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公開番号2025120304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2025094250,2023032020
出願日2025-06-05,2019-04-25
発明の名称端末装置、出席管理システム、出席管理方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250807BHJP(計算;計数)
要約【課題】音波を用いて利用者の出席状況を管理する出席管理システムにおいて、出力装置が設置されていない場所でも利用者の出席状況を管理できるようにするとともに、不正な出席登録を抑制する。
【解決手段】端末装置は、利用者が利用する端末装置であって、情報端末が出力する、可聴音と所定の識別情報とを含む音波を取得する音波取得部と、前記音波から前記所定の識別情報を抽出する抽出部と、前記音波から前記所定の識別情報を抽出できた場合、前記所定の識別情報、前記利用者を識別する利用者識別情報、及び前記所定の識別情報を抽出した時間を示す時間情報を含む出席情報の登録要求を、前記利用者の出席情報を管理する管理サーバに送信する情報送信部と、を有し、前記所定の識別情報は、前記情報送信部が、前記登録要求を前記管理サーバに送信する処理以外の処理では無効化されることを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
利用者が利用する端末装置であって、
情報端末が出力する、可聴音と所定の識別情報とを含む音波を取得する音波取得部と、
前記音波から前記所定の識別情報を抽出する抽出部と、
前記音波から前記所定の識別情報を抽出できた場合、前記所定の識別情報、前記利用者を識別する利用者識別情報、及び前記所定の識別情報を抽出した時間を示す時間情報を含む出席情報の登録要求を、前記利用者の出席情報を管理する管理サーバに送信する情報送信部と、
を有し、
前記所定の識別情報は、前記端末装置が、前記登録要求を前記管理サーバに送信する処理以外の処理では無効化されることを特徴とする端末装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記所定の識別情報は、前記音波を録音したときに無効となる、請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記所定の識別情報は、前記音波を伝送したときに無効となる、請求項1又は2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記所定の識別情報は、前記音波を知覚符号化したときに無効となる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の端末装置。
【請求項5】
前記所定の識別情報は、前記音波の出力が開始又は停止されてから所定の時間を経過すると無効となる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の端末装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の端末装置と、
可聴音と所定の識別情報とを含む音波を出力する情報端末と、
を含む出席管理システムであって、
前記情報端末は、前記所定の識別情報を、前記音波に所定の加工を行ったときに前記所定の識別情報が失われる電子透かしとして重畳させた前記音波を出力する、出席管理システム。
【請求項7】
前記出席管理システムは、前記端末装置から送信される出席情報の登録要求に基づいて、前記利用者の出席状況を管理する管理サーバを含み、
前記管理サーバは、前記情報端末が、前記所定の識別情報を含む前記音波を出力した日時を管理し、前記音波を出力した日時から所定の時間を経過した場合、前記所定の識別情報を無効にする、請求項6に記載の出席管理システム。
【請求項8】
利用者が利用する端末装置と、
前記端末装置から送信される出席情報の登録要求に基づいて、前記利用者の出席状況を管理する管理サーバと、
可聴音と、前記管理サーバから通知される所定の識別情報とを含む音波を出力する情報端末とを含み、
前記端末装置は、
前記情報端末が出力する前記音波を取得する音波取得部と、
前記音波から前記所定の識別情報を抽出する抽出部と、
前記音波から前記所定の識別情報を抽出できた場合、前記所定の識別情報、前記利用者を識別する利用者識別情報、及び前記所定の識別情報を抽出した時間を示す時間情報を含む出席情報の登録要求を前記管理サーバに送信する情報送信部と、
を有し、
前記所定の識別情報は、前記端末装置が、前記登録要求を前記管理サーバに送信する処理の範囲内で有効となるように構成されている、出席管理システム。
【請求項9】
利用者が利用する端末装置が実行する出席管理方法であって、
前記端末装置が、
情報端末が出力する、可聴音と所定の識別情報とを含む音波を取得する音波取得処理と、
前記音波から前記所定の識別情報を抽出する抽出処理と、
前記音波から前記所定の識別情報を抽出できた場合、前記所定の識別情報、前記利用者を識別する利用者識別情報、及び前記所定の識別情報を抽出した時間を示す時間情報を含む出席情報の登録要求を、前記利用者の出席情報を管理する管理サーバに送信する情報送信処理と、
を実行し、
前記所定の識別情報は、前記端末装置が、前記登録要求を前記管理サーバに送信する処理以外の処理では無効化されることを特徴とする出席管理方法。
【請求項10】
請求項9に記載の出席管理方法を端末装置に実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、出席管理システム、出席管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
講義、授業、研修等に参加する出席者の出席状況を管理する出席管理システムが知られている。
【0003】
例えば、講義、授業、研修等が開催される出席場所に、所定の識別情報を表す音波を出力する出力装置を設置し、出席者の端末装置が取得した所定の識別情報に基づいて、出席者の出席状況を管理する出席管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された出席管理システムでは、出力装置が設置されていない教室等では、利用者の出席状況を管理することができないという問題がある。また、このような出席管理システムにおいて、所定の識別情報を含む音波を録音したり、通信回線で伝送したりすることにより、実際には出席していない利用者が、端末装置を用いて不正に出席登録することを抑制したいという要求がある。
【0005】
本発明の一実施形態は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、音波を用いて利用者の出席状況を管理する出席管理システムにおいて、出力装置が設置されていない場所でも利用者の出席状況を管理できるようにするとともに、不正な出席の登録を抑制する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る端末装置は、利用者が利用する端末装置であって、情報端末が出力する、可聴音と所定の識別情報とを含む音波を取得する音波取得部と、前記音波から前記所定の識別情報を抽出する抽出部と、前記音波から前記所定の識別情報を抽出できた場合、前記所定の識別情報、前記利用者を識別する利用者識別情報、及び前記所定の識別情報を抽出した時間を示す時間情報を含む出席情報の登録要求を、前記利用者の出席情報を管理する管理サーバに送信する情報送信部と、を有し、前記所定の識別情報は、前記端末装置が、前記登録要求を前記管理サーバに送信する処理以外の処理では無効化されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施の形態によれば、音波を用いて利用者の出席状況を管理する出席管理システムにおいて、出力装置が設置されていない場所でも利用者の出席状況を管理できるようにするとともに、不正な出席の登録を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る出席管理システムのシステム構成の例を示す図である。
一実施形態に係る出席管理システムの利用シーンのイメージを示す図である。
一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。
一実施形態に係る情報端末及び端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。
一実施形態に係る出席管理システムの機能構成の例を示す図である。
一実施形態に係る管理サーバが管理する情報のイメージを示す図である。
第1の実施形態に係るアプリ起動時の処理の例を示すシーケンス図である。
第1の実施形態に係る表示画面の例を示す図(1)である。
第1の実施形態に係る出席確認処理の例を示すシーケンス図である。
第1の実施形態に係る表示画面の例を示す図(2)である。
第1の実施形態に係る出席データの閲覧処理の例を示すシーケンス図である。
第1の実施形態に係る表示画面の例を示す図(3)である。
第2の実施形態に係る出席確認処理の例を示すシーケンス図である。
第2の実施形態に係る音波出力情報のイメージを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
【0010】
<システムの構成>
図1は、一実施形態に係る出席管理システムのシステム構成の例を示す図である。出席管理システム100は、例えば、管理サーバ110、情報端末120、PC(Personal Computer)130、及び端末装置140a、140b、・・・等を含む。なお、以下の説明において、端末装置140a、140b、・・・のうち、任意の端末装置を示す場合、「端末装置140」を用いる。
(【0011】以降は省略されています)

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