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公開番号2025130413
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027564
出願日2024-02-27
発明の名称回転機器の監視補助システム
出願人株式会社荏原製作所
代理人個人,個人,個人
主分類G01M 99/00 20110101AFI20250901BHJP(測定;試験)
要約【課題】使用者の技能と知識量に依存することなく、回転機器の適切な位置に振動センサを設置することが可能な、回転機器の監視補助システムを提供する。
【解決手段】回転機器の画像を取得する画像取得部と、前記回転機器の状態監視に用いるセンサの推奨設置位置を、AIを用いて画像から判別する判別部と、前記推奨設置位置を前記画像上に表示させる表示制御部と、を有することを特徴とする、回転機器の監視補助システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転機器の画像を取得する画像取得部と、
前記回転機器の状態監視に用いるセンサの推奨設置位置を、AIを用いて前記画像から判別する判別部と、
前記推奨設置位置を前記画像の上に表示させる表示制御部と、
を有することを特徴とする、回転機器の監視補助システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、ARを用いて前記推奨設置位置を前記画像の上に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の回転機器の監視補助システム。
【請求項3】
前記判別部は、複数の回転機器の画像を用いて予め機械学習されており、前記画像取得部、前記判別部、前記表示制御部が、1つの端末に内蔵されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転機器の監視補助システム。
【請求項4】
前記画像取得部は、前記回転機器の銘板画像を取得し、前記判別部は、前記推奨設置位置を、AIを用いて前記銘板画像から判別し、前記表示制御部は、前記推奨設置位置を前記画像の上に表示させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転機器の監視補助システム。
【請求項5】
前記判別部は、他の使用者がセンサを設置した位置に基づいて前記推奨設置位置を判別することを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転機器の監視補助システム。
【請求項6】
前記判別部は、予め設定された前記推奨設置位置を用いることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転機器の監視補助システム。
【請求項7】
前記判別部は、使用者が撮影する、設置されたセンサの画像に基づいて、設置されたセンサの取付方向をAIを用いて判別する取付方向判別部をさらに備えることを特徴とする、請求項3に記載の回転機器の監視補助システム。
【請求項8】
前記表示制御部は、設置された前記センサの画像を使用者が撮影する際に、前記1つの端末の画面上に補助線を表示することを特徴とする、請求項7に記載の回転機器の監視補助システム。
【請求項9】
前記端末は通信部を更に備え、
前記判別部はクラウドと前記端末とにそれぞれ設けられており、
前記回転機器への前記センサの設置が完了した後、通信可能な場所において、前記通信部は、前記回転機器及び前記回転機器に設置された前記センサの設置位置と取付方向に関する情報を自動的にクラウドにアップロードし、前記情報が一定以上前記クラウドにアップロードされると、アップロードされた前記情報に基づいて、前記クラウドにおける前記判別部のAIモデルを再構築し、前記再構築された前記クラウドにおける前記AIモデルを前記端末に送信し、前記端末に記憶されているAIモデルを前記クラウドにおける前記AIモデルにアップデートすることを特徴とする、請求項3に記載の回転機器の監視補助システム。
【請求項10】
前記AIモデルは、前記回転機器の複数の機種と前記複数の機種ごとの前記センサの前記設置位置と前記取付方向とを関連付けることで、前記AIモデルを再構築することを特徴とする、請求項9に記載の回転機器の監視補助システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機器の監視補助システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ポンプ、ファン、電動機、および圧縮機などの回転機器を運転すると、回転機器の部品の機械的な動作によって振動が生じる。回転機器の使用者は、回転機器に生じている振動を定期的に測定する。使用者は、測定値に基づいて、不具合(異常)の有無、メンテナンスの必要性などを判断することができる。回転機器に生じる振動を測定するために、振動センサを回転機器に設置することがある(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-2063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
適切な振動データを入手するためには、適切な位置に振動センサを取り付ける必要がある。
しかしながら、回転機器の種類は多く、各回転機器で振動センサの適切な設置位置は異なる。振動センサの設置位置ごとに、振動センサの適切な姿勢も異なる。そのため、振動センサを回転機器の適切な設置位置に適切な姿勢で設置することが容易でない場合がある。特に、使用者の技能と知識量の違いから、センサの設置位置に間違いやずれが生じる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の態様は、回転機器の画像を取得する画像取得部と、前記回転機器の状態監視に用いるセンサの推奨設置位置を、AIを用いて前記画像から判別する判別部と、前記推奨設置位置を前記画像の上に表示させる表示制御部と、を有することを特徴とする、回転機器の監視補助システムである。
【0006】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記表示制御部は、ARを用いて推奨設置位置を前記画像の上に表示させることを特徴とする、回転機器の監視補助システムである。
【0007】
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記判別部は、複数の回転機器の画像を用いて予め機械学習されており、前記画像取得部、前記判別部、前記表示制御部が、1つの端末に内蔵されていることを特徴とする、回転機器の監視補助システムである。
【0008】
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれか一つの態様において、前記画像取得部は、前記回転機器の銘板画像を取得し、前記判別部は、前記推奨設置位置を、AIを用いて前記銘板画像から判別し、前記表示制御部は、前記推奨設置位置を前記画像の上に表示させることを特徴とする、回転機器の監視補助システムである。
【0009】
本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれか一つの態様において、前記判別部は、他の使用者がセンサを設置した位置に基づいて前記推奨設置位置を判別することを特徴とする、回転機器の監視補助システムである。
【0010】
本発明の第6の態様は、第1から第5のいずれか一つの態様において、前記判別部は、予め設定された前記推奨設置位置を用いることを特徴とする、回転機器の監視補助システムである。
(【0011】以降は省略されています)

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