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公開番号2025119252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014034
出願日2024-02-01
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム
出願人株式会社MIXI
代理人個人,個人
主分類A63F 13/577 20140101AFI20250806BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】拡張現実のゲーム世界に特有のプレイ感を効果的に高めることで、当該ゲームに関する興趣性の向上を図ることが可能な情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システムを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る情報処理装置10は、現実空間におけるユーザ端末の位置に基づく第1オブジェクトと、第1オブジェクトの周囲に配置された立体形状の第2オブジェクトとが配置された三次元のゲーム空間のうち、少なくとも一部の領域を、表示器に表示させる表示制御部11と、第2オブジェクト内で移動する移動オブジェクトが、第2オブジェクトの内側と外側とを仕切る境界面に接触した場合に、移動オブジェクトを境界面にて反射させる移動制御部13を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
現実空間におけるユーザ端末の位置に基づく第1オブジェクトと、前記第1オブジェクトの周囲に配置された立体形状の第2オブジェクトと、が配置された三次元のゲーム空間のうち、少なくとも一部の領域を、表示器に表示させる表示制御部と、
前記第2オブジェクト内で移動する移動オブジェクトが、前記第2オブジェクトの内側と外側とを仕切る境界面に接触した場合に、前記移動オブジェクトを前記境界面にて反射させる移動制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記移動制御部は、前記移動オブジェクトが前記第2オブジェクトの外側から内側に向かって移動する場合、前記移動オブジェクトに前記境界面を通過させる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ゲーム空間でのゲームが2以上のターンを含み、各ターンにて前記移動オブジェクトに対するユーザ操作が行われる場合、前記表示制御部は、第1のターンにて前記第2オブジェクト内に入った前記移動オブジェクトを、前記第1のターンから所定ターン数だけ後の第2ターンにて消滅させる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2オブジェクト内に第1移動オブジェクトが存在している状態において、前記第2オブジェクト内にて移動する第2移動オブジェクトが、前記第2オブジェクト内において前記第1移動オブジェクトと衝突した場合に、特定のゲーム効果を発動させる効果制御部を備える、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、
前記ゲーム空間のうち、前記表示器に表示させる領域を、プレイヤによるモード設定に基づく前記ゲーム空間内にて設定された視界に応じて構成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記モード設定として、プレイヤ位置の移動に応じて視点位置を変化させる第1モードと、プレイヤ位置の移動によらず視点位置を固定させる第2モードのいずれかのモード設定をプレイヤから受けた場合、当該モード設定に応じた視点位置からの視界に応じて前記ゲーム空間を構成する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示制御部は、前記ゲーム空間において複数のユーザが共同でゲームをプレイする場合、前記第1モードを設定する、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ゲーム空間で複数のプレイヤが共同でゲームをプレイする場合、前記移動オブジェクトの移動に伴って発動させるゲーム効果を、プレイヤ間の距離が近い場合と遠い場合とで異なるように制御する効果制御部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
第1ユーザグループに属する1以上の第1ユーザのそれぞれのユーザ端末が、現実空間における第1範囲に配置され、前記1以上の第1ユーザが前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとが配置された三次元のゲーム空間を用いたゲームをプレイしている間、前記第1ユーザグループに属しない第2ユーザのユーザ端末が、現実空間において前記第1範囲の少なくとも一部と異なる位置にある第2範囲に配置されている場合に、前記第2ユーザに対して、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとが配置された三次元のゲーム空間を用いたゲームをプレイ可能に制御するプレイ制御部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記表示制御部は、現実空間における前記ユーザ端末の位置に基づいて、前記第2オブジェクトの形状を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
各種の情報処理端末における処理能力向上に伴い、現実空間の視野内に仮想オブジェクトを表示させるAR(Augmented Reality:拡張現実)技術が普及し始めている。特に、ゲーム分野においては、現実世界でのプレイヤの所在位置に応じて、適宜なキャラクタやアイテムを当該プレイヤの視野内に出現させ、ゲーム世界への没入感や当該ゲームの興趣性を高めることが期待されている。
【0003】
例えば、特許文献1においては、撮影画像内からマーカを検出し、その撮影画像中に所与のオブジェクトを合成表示させてゲームを進行制御させる際、マーカに対応付けられているオブジェクトを撮影画像中に登場させ、撮影画像内で検出されたマーカが複数、且つ、当該検出されたマーカの配置構成が、ゲームの進行上の特別制御を実行する条件である所与の配置構成条件を満たした場合に特別制御を実行する技術が開示されている。
【0004】
また、特許文献2においては、撮影画像内から検出したマーカに基づき所与のオブジェクトを登場させた仮想空間の画像を、撮影画像に合成して表示させる際、撮影画像に映された対象マーカを用いて仮想空間を設定し、撮影画像に映された基準マーカを用いて、仮想空間におけるアクション方向を決定して所与のアクションを実行し、アクションの結果に基づいてゲームを進行制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-182579号公報
特開2017-176635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来技術によれば、ゲームのプレイヤが現実に見ている視野内に、キャラクタ等のオブジェクトを登場させ、所定のアクション等を実行させることができる。ただし、AR技術の特性をゲーム世界に十分に適用したものとは言い難い。そのため、現実空間と仮想空間との融合空間で、ゲームのプレイ感そのものに新たな興趣性を提供するものではない。したがって、プレイヤが新たな楽しみや特別感をもってゲームをプレイすることや、それに伴う、当該ゲームのプレイ頻度や満足度の向上も期待しにくい。
【0007】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、拡張現実のゲーム世界に特有のプレイ感を効果的に高めることで、当該ゲームに関する興趣性の向上を図ることが可能な情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、現実空間におけるユーザ端末の位置に基づく第1オブジェクトと、前記第1オブジェクトの周囲に配置された立体形状の第2オブジェクトと、が配置された三次元のゲーム空間のうち、少なくとも一部の領域を、表示器に表示させる表示制御部と、前記第2オブジェクト内で移動する移動オブジェクトが、前記第2オブジェクトの内側と外側とを仕切る境界面に接触した場合に、前記移動オブジェクトを前記境界面にて反射させる移動制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、拡張現実のゲーム世界に特有のプレイ感を効果的に高めることで、当該ゲームに関する興趣性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ゲームシステムのネットワーク構成例を示す図である。
本発明の一つの実施形態に係るゲームサーバの構成例を示す図である。
本発明の一つの実施形態に係るユーザ端末の構成例を示す図である。
プレイヤ管理DBの構成例を示す図である。
ゲーム管理DBの構成例を示す図である。
第1オブジェクト管理DBの構成例を示す図である。
第2オブジェクト管理DBの構成例を示す図である。
移動オブジェクト管理DBの構成例を示す図である。
イベント管理DBの構成例を示す図である。
ゲーム効果制御情報の構成例を示す図である。
第2オブジェクト形状制御情報の構成例を示す図である。
移動パラメータ制御情報の構成例を示す図である。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その1)。
本発明の一つの実施形態に係る情報表示形態の例を示す図である(その1)。
本発明の一つの実施形態に係る情報表示形態の例を示す図である(その1)。
本発明の一つの実施形態に係る情報表示形態の例を示す図である(その1)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その2)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その3)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その4)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その5)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その5)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その5)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その5)。
本発明の一つの実施形態に係る情報処理フローを示す図である(その5)。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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