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公開番号2025129097
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-04
出願番号2024026081
出願日2024-02-24
発明の名称魚釣り用錘又は疑似餌
出願人株式会社KIDERA
代理人個人
主分類A01K 95/00 20060101AFI20250828BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】容易に集魚剤を含侵させることができる釣り用錘又は疑似餌の提供を目的とする。
【解決手段】多孔質焼結金属2を含んでなる魚釣り用錘1又は疑似餌であって、多孔質焼結金属2内に含まれる孔3又は貫通孔4内に集魚剤を含侵可能であることを特徴とする。多孔質焼結金属2は、直径0.1mm以上であって、深さ0.1mm以上の孔3を含むとよい。また、多孔質焼結金属2は、直径0.1mm以上の貫通孔4を含むとよい。さらに、魚釣り用錘1又は疑似餌に振動を付与可能な位置に振動子7を備え、孔3又は貫通孔4内の集魚剤を振動子7による振動により散逸させるとよい。振動子7が、圧電振動板であるとよい。さらに、振動子7に電力を供給する電力供給手段8を備えるとよい。電力供給手段8が、水流を電力に変換する水流発電装置であるとよい。さらに、振動子7に電気的に接続された魚群探知センサー9を備えるとよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
多孔質焼結金属を含んでなる魚釣り用錘又は疑似餌であって、
上記多孔質焼結金属内に含まれる孔又は貫通孔内に集魚剤を含侵可能である魚釣り用錘又は疑似餌。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
上記多孔質焼結金属は、直径0.1mm以上であって、深さ0.1mm以上の孔を含む請求項1に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。
【請求項3】
上記多孔質焼結金属は、直径0.1mm以上の貫通孔を含む請求項1又は請求項2に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。
【請求項4】
さらに、魚釣り用錘又は疑似餌に振動を付与可能な位置に振動子を備え、上記孔又は貫通孔内の集魚剤を上記振動子による振動により散逸させる請求項1、請求項2又は請求項3に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。
【請求項5】
上記振動子が、圧電振動板である請求項4に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。
【請求項6】
さらに、上記振動子に電力を供給する電力供給手段を備える請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。
【請求項7】
上記電力供給手段が、水流を電力に変換する水流発電装置である請求項6に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。
【請求項8】
さらに、上記振動子に電気的に接続された魚群探知センサーを備える請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。
【請求項9】
上記魚群探知センサーが魚群を探知した際、上記振動子の振動数が変動する請求項8に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。
【請求項10】
さらに、上記孔及び上記貫通孔内に集魚剤を含む請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の魚釣り用錘又は疑似餌。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣り用錘又は疑似餌に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
釣りのポイントに魚釣り用餌又は疑似餌を沈降させ定着させるために錘が使用され、さらに道糸と幹糸の間又は錘の最下部にサビキ籠が付与される仕掛けがある。このサビキ籠にオキアミなどの撒き餌を詰め込み釣竿を上下動させることで、撒き餌を散逸させることができる。従来、サビキ籠と錘とを一体に形成したもの(例えば、特開2009-136269号公報参照)、またサビキ籠と錘とを着脱可能に形成したものが開示されている(例えば、特開2023-129801号公報参照)。
【0003】
一方、サビキ籠を錘と一体に形成する手法以外にも、疑似餌の内部に集魚剤を保持する試みがなされている。疑似餌の内部と外部とを繋ぐ排出口が疑似餌表面に設けられ、疑似餌内の上記排出口の近傍に集魚剤が含有されたスポンジ部材が設けられている(特開2021-185841号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-129801号公報
【0005】
特開2009-136269号公報
【0006】
特開2021-185841号公報
【0007】
しかしながら、従来のサビキ籠付き錘においては、サビキ籠と錘を別々に製造した後に、これらを一体化する必要があるため、製造工程が煩雑となる。また、サビキ籠の網目を細かく形成することが難しいため、集魚剤を長期に保持することが困難である。
【0008】
一方、従来の集魚剤を包含可能な疑似餌においても、構造が複雑となり製造コストが増加する虞がある。さらに、集魚剤が含有されたスポンジ部材から排出口まで何らフィルターが設けられていないため、上記同様、集魚剤を長期に保持することが困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明はこれらの不都合に鑑みてなされたものであり、集魚剤を長期に保持することができ高い集魚性を有するとともに、容易に製造することができる錘又は疑似餌の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するためになされた発明は、多孔質焼結金属を含んでなる魚釣り用錘又は疑似餌であって、上記多孔質焼結金属に含まれる孔又は貫通孔内に集魚剤を含侵可能に構成したことを特徴とする。魚釣り用錘又は疑似餌を多孔質焼結金属で構成することで、容易に集魚剤を含侵可能であり、集魚性を向上させることが可能である。また、錘とサビキ籠を別々に製造する必要がなく、製造容易性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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