TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025125002
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024020803
出願日2024-02-15
発明の名称光学機器、及びカメラシステム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/04 20210101AFI20250820BHJP(光学)
要約【課題】沈胴可能な構成を有しながら、光学保持精度を維持可能な光学機器を提供すること。
【解決手段】光学機器は、光学系を保持する保持部材と、保持部材を移動させる駆動部と、駆動部に当接する第1中間部材と、第1中間部材と保持部材とに当接する第2中間部材と、を含み、駆動部の駆動力を保持部材に伝達する中間部材と、第1中間部材を駆動部に付勢し、第2中間部材を保持部材に付勢する第1付勢部材と、を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
光学系を保持する保持部材と、
前記保持部材を移動させる駆動部と、
前記駆動部に当接する第1中間部材と、前記第1中間部材と前記保持部材とに当接する第2中間部材と、を含み、前記駆動部の駆動力を前記保持部材に伝達する中間部材と、
前記第1中間部材を前記駆動部に付勢し、前記第2中間部材を前記保持部材に付勢する第1付勢部材と、を有することを特徴とする光学機器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1付勢部材は、前記第1中間部材と前記第2中間部材とを、前記光学系の光軸に直交する方向へ付勢することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項3】
前記保持部材を前記第2中間部材に対して前記光学系の光軸に沿った方向へ付勢する第2付勢部材を更に有し、
前記第2付勢部材の付勢力に従って前記保持部材の一部を前記第2中間部材に当接させる第1状態と、前記第2付勢部材の前記付勢力に抗して前記保持部材を前記第2中間部材から離隔させる第2状態と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項4】
前記第1状態は、前記光学系が撮影可能位置にある状態であることを特徴とする請求項3に記載の光学機器。
【請求項5】
前記第2状態は、前記光学系が沈胴位置にあり、撮影が制限された状態であることを特徴とする請求項3に記載の光学機器。
【請求項6】
前記保持部材を前記光学系の光軸に沿った方向へ移動可能に保持するベース筒を更に有し、
前記ベース筒が前記光軸に沿った方向へ移動することで、前記第1状態から前記第2状態に移行することを特徴とする請求項3に記載の光学機器。
【請求項7】
前記保持部材と当接する当接部を備える固定部材を更に有し、
前記ベース筒が前記光軸に沿った方向において撮像面側に移動した際に、前記当接部が前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記保持部材を前記第2中間部材から離隔させることを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
【請求項8】
前記光学系の光軸を中心に径方向へ回転可能な操作部材を更に有し、
前記ベース筒は、前記操作部材の回転と連動して前記光軸に沿った方向へ移動することを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
【請求項9】
前記保持部材を前記光学系の光軸に沿った方向へ案内するガイド部材を更に有し、
前記ガイド部材は、前記第2中間部材を前記光軸に直交する面で回動可能に軸支すると共に前記光軸に沿った方向へ案内することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項10】
前記ガイド部材が前記第2中間部材を軸支する領域の少なくとも一部は、前記光軸に沿った方向において、前記ガイド部材が前記保持部材を保持する領域と重複していることを特徴とする請求項9に記載の光学機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学機器、及びカメラシステムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、デジタルカメラ、ビデオカメラ及び交換レンズ等の光学機器では、持ち運び時の携帯性の向上が求められている。特許文献1には、複数のレンズ群の少なくとも一部を沈胴させてレンズ群を収納する沈胴状態において、特にフォーカスレンズ保持枠の移動範囲を狭めることで、全長を短縮した構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-150368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、フォーカスレンズ保持枠を光軸に平行な方向へ付勢することができるが、光軸に直交する平面方向へ付勢することができず、レンズの保持精度が低下し、撮影した画像の画質が低下してしまう恐れがある。
【0005】
本発明は、沈胴可能な構成を有しながら、光学保持精度を維持可能な光学機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学機器は、光学系を保持する保持部材と、保持部材を移動させる駆動部と、駆動部に当接する第1中間部材と、第1中間部材と保持部材とに当接する第2中間部材と、を含み、駆動部の駆動力を保持部材に伝達する中間部材と、第1中間部材を駆動部に付勢し、第2中間部材を保持部材に付勢する第1付勢部材と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、沈胴可能な構成を有しながら、光学保持精度を維持可能な光学機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1のカメラシステムの斜視図である。
実施例1のカメラシステムのブロック図である。
実施例1の交換レンズ(撮影時の広角端)の断面図である。
実施例1の交換レンズ(撮影時の望遠端)の断面図である。
実施例1の交換レンズ(非撮影時の沈胴端)の断面図である。
実施例1の沈胴機構の斜視図及び分解斜視図である。
実施例1の沈胴機構の正面図である。
実施例1の沈胴機構の望遠端至近状態を示す断面図である。
実施例1の沈胴機構の沈胴端を示す断面図である。
実施例1の望遠端のフォーカス群の保持構造を示す斜視図である。
実施例1の沈胴端のフォーカス群の保持構造を示す斜視図である。
実施例1のフォーカス群の保持構造を示す正面斜視図である。
実施例1のラックの保持構造を示す断面図である。
実施例1のレンズマウントを被写体側から見た斜視図である。
実施例2の望遠端のフォーカス群の保持構造を示す斜視図である。
実施例2の沈胴端のフォーカス群の保持構造を示す斜視図である。
実施例2のフォーカス群の保持構造を示す正面斜視図である。
実施例2のラックの保持構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
<実施例1>
図1は、本実施例のカメラシステム(撮像装置)の斜視図である。カメラシステムは、交換レンズ101と、交換レンズ101が着脱可能に装着されるデジタルカメラ(以下、カメラ本体という)1とを有する。図1(A)と図1(B)はそれぞれ、正面側(被写体側)と背面側(撮像面側)から見た斜視図である。なお、本実施形態では光学機器の一例である交換レンズ101について説明するが、本発明はレンズ一体型カメラ等にも適用可能である。
【0010】
本実施形態では、図1(A)に示されるように、交換レンズ101が収容する撮像光学系の光軸が延びる方向(光軸に沿った方向)である光軸方向をX軸方向とし、X軸方向と直交する方向をZ軸方向(水平方向)及びY軸方向(垂直方向)とする。以下、Z軸方向とY軸方向をまとめてZ/Y軸方向とも記す。また、Z軸周りの回転方向をピッチ(Pitch)方向とし、Y軸周りの回転方向をヨー(Yaw)方向とする。ピッチ方向とヨー方向(以下、まとめてピッチ/ヨー方向とも記す)は、互いに直交するZ軸とY軸である2軸回りでの回転方向である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

キヤノン株式会社
移動体
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
今日
キヤノン株式会社
電源装置
29日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
光学機器
8日前
キヤノン株式会社
発光装置
13日前
キヤノン株式会社
発光装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
24日前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
レンズ装置
27日前
キヤノン株式会社
プログラム
1か月前
キヤノン株式会社
乳酸センサ
20日前
キヤノン株式会社
容器構造体
今日
キヤノン株式会社
容器構造体
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
液体収容容器
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
28日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
記録素子基板
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
キヤノン株式会社
電子写真装置
1か月前
キヤノン株式会社
カートリッジ
15日前
続きを見る