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公開番号
2025128998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024119598
出願日
2024-07-25
発明の名称
減量効果を予測するための方法
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
G16H
20/60 20180101AFI20250827BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】運動量増加による被検者の減量効果を予測するための技術に関する。
【解決手段】本発明に係る減量効果を定性的に予測するための方法は、運動量増加による被検者の減量効果を定性的に予測するための方法であって、前記被検者の体格又は体組成の少なくとも一方を表す身体指標としての、MQP(Muscle Quality Point)、体重、体幹除脂肪量、及び体幹筋肉量、並びに、前記被検者の血液試料から測定される血液指標としての、赤血球数、及びヘマトクリット値、からなる群から選択される少なくとも1つの指標を取得する取得工程を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
運動量増加による被検者の減量効果を定性的に予測するための方法であって、
前記被検者の体格又は体組成の少なくとも一方を表す身体指標としての、MQP(Muscle Quality Point)、体重、体幹除脂肪量、及び体幹筋肉量、並びに、
前記被検者の血液試料から測定される血液指標としての、赤血球数、及びヘマトクリット値、
からなる群から選択される少なくとも1つの指標を取得する取得工程を含む、
減量効果を定性的に予測するための方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記減量効果の定性的な予測は、体重の減少についての定性的な予測又は内臓脂肪量の減少についての定性的な予測の少なくとも一方を含む、
請求項1に記載の減量効果を定性的に予測するための方法。
【請求項3】
前記減量効果の定性的な予測は、体重の減少についての定性的な予測であり、
前記取得工程では、さらに、
前記身体指標としての腹囲、
前記血液指標としての、総ケトン体濃度、3-ヒドロキシ酪酸濃度、及びハイドロキシプロリン濃度、並びに
質問票に対する前記被検者の回答から算出される回答指標としての、休養行動変容ステージを評価する質問紙の回答から算出される指標、
からなる群から選択される少なくとも1つの指標を取得する、
請求項2に記載の減量効果を定性的に予測するための方法。
【請求項4】
前記減量効果の定性的な予測は、内臓脂肪量の減少についての定性的な予測であり、
前記取得工程では、さらに、
前記身体指標としてのBMI(Body Mass Index)、腹囲、脂肪量、除脂肪量、筋肉量、推定骨量、基礎代謝量、及び体幹脂肪量、並びに、
前記血液指標としての、白血球数、及び平均赤血球血色素量(MCH)、
からなる群から選択される少なくとも1つの指標を取得する、
請求項2に記載の減量効果を定性的に予測するための方法。
【請求項5】
前記減量効果の定性的な予測は、2段階で表される減量効果のいずれかであると判定することを含む、
請求項1に記載の減量効果を定性的に予測するための方法。
【請求項6】
前記取得工程において取得された少なくとも1つの指標が、当該指標に対して設定された、前記減量効果のレベルに対応する条件を充足するか否か判定する工程をさらに含む、
請求項1から5のいずれか一項に記載の減量効果を定性的に予測するための方法。
【請求項7】
運動量増加による被検者の減量効果を定性的に予測するための判定方法であって、
前記被検者の体格又は体組成の少なくとも一方を表す身体指標としてのMQP、体重、体幹除脂肪量、及び体幹筋肉量、並びに、
前記被検者の血液試料から測定される血液指標としての、赤血球数、及びヘマトクリット値、
からなる群から選択される少なくとも1つの指標が、当該指標に対して設定された、減量効果のレベルに対応する条件を充足するか否か判定する判定工程を含む、
減量効果を予測するための判定方法。
【請求項8】
前記判定工程は、前記選択される指標を、前記減量効果のレベルに対応して設定された当該指標の基準値と比較することを含む、
請求項7に記載の減量効果を予測するための判定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運動量増加による被検者の減量効果を予測するための技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
健康増進や肥満症の改善及び美容等のため、減量効果を高める方法が模索されている。例えば、運動量増加や食事管理による減量効果は知られているが、その一方で、これらによる減量効果には個人差があることも知られている。そこで、運動量増加及び食事管理等による減量効果に関与する因子について検討されている。
【0003】
例えば、非特許文献1には、食事改善指導(減量介入)前後の体格、血液生化学検査、食事摂取量及び身体活動量を測定することで、これらが体重減少量に及ぼす影響について調べた結果が記載されている。同文献では、減量介入前のBMI、身体活動量が体重減少量に関与することが示唆されている。
【0004】
また例えば、非特許文献2には、過体重及び肥満の被検者について、食事管理、有酸素運動と筋力トレーニングによる体重減少プログラムの実施の前後における、血漿レプチン濃度、体重、体組成等を測定した試験について記載されている。同文献では、減量介入前の血漿レプチン濃度が減量結果の予測因子として使用できる旨が示唆されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
減量介入前の体格,食事摂取量,身体活動量が体重減少量に及ぼす影響、肥満研究、Vol.13 No.2 Page.154-163 (2007.08.25)
Leptin, superoxide dismutase, and weight loss: Initial leptin predicts weight loss, Obesity, 2006 Vol. 14 (12) p2184-2192
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の文献には、食事管理と運動量増加を組み合わせた管理による被検者の体重減少に関連する因子については開示されているが、運動量増加単独による被検者の減量効果を予測可能な具体的な予測マーカーや減量効果の予測方法については開示されていない。
【0007】
本発明は、運動量増加による被検者の減量効果を予測するための技術に関する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一形態に係る減量効果を予測するための方法は、下記工程(A)、(B)及び(C)からなる群から選択される少なくとも1つの工程を含む。
前記工程(A)は、MQP(Muscle Quality Point)、体水分率、体重、体幹除脂肪量、及び体幹筋肉量からなる群から選択される少なくとも1つの、前記被検者の体格又は体組成の少なくとも一方を表す身体指標を測定する工程である。
前記工程(B)は、赤血球数、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値、血小板数、遊離脂肪酸濃度、セリン濃度、グルタミン濃度、シトルリン濃度、クレアチンキナーゼ(CK)値、3-ハイドロキシ酪酸濃度、遊離トリヨードサイロニン濃度、遊離サイロキシン濃度、及びマグネシウム濃度からなる群から選択される少なくとも1つの血液指標を、前記被検者の血液試料から測定する工程である。
前記工程(C)は、チャルダー疲労尺度の回答から算出される精神的疲労の指標、運動不足に関する認識及び行動を問う質問に対する回答から算出される指標、ビッグファイブ尺度の回答から算出される同調性パーソナリティの指標、前記ビッグファイブ尺度の回答から算出される開放性パーソナリティの指標、及び前記ビッグファイブ尺度の回答から算出される誠実性パーソナリティの指標からなる群から選択される少なくとも1つの、質問票に対する前記被検者の回答から算出される回答指標を算出する工程である。
【0009】
本発明の他の形態に係る減量効果を定性的に予測するための方法は、運動量増加による被検者の減量効果を定性的に予測するための方法であって、
前記被検者の体格又は体組成の少なくとも一方を表す身体指標としての、MQP(Muscle Quality Point)、体重、体幹除脂肪量、及び体幹筋肉量、並びに、
前記被検者の血液試料から測定される血液指標としての、赤血球数、及びヘマトクリット値、
からなる群から選択される少なくとも1つの指標を取得する取得工程を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、運動量増加による被検者の減量効果を予測するための技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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