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公開番号
2025131515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2025007706
出願日
2025-01-20
発明の名称
コード及び逸脱の管理のためのシステム及び方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
11/36 20250101AFI20250902BHJP(計算;計数)
要約
【課題】コーディング規則違反を知的に識別し、実行可能なコード修正を提示し、適切な逸脱関連の動作をレビューして提案する方法及びシステムを提供する。
【解決手段】大規模言語モデル(LLM)を実装する方法は、ユーザからソースコードを受信するステップ、ソースコードがコーディング規則に違反しているか否かを判定するステップ、ソースコードがコーディング規則に違反しているという判定に基づいて、違反に関連する情報をユーザに提示するステップ、提示された情報に関連するユーザフィードバックをユーザから受信するステップ、ユーザフィードバックに基づいて、規則逸脱が実施されるべきであるか否かを判定するステップ、規則逸脱が実施されるべきであるという判定に基づき、逸脱レポートを管理するための動作を実行するステップ及び規則逸脱が実行されるべきではないという判定に基づき、ソースコードを管理するための動作を実行するステップを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
大規模言語モデル(LLM)を実装するための命令を実行する際にシステムの少なくとも1つのプロセッサによって実行される方法であって、
ソースコードを受信するステップと、
前記ソースコードが少なくとも1つのコーディング規則に違反しているか否かを判定するステップと、
前記ソースコードが前記少なくとも1つのコーディング規則に違反しているという判定に基づいて、前記少なくとも1つのコーディング規則の違反に関連する情報を第1のユーザに提示するステップと、
前記提示された情報に関連する第1のユーザフィードバックを前記第1のユーザから受信するステップと、
前記第1のユーザフィードバックに基づいて、少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであるか否かを判定するステップと、
前記少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであるという判定に基づいて、前記第1のユーザフィードバックに従って少なくとも1つの逸脱レポートを管理するための少なくとも1つの動作を実行するステップと、
前記少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきではないという判定に基づいて、前記ソースコードを管理するための少なくとも1つの動作を実行するステップと、を含む、方法。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記情報を提示するステップは、
前記少なくとも1つのコーディング規則の違反を回避するために前記ソースコードを修正するための少なくとも1つのコード修正が利用可能であるか否かを判定するステップと、
前記少なくとも1つのコード修正が利用可能であるという判定に基づいて、前記少なくとも1つのコード修正の情報を前記第1のユーザに提示するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記情報を提示するステップは、
前記少なくとも1つのコード修正が利用可能ではないという判定に基づいて、少なくとも1つの逸脱レポート修正が利用可能であるか否かを判定するステップであって、前記逸脱レポート修正は、前記少なくとも1つのコーディング規則の違反を回避するための既存の逸脱レポートに対する修正を含む、ステップと、
前記少なくとも1つの逸脱レポート修正が利用可能であるという判定に基づいて、前記少なくとも1つの逸脱レポート修正に関連する情報を前記第1のユーザに提示するステップと、
前記少なくとも1つの逸脱レポート修正が利用可能ではないという判定に基づいて、新たな逸脱レポートを作成するように前記第1のユーザに通知するための通知を提示するステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであるか否かを判定するステップは、
前記第1のユーザフィードバックが前記少なくとも1つのコード修正に対する承認又は拒否を含むか否かを判定するステップと、
前記第1のユーザフィードバックが前記承認を含むという判定に基づいて、前記少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきでないと判定するステップと、
前記第1のユーザフィードバックが前記拒否を含むという判定に基づいて、前記少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであると判定するステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであるか否かを判定するステップは、
前記第1のユーザフィードバックが前記少なくとも1つの逸脱レポート修正に対する承認又は拒否を含むかを判定するステップと、
前記第1のユーザフィードバックが前記承認を含むという判定に基づいて、前記少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであると判定するステップと、を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであるか否かを判定するステップは、
前記第1のユーザフィードバックが、前記新たな逸脱レポートの作成に対する承認又は拒否を含むかを判定するステップと、
前記第1のユーザフィードバックが前記承認を含むという判定に基づいて、前記少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであると判定するステップと、
前記第1のユーザフィードバックが前記拒否を含むという判定に基づいて、前記少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきではないと判定するステップと、を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記ソースコードを管理するための前記少なくとも1つの動作を実行するステップは、前記少なくとも1つのコード修正に基づいて前記ソースコードを修正するステップを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの逸脱レポートを管理するための前記少なくとも1つの動作を実行するステップは、前記少なくとも1つの逸脱レポート修正に基づいて前記既存の逸脱レポートを修正するステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つの逸脱レポートを管理するための前記少なくとも1つの動作を実行するステップは、前記新たな逸脱レポートを作成するステップを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
