TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025122285
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017613
出願日
2024-02-08
発明の名称
電線被覆層削取器
出願人
東神電気株式会社
代理人
弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類
H02G
1/12 20060101AFI20250814BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】
被覆層を安定して削り取るために、様々な太さの電線に対応できる電線被覆層削取器を提供する。
【解決手段】
削取器本体部600と、削取器本体部600に着脱可能に固定される電線誘導部100とを備えた電線被覆層削取器700であって、電線誘導部100は、一対の誘導部分割片(110、120)から構成されると共に、電線Wが挿通可能な誘導孔130が形成され、電線誘導部100が、削取器本体部600に取り付けられた状態で、誘導孔130は、削取器本体部600の電線挿通孔630と直線状に整列することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
削取器本体部と、前記削取器本体部に着脱可能に固定される電線誘導部とを備えた電線被覆層削取器であって、
前記電線誘導部は、一対の誘導部分割片から構成されると共に、電線が挿通可能な誘導孔が形成され、
前記電線誘導部が、前記削取器本体部に取り付けられた状態で、前記誘導孔は、前記削取器本体部の電線挿通孔と直線状に整列することを特徴とする電線被覆層削取器。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記誘導部分割片は、前記削取器本体部との間に設けられたピンによって、前記削取器本体部に対して回転しないように固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電線被覆剥取器。
【請求項3】
前記ピンは、可動ピンと固定ピンを備えており、
前記可動ピンは、前記電線誘導部を前記削取器本体部に取り付ける際に移動できるように構成され、
前記固定ピンは、前記削取器本体部の削取刃側に位置する一方の前記誘導部分割片側に配置され、
前記可動ピンは、他方の前記誘導部分割片側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電線被覆剥取器。
【請求項4】
前記取付孔は、前記電線誘導部を前記削取器本体部に取り付けるために、前記可動ピンを挿入する挿入孔と、前記電線誘導部を前記削取器本体部に固定するために、前記可動ピンに係合する係合孔とを、備えることを特徴とする請求項3に記載の電線被覆剥取器。
【請求項5】
一対の前記誘導部分割片は、回動可能に互いに連結されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電線被覆剥取器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、低圧電線等の被覆層を削り取る電線被覆層削取器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、作業員が電線被覆層削取器の電線挿通孔に電線を挿通させ、その状態で電線被覆層削取器を回動させることで、電線被覆層削取器に内蔵された切削刃によって電線の被覆層を削り取っていた。ただ、電線の種類によって、電線の直径が異なるため、挿通させた電線が電線挿通孔内で位置や姿勢が安定せず、被覆層を上手く削り取ることが出来なかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
よって、本願発明は、上記問題に鑑み、被覆層を安定して削り取るために、様々な太さの電線に対応できる電線被覆層削取器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本願発明の電線被覆層削取器は、削取器本体部と、前記削取器本体部に着脱可能に固定される電線誘導部とを備えた電線被覆層削取器であって、前記電線誘導部は、一対の誘導部分割片から構成されると共に、電線が挿通可能な誘導孔が形成され、前記電線誘導部が、前記削取器本体部に取り付けられた状態で、前記誘導孔は、前記削取器本体部の電線挿通孔と直線状に整列することを特徴とする。
【0005】
上記特徴によれば、電線誘導部は、削取器本体部に対して着脱可能に構成されているので、異なる直径の電線に対応した電線誘導部に容易に取り替えて、被覆を安定して削り取ることが出来る。また、電線誘導部の誘導部分割片は、開くように回動できるので、電線の先端だけでなく、中間部分の被覆も削り取ることが出来る。
【0006】
さらに、上記課題を解決するために、本願発明の電線被覆層削取器は、前記誘導部分割片は、前記削取器本体部との間に設けられたピンによって、前記削取器本体部に対して回転しないように固定されていることを特徴とする。
【0007】
上記特徴によれば、電線誘導部が削取器本体部に対して回転しないように固定できる。
【0008】
上記課題を解決するために、本願発明の電線被覆層削取器は、前記ピンは、可動ピンと固定ピンを備えており、前記可動ピンは、前記電線誘導部を前記削取器本体部に取り付ける際に移動できるように構成され、前記固定ピンは、前記削取器本体部の削取刃側に位置する一方の前記誘導部分割片側に配置され、前記可動ピンは、他方の前記誘導部分割片側に配置されることを特徴とする。
【0009】
上記特徴によれば、電線の被覆を削り取る際の反力を、固定ピンが受け止めることから、電線誘導部が削取器本体部に対して回転しないように、強固に固定された状態を維持できるのである。一方、可動ピンは、他方の誘導部分割片側に配置されているので、削取刃からの反力を受けることがないため、可動ピンが移動することがなく、電線の被覆を削り取る際に、電線誘導部が削取器本体部から不用意に外れることを防止できる。
【0010】
上記課題を解決するために、本願発明の電線被覆層削取器は、前記取付孔は、前記電線誘導部を前記削取器本体部に取り付けるために、前記可動ピンを挿入する挿入孔と、前記電線誘導部を前記削取器本体部に固定するために、前記可動ピンに係合する係合孔とを、備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
竹内工業株式会社
配線ダクト
今日
富士電機株式会社
整流装置
8日前
住友電装株式会社
電気接続箱
3日前
ローム株式会社
半導体集積回路
2日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
2日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
2日前
本田技研工業株式会社
電流検出装置
2日前
本田技研工業株式会社
電流検出装置
2日前
ローム株式会社
駆動回路
4日前
株式会社アイシン
電力変換装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
電線の取付構造
4日前
本田技研工業株式会社
電力変換装置
1日前
株式会社明電舎
電力変換装置
3日前
株式会社明電舎
電力変換装置
8日前
本田技研工業株式会社
複合動力システム
2日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
4日前
本田技研工業株式会社
ステータコアの製造方法
今日
株式会社デンソー
ステータ
2日前
三菱電機株式会社
電源システム
今日
株式会社デンソー
ステータ
7日前
株式会社デンソー
送電装置
3日前
東洋電装株式会社
モータ制御装置
4日前
富士電機株式会社
半導体装置
7日前
株式会社アイシン
ロータおよびロータの製造方法
8日前
矢崎総業株式会社
配索構造
4日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
4日前
山洋電気株式会社
コンバータ制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
4日前
河村電器産業株式会社
分電盤アタッチメント
4日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電システム
3日前
日本精工株式会社
制振システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
今日
矢崎総業株式会社
電気接続箱
3日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
4日前
株式会社豊田自動織機
表面実装型発熱部品の放熱構造
7日前
続きを見る
他の特許を見る