TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025121600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017140
出願日
2024-02-07
発明の名称
電池パック、及び電池パックシステム
出願人
AZAPA株式会社
代理人
弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250813BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】出力電圧の制御精度が向上し、スイッチング損失が低減する、電池パック、及び電池パックシステムを提供する。
【解決手段】
本発明は、複数の単位モジュールEMが直列に接続された直列回路2と、前記直列回路を制御する制御装置3とを備える電池パック1であって、各単位モジュールEMには、第一端子T1及び第二端子T2と、電荷を蓄える蓄電部BTと、蓄電部BTが第一端子T1及び第二端子T2間に接続する加入状態及び第一端子T1及び第二端子T2間が短絡する離脱状態を含む接続状態を切り換える切換回路2とが含まれ、制御装置3には、各切換回路2による接続状態の切り換えを制御する切換制御部31と、切換制御部31によって加入状態に切り換わった単位モジュールEM以外の、単位モジュールEMでPWM制御を行う電圧調整部32とが含まれる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の単位モジュールが直列に接続された直列回路と、前記直列回路を制御する制御装置とを備える電池パックであって、
各前記単位モジュールには、
第一端子及び第二端子と、
電荷を蓄える蓄電部と、
前記蓄電部が前記第一端子及び前記第二端子間に接続する加入状態及び前記第一端子及び前記第二端子間が短絡する離脱状態を含む接続状態を切り換える切換回路とが含まれ、
前記制御装置には、
各前記切換回路による接続状態の切り換えを制御する切換制御部と、
前記切換制御部によって加入状態に切り換わった前記単位モジュール以外の、前記単位モジュールでPWM制御を行う電圧調整部とが含まれる、電池パック。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記制御装置には、前記電圧調整部が行うPWM制御における搬送波の位相を変調する位相変調部がさらに含まれる、請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記位相変調部は、前記電圧調整部がPWM制御を行った前記単位モジュールの数に基づいた位相差で搬送波の位相を変調する、請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記制御装置には、前記切換制御部による接続状態の切り換えの順位、及び前記電圧調整部が行うPWM制御の順位を設定する順位設定部がさらに含まれる、請求項1又は2に記載の電池パック。
【請求項5】
前記電圧調整部は、前記切換制御部によって加入状態に切り換わった前記単位モジュールの数に基づいて、PWM制御を行う前記単位モジュールの数を変化させる、請求項4に記載の電池パック。
【請求項6】
請求項5に記載の電池パックが複数構成される、電池パックシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、出力電圧を制御する電池パック及び電池パックシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、直流-交流変換を行うインバータとして、サブモジュールを複数直列接続したモジュラーを組み合わせる、モジュラーマルチレベルコンバータ(MMC:Modular Multilevel Converter)が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。モジュラーマルチレベルコンバータは、サブモジュールに含まれるコンデンサといったエネルギー蓄積要素の端子電圧を積算することによって、任意の出力電圧を出力可能とされている。モジュラーマルチレベルコンバータを用いたインバータは、電気自動車やハイブリッド車等の電動車両に、好適に用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-012769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、電力変換装置の高電圧化の要求が高まっていることから、モジュラーマルチレベルコンバータといった電力変換装置は、サブモジュールの直列数を増やし、端子電圧を増加させることにより、高い出力電圧を出力している。しかしながら、従来の電力変換装置を利用した電池パックは、サブモジュールに含まれたスイッチング素子により、端子電圧が段階的に積算されることでしか制御することができなかったため、出力電圧の制御精度に限りがあった。
【0005】
本発明の目的は、出力電圧の制御精度が向上し、スイッチング損失の増加を抑制する、電池パック、及び電池パックシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る電池パックは、複数の単位モジュールが直列に接続された直列回路と、前記直列回路を制御する制御装置とを備える電池パックであって、各前記単位モジュールには、第一端子及び第二端子と、電荷を蓄える蓄電部と、前記蓄電部が前記第一端子及び前記第二端子間に接続する加入状態及び前記第一端子及び前記第二端子間が短絡する離脱状態を含む接続状態を切り換える切換回路とが含まれ、前記制御装置には、各前記切換回路による接続状態の切り換えを制御する切換制御部と、前記切換制御部によって加入状態に切り換わった前記単位モジュール以外の、前記単位モジュールでPWM制御を行う電圧調整部とが含まれる。
【0007】
このような電池パックの構成によれば、接続状態の切換え及びPWM制御で出力電圧の制御を行うことで、出力電圧に対して段階的ではなく、連続的な制御が実現され、出力電圧の制御精度が向上し、且つ最低限の単位モジュールのみでスイッチング損失の増加を最低限に抑制する。
【0008】
また、前記制御装置には、前記電圧調整部が行うPWM制御における搬送波の位相を変調する位相変調部がさらに含まれることが好ましい。
【0009】
このような電池パックの構成によれば、搬送波の位相が変調されることで、スイッチング周波数が上昇し、出力電圧の制御精度が向上する。
【0010】
また、前記位相変調部は、前記電圧調整部がPWM制御を行った前記単位モジュールの数に基づいた位相差で搬送波の位相を変調することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
竹内工業株式会社
配線ダクト
今日
住友電装株式会社
電気接続箱
3日前
ローム株式会社
半導体集積回路
2日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
2日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
2日前
本田技研工業株式会社
電流検出装置
2日前
本田技研工業株式会社
電流検出装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
3日前
ローム株式会社
駆動回路
4日前
トヨタ自動車株式会社
電線の取付構造
4日前
本田技研工業株式会社
電力変換装置
1日前
株式会社明電舎
電力変換装置
3日前
本田技研工業株式会社
複合動力システム
2日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
4日前
株式会社デンソー
送電装置
3日前
株式会社デンソー
ステータ
2日前
東洋電装株式会社
モータ制御装置
4日前
本田技研工業株式会社
ステータコアの製造方法
今日
三菱電機株式会社
電源システム
今日
トヨタ自動車株式会社
モータ
4日前
山洋電気株式会社
コンバータ制御装置
2日前
矢崎総業株式会社
配索構造
4日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
4日前
河村電器産業株式会社
分電盤アタッチメント
4日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
3日前
日本精工株式会社
制振システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
今日
トヨタ自動車株式会社
ロータ
4日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
今日
ネグロス電工株式会社
ケーブルラック用ベンドラック
4日前
株式会社デンソー
巻線界磁ロータ
3日前
株式会社SOKEN
回転電機
2日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
今日
株式会社デンソー
巻線界磁ロータ
3日前
Astemo株式会社
電力変換装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る