前記既存の逸脱レポートを修正するステップは、
前記既存の逸脱レポートをデータベースから取得するステップと、
前記第1のユーザフィードバックを要約するステップと、
前記要約された第1のユーザフィードバックの情報を含むように前記既存の逸脱レポートを修正するステップと、
前記修正された逸脱レポートを第2のユーザに提供するステップと、
前記第2のユーザから、前記修正された逸脱レポートに関する第2のユーザフィードバックを受信するステップと、
前記修正された逸脱レポート及び前記第2のユーザフィードバックを前記データベースに保存するステップと、を含む、請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の例示的な実施形態が、コード及び逸脱の管理に関し、さらに具体的には、コード分析及びコーディング規則逸脱の管理に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ソフトウェア開発のプロセスでは、コード品質、セキュリティ、保守性及びシステム全体の整合性を確保するために、コーディング規則の順守及びコンプライアンスが重要である。関連するコーディング規則(標準コーディング規則、内部コーディング規則など)にソースコードが準拠していることを確実なものにし、関連するコーディング規則からソースコードが逸脱しないようにすることが重要である。コーディング規則からの逸脱が避けられない場合は、その逸脱を慎重に処理し、管理する必要がある。
【0003】
関連技術では、ユーザ(ソフトウェア技術者など)には、継続的インテグレーション/
継続的デリバリー(CI/CD)手順を介してソースコードの分析を手作業で実施することが求められる。この手順では、ユーザは、コーディング規則の膨大なリストを用いてソースコードを慎重に確認し、それによって、ソースコードがコーディング規則のいずれかに違反しているか否かを判定する必要がある。ユーザは、ソースコードがコーディング規則に違反していると判定した場合、コーディング規則違反を回避し得るコード修正を手作業で決定する必要がある。この点で、ユーザは潜在的な解決策を手作業で模索する必要がある。
【0004】
さらに、ユーザは、コーディング規則違反が避けられないと判定した場合、過去にほぼ同じ問題を解決した規則逸脱があるか否かを手作業で確認するか、コーディング規則違反に対処するために既存の規則逸脱を修正可能か否かを手作業で確認する必要がある。その後、ユーザは、利用可能な規則逸脱がないという判定に基づいて、新たな規則逸脱を手作業で申請する必要がある。このため、第2のユーザ(コーディング規則委員会の会員など)が、新たな規則逸脱の申請をレビューし、特定の事例に手作業で逸脱IDを割り当て、次に、レビューの結果(申請が承認されたか、申請が拒否されたかなど)を第1のユーザ(新たな規則逸脱を申請したソフトウェア技術者など)に提供する必要がある。
【0005】
上記を考慮すると、関連技術では、手作業のコードレビュー、(コードがコーディング規則に違反している場合の)手作業コード修正分析及び手作業逸脱管理(例えば、利用可能な規則逸脱のレビュー、既存の規則逸脱の修正、新たな規則逸脱の申請など)の手順にて、関連するユーザにかなりの時間と労力がかかっている。このような手作業の手順では、見落とし及び人的過誤が発生しやすくなる。特に、ソースコードが複数のコーディング規則に違反している場合にはいつでも、そのような違反に対処するための解決策が複雑になる可能性があり、ユーザは、違反に対処するための実行可能な解決策を簡単にも、効果的にも見つけられない可能性がある。
【0006】
さらに、ユーザは、規則逸脱を実施すべきか否かを効果的又は正確に判定することができない場合がある。例えば、ユーザは、(違反に対処するための)潜在的なコード修正によって規則逸脱を回避可能であることに気づかない場合があり、既存の逸脱レポートを修正して新たな逸脱レポートの作成を回避できることに気付かない場合があり、同じ逸脱レポートが過去に作成されたことに気付かず、同じ逸脱レポートを再度作成する場合がある。このため、冗長なリソースが浪費されることになり、コードと逸脱の管理が複雑になる可能性がある。
【0007】
さらに、関連技術のシステム及び方法には、コード及びコーディング規則逸脱の管理を知的又は自動的に処理する能力がないため、ソフトウェア開発プロセスが非効率になり、遅延が発生する。さらに、関連技術のシステム及び方法では、ユーザがコーディング規則違反に遭遇したときに包括的な解決策を提供することができないことが多く、時間のかかる手作業の介入及びコード修正の潜在的な過誤につながる。
【0008】
少なくとも前述の問題のため、コーディング規則違反を知的に識別し、実行可能なコード修正を提示し、適切な逸脱関連の動作をレビューして提案することができる自動化された解決策が必要である。
【発明の概要】
【0009】
本開示と一致する例示的な実施形態では、コード及びコードに関連するコーディング規則逸脱を効果的且つ効率的に管理するための方法、システム及び装置を提供する。
【0010】
実施形態によれば、大規模言語モデル(LLM)を実装するための命令を実行する際にシステムの少なくとも1つのプロセッサによって実行される方法を提供する。この方法は、ソースコードを第1のユーザから受信するステップと、ソースコードが少なくとも1つのコーディング規則に違反しているか否かを判定するステップと、ソースコードが少なくとも1つのコーディング規則に違反しているという判定に基づいて、少なくとも1つのコーディング規則の違反に関連する情報を第1のユーザに提示するステップと、提示された情報に関連する第1のユーザフィードバックを第1のユーザから受信するステップと、第1のユーザフィードバックに基づいて、少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであるか否かを判定するステップと、少なくとも1つの規則逸脱が実施されるべきであるという判定に基づいて、第1のユーザフィードバックに従って少なくとも1つの逸脱レポートを管理するための少なくとも1つの動作を実行するステップと、少なくとも1つの規則逸脱が実行されるべきではないという判定に基づいて、ソースコードを管理するための少なくとも1つの動作を実行するステップと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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