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公開番号
2025128476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025131
出願日
2024-02-22
発明の名称
リールシート及び釣竿
出願人
グローブライド株式会社
代理人
個人
主分類
A01K
87/06 20060101AFI20250827BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】リール脚取付け方向に締付け力が作用し、緩みがたく、また、一般的なリールシートのようにナット嵌合部雄ねじ部が露出せず、把持性や外観性が向上するのみならず、全体をコンパクトに構成することが可能なリールシート及びこれを備えた釣竿を提供することにある。
【解決手段】本発明の一実施形態に係るリールシートは、リール脚の一方の端部が挿入される固定フードと、該リール脚の他方の端部が挿入される移動フードと、を備え、該固定フードは、該固定フードから該移動フードの方向へ延伸する筒状部を備え、該固定フードの内周側に第1のばね固定部材が設けられ、該移動フードの内周側に第2のばね固定部材が設けられ、該第1のばね固定部材と、該第2のばね固定部材とは、ばね部材により接続され、これにより前記固定フードと、前記移動フードとは相対移動可能に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
リール脚の一方の端部が挿入される固定フードと、該リール脚の他方の端部が挿入される移動フードと、を備えるリールシートであって、
該固定フードは、該固定フードから該移動フードの方向へ延伸する筒状部を備え、
該固定フードの内周側に第1のばね固定部材が設けられ、該移動フードの内周側に第2のばね固定部材が設けられ、該第1のばね固定部材と、該第2のばね固定部材とは、ばね部材により接続され、これにより前記固定フードと、前記移動フードとは相対移動可能に接続されていることを特徴とするリールシート。
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【請求項2】
前記固定フードの前記筒状部は、前記リール脚が前記固定フードと前記移動フードとにより固定された状態で、その前記移動フード側の端部が前記移動フードに設けられた凹部に係止される、請求項1の記載のリールシート。
【請求項3】
前記固定フードの前記筒状部は、前記リール脚を前記固定フードと前記移動フードとから解放するため、その前記移動フード側の端部の前記移動フードに設けられた凹部への係止が解除可能にされる、又は、前記固定フードの前記筒状部は、前記凹部から該係止が解除可能な方向へ相対移動可能にされる、請求項1の記載のリールシート。
【請求項4】
前記ばね部材は、前記固定フードの前記筒状部の内部に挿通されるようにして、前記第1のばね固定部材から前記第2のばね固定部材まで延伸する、請求項1に記載のリールシート。
【請求項5】
前記ばね部材は、その一方の端部が前記第1のばね固定部材又は前記第2のばね固定部材の少なくともいずれかの内周面又は外周面のいずれかに係合するようにして固定される、請求項1に記載のリールシート。
【請求項6】
前記第1のばね固定部材は、接着、径圧入(テーパー圧入)、スナップフィット又はねじ込みにより前記固定フードに固定され、前記第2のばね固定部材は、接着、径圧入(テーパー圧入)、スナップフィット又はねじ込みにより前記移動フードに固定される、請求項1に記載のリールシート。
【請求項7】
前記リールシートが釣竿の竿体に装着された状態で、前記第1のばね固定部材は、該竿体に固定され、前記第2のばね固定部材は、該竿体に対して相対移動可能にされる、請求項1に記載のリールシート。
【請求項8】
前記固定フードと、前記第1のばね固定部材とは、一体に形成され、前記移動フードと、前記第2のばね固定部材とは、一体に形成される、請求項1に記載のリールシート。
【請求項9】
前記ばね部材は、コイルばねである、請求項1に記載のリールシート。
【請求項10】
前記移動フードは、該移動フードに隣接して設けられる移動フード固定部材により、該移動フードの、前記固定フードから離れる方向への移動が制限される、請求項1に記載のリールシート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リールシート、及びこれを備えた釣竿に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、釣竿用リールシートを備えた様々な釣竿が知られている。
【0003】
このような釣竿では、通常、竿体の上に釣竿用リールシートや釣竿用グリップが載置され、該釣竿用リールシートには、本体の上側又は下側にリール脚を載置するためのリール脚載置部が形成される。
【0004】
このような釣竿のリールシートとして、例えば、特許文献1では、可動フード3を竿心方向にスライド移動自在にかつ周方向に回転不能に元竿1に装着するとともに、この可動フード3の竿尻側に操作リング9を遊嵌し、両者3,9の間にコイルバネ8を外嵌し、このコイルバネ8を自由状態で元竿1に密着固定するコイル径に設定して、操作リング9をコイルバネ8の巻き方向とは反対方向に回転させることによってコイルバネ8の固定状態を解除し、操作リング9への操作を解除するとコイルバネ8の元竿1に対する巻き付き作用によって、可動フード3を位置固定する釣竿のリール取り付け構造について開示されている。
【0005】
特許文献2では、先端部に支脚受止金具を固着した座板本体と、該支脚受止金具と対向するよう座板本体に抱合う如く挿嵌した支脚摺動子と、前記支脚受止金具と摺動子間又は摺動子と座板本体側壁間の何れか一方に張架して該摺動子に介在する発条と、前記座板本体の内側に有り可動自在にて表面に摺動子と係合する鋸歯状の係合溝を有する固定板とを具備することを特徴とする釣魚用リール受座について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開平5-82274号公報
実公昭47-41670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に係るリール取り付け構造では、コイルバネの元竿への摩擦力により軸長方向のずれを抑制しようとしているものの、可動フードを元竿へ固定するための固定力として十分ではなく、また、可動フード内にコイルバネ設ける必要があるため、可動フードをコンパクトなものとすることが難しいという問題があった。また、特許文献2に係る釣魚用リール受座では、板シート内にバネを設ける必要があるため、不可避的に厚みが大きくなり、重心が偏向してしまうのみならず、把持性が大きく低下してしまうという問題があった。
【0008】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リール脚取付け方向に締付け力が作用し、緩みがたく、また、一般的なリールシートのようにナット嵌合部雄ねじ部が露出せず、把持性や外観性が向上するのみならず、全体をコンパクトに構成することが可能なリールシート及びこれを備えた釣竿を提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態に係るリールシートは、リール脚の一方の端部が挿入される固定フードと、該リール脚の他方の端部が挿入される移動フードと、を備え、 該固定フードは、該固定フードから該移動フードの方向へ延伸する筒状部を備え、 該固定フードの内周側に第1のばね固定部材が設けられ、該移動フードの内周側に第2のばね固定部材が設けられ、該第1のばね固定部材と、該第2のばね固定部材とは、ばね部材により接続され、これにより前記固定フードと、前記移動フードとは相対移動可能に接続されている。
【0010】
本発明の一実施形態に係るリールシートにおいて、前記固定フードの前記筒状部は、前記リール脚が前記固定フードと前記移動フードとにより固定された状態で、その前記移動フード側の端部が前記移動フードに設けられた凹部に係止される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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