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公開番号
2025120048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015263
出願日
2024-02-02
発明の名称
除湿装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B01D
53/26 20060101AFI20250807BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】衣類の乾燥効率が低下している状態であって、衣類周辺の空間に留まる湿度の高い空気の移動が必要か否かを判断可能な除湿装置を提供する。
【解決手段】所定空間の空気を吸い込むための吸込口2と所定空間に空気を吹き出すための吹出口3とを有する本体ケース1と、吸込口2から吹出口3へ空気を導く送風部5と、吸込口2から吸い込んだ空気を除湿する除湿部4と、所定空間の湿度を取得する湿度取得部14と、湿度取得部14により取得された所定空間の湿度を基に、所定空間での換気または空調が必要か否かを判断する判断部13と、を備える。これにより、上記課題を解決するものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定空間の空気を吸い込むための吸込口と前記所定空間に空気を吹き出すための吹出口とを有する本体ケースと、
前記吸込口から前記吹出口へ空気を導く送風部と、
前記吸込口から吸い込んだ空気を除湿する除湿部と、
前記所定空間の湿度を取得する湿度取得部と、
前記湿度取得部により取得された前記所定空間の湿度を基に、前記所定空間での換気または空調が必要か否かを判断する判断部と、を備える除湿装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
所定時間での湿度変化量を算出する変化量算出部を備え、
前記判断部は、
前記変化量算出部により算出された所定時間での湿度変化量と、前記所定空間の現在の湿度と、に基づいて前記所定空間での換気または空調が必要か否かを判断する請求項1に記載の除湿装置。
【請求項3】
前記変化量算出部は、
前記現在から所定時間前の湿度と前記現在の湿度との差である前記湿度変化量を算出し、
前記判断部は、
前記湿度変化量が減少量閾値未満、かつ、前記現在の湿度が高湿度閾値以上であれば、前記所定空間での換気または空調が必要であると判断する請求項2に記載の除湿装置。
【請求項4】
前記判断部により前記所定空間での換気または空調が必要であると判断された場合、前記所定空間での換気または空調が必要である旨を報知する報知部を備える請求項1に記載の除湿装置。
【請求項5】
前記所定空間の換気または空調が可能な外部機器と通信を行う通信部を備え、
前記通信部は、
前記判断部により前記所定空間での換気または空調が必要であると判断された場合、前記外部機器に運転指示を送信する請求項1に記載の除湿装置。
【請求項6】
前記通信部は、
前記外部機器に運転指示を送信後、前記所定空間の湿度が停止閾値以下であれば前記外部機器に停止指示を送信する請求項5に記載の除湿装置。
【請求項7】
前記通信部は、
前記外部機器に運転指示を送信後、前記所定空間の湿度が停止閾値以下の状態が所定期間継続すれば前記外部機器に停止指示を送信する請求項5に記載の除湿装置。
【請求項8】
前記外部機器は、換気装置または空気調和装置である請求項5に記載の除湿装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、除湿装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、衣類等の乾燥を目的とし、所定空間内に設置される除湿装置としての除湿機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-98264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
衣類等の乾燥を目的とする除湿装置においては、除湿装置が設置される所定空間の広さや乾燥対象物である衣類が設置される間隔等により、衣類周辺の湿度が高い状態が継続する可能性がある。これにより、高湿度の空気が衣類の周辺に留まることになり、衣類の乾燥効率が低下する。
【0005】
このような状態においては、例えば、衣類周辺の空間に留まる湿度の高い空気を移動させることで、衣類の乾燥効率を向上させることができる。そのため、衣類の乾燥効率が低下している状態か否かを適切に判定することが重要となる。衣類の乾燥効率が低下している状態か否かは、衣類の乾燥状態、所定空間の広さ、所定空間における空気の循環経路等、除湿装置が設置されている空間内の状態による。例えば、同じ空間に衣類を設置している場合においても、衣類の量や天候等の様々な要因によるため、衣類の乾燥効率が低下している状態か否かをユーザーが都度、判断することは難しい。
【0006】
そこで、本開示は、上記課題を解決するものであり、衣類の乾燥効率が低下している状態であって、衣類周辺の空間に留まる湿度の高い空気の移動が必要か否かを判断可能な除湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして、この目的を達成するために、本開示に係る除湿装置は、所定空間の空気を吸い込むための吸込口と所定空間に空気を吹き出すための吹出口とを有する本体ケースと、吸込口から吹出口へ空気を導く送風部と、吸込口から吸い込んだ空気を除湿する除湿部と、所定空間の湿度を取得する湿度取得部と、湿度取得部により取得された所定空間の湿度を基に、所定空間での換気または空調が必要か否かを判断する判断部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、衣類の乾燥効率が低下している状態であって、衣類周辺の空間に留まる湿度の高い空気の移動が必要か否かを判断可能な除湿装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施の形態に係る除湿装置の斜視図である。
本開示の実施の形態に係る除湿装置の側断面図である。
本開示の実施の形態1に係る除湿装置の概略機能ブロック図である。
本開示の実施の形態1に係る除湿装置の制御内容を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態2に係る除湿装置の概略機能ブロック図である。
本開示の実施の形態2に係る除湿装置の制御内容を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するために例示するものであって、本発明は以下のものに特定しない。特に実施の形態に記載されている材質、形状、構成要素、構成要素の配置及び相対的配置等は一例であって、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(【0011】以降は省略されています)
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