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公開番号
2025129817
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026723
出願日
2024-02-26
発明の名称
車両用ホイール構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人中部国際特許事務所
主分類
B60B
21/00 20060101AFI20250829BHJP(車両一般)
要約
【課題】ホイールの内方から外方に向けた空気の流出を抑制することができる車両用ホイール構造を提供すること。
【解決手段】車両用ホイール構造10は、ホイール装着部材13が、ホイール11を形成して外周面においてタイヤ12を支持する円環状のリム112の内周面に固定される円筒状の本体部131と、本体部131の内周面において、本体部131の軸線方向DLに沿って延設されると共に本体部131の周方向に沿って並列に配置された一対のフィン132及びフィン133と、ホイール装着部材13がホイール11に装着されてホイール11と共に回転している状態において、軸線方向DLに沿って流通する空気を堰き止めるように、本体部131の周方向に沿って本体部131の内周面に延設された堰部134と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に組み付けられるホイールと、
前記ホイールに装着されるホイール装着部材と、を備え、
前記ホイール装着部材が、
前記ホイールを形成して外周面においてタイヤを支持する円環状のリムの内周面に固定される本体部と、
前記本体部の内周面において、前記本体部の軸線方向に沿って延設されたフィンと、
前記ホイール装着部材が前記ホイールに装着されて前記ホイールと共に回転している状態において、前記軸線方向に沿って流通する空気を堰き止めるように、前記本体部の周方向に沿って前記本体部の内周面に延設された堰部と、を備えた、車両用ホイール構造。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記フィンが、
一対となるように、前記本体部の周方向に沿って並列に配置された、請求項1に記載の車両用ホイール構造。
【請求項3】
前記堰部が、
一対の前記フィン同士を連結するように前記本体部の周方向に沿って延設された、請求項2に記載の車両用ホイール構造。
【請求項4】
前記堰部が、
一対の前記フィンの前記車両の内方側の各々の端部を連結するように延設された、請求項3に記載の車両用ホイール構造。
【請求項5】
前記堰部が、
前記軸線方向と前記堰部の延設方向とが直交するように延設された、請求項1に記載の車両用ホイール構造。
【請求項6】
前記フィンが延設される延設方向が、
前記本体部の前記軸線方向に対して前記本体部の回転方向に向けて傾くように角度を有する、請求項1に記載の車両用ホイール構造。
【請求項7】
前記角度が、
前記ホイール装着部材が前記ホイールに装着されて前記ホイールと共に回転している状態において、
前記車両の内方から前記車両の外方に向けて前記ホイールの前記リムの内部に流入する空気を前記ホイールの周方向にて前記車両の外方に流出させる位置に応じて設定される、請求項6に記載の車両用ホイール構造。
【請求項8】
前記角度が、
回転に伴って発生する遠心力によって前記空気を前記車両の外方に流出させる圧力を生じさせる前記ホイール装着部材の回転速度に応じて設定される、請求項7に記載の車両用ホイール構造。
【請求項9】
前記角度が、
回転に伴って発生する遠心力によって前記空気を前記車両の外方に流出させる圧力を生じさせる前記ホイール装着部材の内径の大きさに応じて設定される、請求項7に記載の車両用ホイール構造。
【請求項10】
一対の前記フィンが延設される各々の延設方向が、
互いに平行となるように前記軸線方向に沿って延設される、請求項2に記載の車両用ホイール構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用ホイール構造に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、特許文献1に開示された車両用ホイール及び車両用タイヤ(以下、単に、「車両用ホイール等」と称呼する。)が知られている。従来の車両用ホイール等は、リムの内周面に、リムの幅方向の略全域に亘って延在する複数のフィンがリムの幅方向に対して傾斜して設けられるようになっている。これにより、ホイールの内方から外方に向けて空気が流れるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-196005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行する車両における空力特性を向上させること、即ち、走行する車両に作用する空気抵抗を減少させることは、車両の燃費や電費を向上させる上で重要なことである。走行している車両においては、通常、車両の側面を前後方向にて前方から後方に向けて空気が流れる側面流が生じると共に、車体の下方に進入した空気がホイールの内方から外方に向けて流出する。ところで、ホイールの内方から外方に向けて流出する空気が側面流を乱し、その結果、側面流の乱れが空気抵抗の増加を引き起こす場合がある。このため、ホイールの内方から外方に向けた空気の流出を抑制することは、空気抵抗を減少させる上で肝要である。
【0005】
本開示の目的は、ホイールの内方から外方に向けた空気の流出を抑制することができる車両用ホイール構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両用ホイール構造は、車両に組み付けられるホイールと、ホイールに装着されるホイール装着部材と、を備え、ホイール装着部材が、ホイールを形成して外周面においてタイヤを支持する円環状のリムの内周面に固定される本体部と、本体部の内周面において、本体部の軸線方向に沿って延設されると共に本体部の周方向に沿って並列に配置された一対のフィンと、ホイール装着部材がホイールに装着されてホイールと共に回転している状態において、軸線方向に沿って流通する空気を堰き止めるように、本体部の周方向に沿って本体部の内周面に延設された堰部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の車両用ホイール構造によれば、ホイール装着部材が、一対のフィン及び堰部によって、ホイールの内方から外方に向けた空気の流出を抑制することができる。これにより、車両用ホイール構造は、ホイールの内方から外方に向けて流出する空気が側面流を乱すことを抑制することができる。従って、車両用ホイール構造は、走行する車両に作用する空気抵抗の増加を抑制することができ、その結果、車両の燃費や電費の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の車両用ホイール構造を説明するための斜視図である。
車両用ホイール構造を説明するための断面図である。
ホイールを説明するための正面図である。
ホイールを説明するための背面図である。
ホイール装着部材を説明するための正面図である。
ホイール装着部材を説明するための背面図である。
ホイール装着部材の装着状態を説明するための正面図である。
ホイール装着部材の装着状態を説明するための背面図である。
ホイール装着部材を装着しない場合の空気の流れを説明するための断面図である。
ホイール装着部材のフィン及び堰部の配置を説明するための図である。
ホイール装着部材による空気の掻き上げ及び外方への流出を説明するための図である。
ホイール装着部材による空気の掻き上げ及び後方への流出を説明するための図である。
第一変形例のホイール装着部材を説明するための図である。
第二変形例のホイール装着部材を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の車両用ホイール構造を、図面を参照しながら詳しく説明する。尚、本開示は、下記の実施形態の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の形態で実施することができる。
【0010】
1.実施形態
本実施形態の車両用ホイール構造10は、図1及び図2に示すように、車両の車輪を構成するホイール11を備えている。ホイール11は、タイヤ12を支持して車両に組み付けられる。そして、本実施形態の車両用ホイール構造10は、ホイール11に装着されるホイール装着部材13を備えている。ここで、以下に説明する車両用ホイール構造10は、駆動輪の車輪に適用される場合を例示する。尚、車両用ホイール構造10が駆動輪の車輪に適用される場合を例示するが、車両用ホイール構造10を従動輪である車輪に適用可能であることは言うまでもない。
(【0011】以降は省略されています)
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