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公開番号
2025122044
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2025081685,2023140415
出願日
2025-05-15,2018-07-30
発明の名称
合わせガラス、合わせガラスの製造方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C03C
27/12 20060101AFI20250813BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約
【課題】液晶溜まりや空隙の発生を低減できる合わせガラス、合わせガラスの製造方法を提供する。また、シール材の劣化を防止することができる合わせガラスを提供する。
【解決手段】合わせガラス1は、第1のガラス板33Aと、第1の中間膜31Aと、液晶フィルム10と、第2の中間膜31Bと、第2のガラス板と、がこの順番で積層配置されており、第1のガラス板33A及び第2のガラス板33Bは、液晶フィルム10よりも外形形状が大きく形成されており、第1のガラス板33Aと第2のガラス板33Bとに挟まれる領域であって、かつ、液晶フィルム10が配置されない領域の少なくとも一部にスペーサー32が配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のガラス板と、第1の中間膜と、液晶フィルムと、第2の中間膜と、第2のガラス板と、がこの順番で積層配置されており、
前記液晶フィルムは、液晶層と、前記液晶層を封止し、前記液晶層の周囲を囲むように配置されたシール材とを有しており、
前記第1のガラス板及び前記第2のガラス板は、前記液晶フィルムよりも外形形状が大きく形成されており、
前記液晶フィルムは、液晶を封止するシール材を周囲に有しており、前記シール材に到達する外部からの光を遮光する遮光部を当該合わせガラスの外周に沿って備え、
前記液晶フィルムには、前記液晶層の厚みを一定にするために液晶内スペーサーが設けられており、
前記液晶フィルムは、
第1基材と、第1電極と、第1配向層との順に積層された第1積層体と、
第2基材と、第2電極と、第2配向層との順に積層された第2積層体と、
を有し、
前記液晶層は、前記第1配向層と前記第2配向層との間に配置され、
前記液晶内スペーサーは、前記第1配向層と前記第2配向層との少なくとも一方に配置されている、合わせガラス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、合わせガラス、合わせガラスの製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば窓に貼り付けて外来光の透過を制御する電子ブラインド等に利用可能な調光部材が提案されている(特許文献1、特許文献2)。このような調光部材の1つに、液晶を利用したものがある。
液晶を利用した調光部材としての液晶フィルムは、透明電極を含む透明板材により液晶材料を挟持して液晶セルが製造され、この液晶セルを直線偏光板により挟持して作成される。この液晶フィルムは、透明電極間に印加する電界を変化させることにより液晶の配向を変化させ、外来光の透過量を制御する。
【0003】
また、上述した液晶フィルムをさらにガラスで挟み込んで合わせガラスを製造することが提案されている(特許文献3)。
しかし、従来は液晶フィルムを挟み込んだ合わせガラスが実際に製造されたことがなかった。したがって、単に中間膜を挟んで構成される従来の合わせガラスと同様な手法をそのまま適用しただけでは、液晶フィルムを挟み込んだ合わせガラスを正しく製造できない場合があった。
液晶フィルムを挟み込んだ合わせガラスが正しく製造できない場合として、液晶フィルム内における液晶が一部に多く溜まってしまう現象(以下、「液晶溜まり」と呼ぶ)がある。また、合わせガラスの一部に空隙が生じてしまう場合もある。このような液晶溜まりや空隙が存在すると、不良品として廃棄するしかなく、改善が望まれている。
【0004】
また、液晶フィルムは、シール材によって液晶層を封止して構成されているが、使用環境によっては、シール材へ太陽光が照射されることによって、シール材の劣化が懸念される場合があった。シール材が劣化すると、液晶層の液晶が漏れ出すおそれがあり、対策が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平03-47392号公報
特開平08-184273号公報
特開2016-164617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、液晶溜まりや空隙の発生を低減できる合わせガラス、合わせガラスの製造方法を提供することである。また、本発明の他の課題は、シール材の劣化を防止することができる合わせガラスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0008】
第1の発明は、第1のガラス板(33A)と、第1の中間膜(31A)と、液晶フィルム(10)と、第2の中間膜(31B)と、第2のガラス板(33B)と、がこの順番で積層配置されており、前記液晶フィルム(10)は、液晶層(14)と、前記液晶層(14)を封止し、前記液晶層(14)の周囲を囲むように配置されたシール材(25)とを有しており、前記第1のガラス板(33A)及び前記第2のガラス板(33B)は、前記液晶フィルム(10)よりも外形形状が大きく形成されており、前記第1のガラス板(33A)と前記第2のガラス板(33B)とに挟まれる領域であって、かつ、前記液晶フィルム(10)が配置されない領域の少なくとも一部にスペーサー(32)が配置されており、平面視において、前記シール材(25)の外側が、前記スペーサー(32)で囲まれている合わせガラス(1)である。
【0009】
第2の発明は、第1の発明に記載の合わせガラス(1)において、前記スペーサー(32)は、前記液晶フィルム(10)の外周を全周囲んで配置されていること、を特徴とする合わせガラス(1)である。
【0010】
第3の発明は、第1の発明に記載の合わせガラス(1)において、前記スペーサー(32)の高さの方は前記液晶フィルム(10)の高さ以上であること、を特徴とする合わせガラス(1)である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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