1スピーカーにおいて前記第1腕部と重ならない領域より小さい、プロジェクションシステムである。
【0006】
本開示に係る一態様は、プロジェクションシステムであって、プロジェクターと、前記プロジェクションシステムの設置状態において前記プロジェクションシステムを支持するスタンドベースと、前記プロジェクターと前記スタンドベースとに連結され、前記プロジェクターと前記スタンドベースとを接続する第1腕部及び第2腕部と、を備え、前記プロジェクターは投写レンズと、外装筐体と、スピーカーと、を有し、前記スピーカーは第1スピーカーと、第2スピーカーとを有し、前記外装筐体は、前記プロジェクションシステムを前記投写レンズの光軸が第1軸方向に延在する第1姿勢で使用する場合に、前記投写レンズの設けられた第1壁部と、前記第1軸に沿う方向において前記第1壁部と反対側を向く第2壁部と、前記第1軸に直交する第2軸に沿う方向において互いに反対側を向く第3壁部及び第4壁部と、前記第1軸及び前記第2軸に直交する第3軸に沿う方向において互いに反対側を向く第5壁部及び前記第5壁部より鉛直下方に位置する第6壁部と、を有し、前記第1スピーカーは、前記外装筐体の内部において前記第2壁部及び前記第3壁部でなす第1角部に配置され、前記第2スピーカーは、前記外装筐体の内部において前記第2壁部及び前記第4壁部でなす第2角部に配置され、前記プロジェクターは、前記第1腕部及び前記第2腕部に対し前記第2軸方向に延在する回動軸を中心に相対的に回動可能であり、前記第1腕部は、第1接続部を介して前記プロジェクターの前記第3壁部に接続される第1先端部と、前記スタンドベースに連結される第1基部と、前記第1先端部と前記第1基部とを繋ぐ第1中間部と、を有し、前記第1先端部と前記第1基部との間に少なくとも1つの屈曲部を有し、前記第2腕部は、第2接続部を介して前記プロジェクターの前記第4壁部に接続される第2先端部と、前記スタンドベースに連結される第2基部と、前記第2先端部と第2基部とを繋ぐ第2中間部と、を有し、前記第2先端部と前記第2基部との間に少なくとも1つの屈曲部を有し、前記プロジェクションシステムを前記光軸が第3軸方向に延在する第2姿勢で使用する場合に、前記プロジェクションシステムを前記第2軸方向に平面視することにより、前記第1スピーカーと前記第1腕部が重なる領域は、前記第1スピーカーにおいて前記第1腕部と重ならない領域より小さい、プロジェクションシステムである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1のプロジェクションシステムの斜視図。
プロジェクションシステムの斜視図。
プロジェクションシステムの側面図。
プロジェクションシステムの側面図。
第3姿勢におけるプロジェクションシステムの側面図。
第3姿勢におけるプロジェクションシステムの側面図。
実施形態2のプロジェクションシステムの側面図。
実施形態2のプロジェクションシステムの側面図。
実施形態3のプロジェクションシステムの側面図。
実施形態4のプロジェクションシステムの側面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。各図には、プロジェクションシステム1の設置状態における方向を矢印で示している。符号UPは上方を示し、符号FRは前方を示し、符号Rは右方を示す。図示はないが、符号UPの反対方向は下方を示し、符号FRの反対方向は後方を示し、符号Rの反対方向は左方を示す。また、符号FRに平行である軸を第1軸とし、符号Rに平行である軸を第2軸とし、符号UPに平行である軸を第3軸と定義する。説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、特に記載がなければ、図1のプロジェクションシステム1を基準とする。
【0009】
[1.実施形態1]
図1は、本開示を適用した実施形態1のプロジェクションシステム1の斜視図であり、プロジェクションシステム1の全体を左前方上方から見た図である。図2は、プロジェクションシステム1の斜視図であり、プロジェクションシステム1を左後方下方から見た図である。
【0010】
プロジェクションシステム1は、画像を投写するプロジェクター10と、プロジェクター10を支持するスタンド40と、を備える。プロジェクター10は、スタンド40に対して、回動可能に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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