特許ウォッチ

公開番号2025110217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024004024
出願日2024-01-15
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム
出願人株式会社MIXI
代理人弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
主分類A63F 13/69 20140101AFI20250718BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】ゲーム媒体を含む集合を用いた抽選における興趣性を高めることが可能な技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、ユーザからの第1要求に応じて、複数のゲーム媒体を含む集合の中から第1抽選により選出されたゲーム媒体を、前記ユーザに利用可能とし、前記ユーザからの第2要求に応じて、前記集合の中から第2抽選により選出されたゲーム媒体を、前記ユーザに利用可能とせずに、前記集合から除外する、抽選処理部を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザからの第１要求に応じて、複数のゲーム媒体を含む集合の中から第１抽選により選出されたゲーム媒体を、前記ユーザに利用可能とし、
前記ユーザからの第２要求に応じて、前記集合の中から第２抽選により選出されたゲーム媒体を、前記ユーザに利用可能とせずに、前記集合から除外する、
抽選処理部を備える、情報処理装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記抽選処理部は、
前記第１要求に応じて、ゲーム媒体の選出確率を定めた第１確率テーブルに基づいて、前記第１抽選を実行し、
前記第２要求に応じて、選出確率が前記第１確率テーブルとは異なる第２確率テーブルに基づいて、前記第２抽選を実行する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記抽選処理部は、前記第２抽選において、前記ユーザが支払う対価が多い場合に、前記対価が少ない場合よりも、前記集合に含まれる前記複数のゲーム媒体のうち、レアリティが低いゲーム媒体の選出確率が高くなるように制御する、請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記抽選処理部は、前記第２抽選において、前記ユーザが支払う対価が多い場合に、前記対価が少ない場合よりも、前記集合に含まれる前記複数のゲーム媒体のうち、前記第２抽選での抽選対象から前記ユーザの指定により除外されるゲーム媒体について、前記ユーザが指定可能な数が多くなるように制御する、請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記抽選処理部は、前記第１抽選の実行回数が多い場合に、前記第１抽選の実行回数が少ない場合よりも、前記第２抽選において、前記集合に含まれる前記複数のゲーム媒体のうち、レアリティが低いゲーム媒体の選出確率が高くなるように制御する、請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記集合は、前記複数のゲーム媒体のうち特定ゲーム媒体を含む第１媒体集合と、前記特定ゲーム媒体を含まない第２媒体集合と、を含む、複数の媒体集合を含み、
前記抽選処理部は、
前記第１抽選において、前記複数の媒体集合からゲーム媒体を選出し、
前記第２抽選において、前記第２媒体集合からゲーム媒体を選出する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記抽選処理部は、前記集合において、前記第２抽選により選出されたゲーム媒体を、前記第２抽選により選出されたゲーム媒体とは異なる他のゲーム媒体と入れ替える、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記抽選処理部は、前記第２抽選を実行した場合、前記ユーザからの前記集合のリセットを受け付け可能にする、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記抽選処理部は、前記第１要求の回数に応じて、前記第２抽選の実行可能回数を制御する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
プロセッサが、
ユーザからの第１要求に応じて、複数のゲーム媒体を含む集合の中から第１抽選により選出されたゲーム媒体を、前記ユーザに利用可能とし、
前記ユーザからの第２要求に応じて、前記集合の中から第２抽選により選出されたゲーム媒体を、前記ユーザに利用可能とせずに、前記集合から除外する、
情報処理方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ゲーム媒体の抽選において、抽選の対象となるゲーム媒体の集合に対し、所定の操作を実行する技術が知られている。例えば特許文献１には、ゲーム媒体の集合である抽選リストから、ユーザの操作に基づいて選択された特定ゲーム媒体を削除するプログラムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－２８４１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載されたプログラムでは、ゲーム媒体の集合に対する操作内容が固定化される。その結果、ユーザが興趣性を感じにくくなる可能性がある。
【０００５】
本発明は、ゲーム媒体を含む集合を用いた抽選における興趣性を高めることが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一形態に係る情報処理装置は、ユーザからの第１要求に応じて、複数のゲーム媒体を含む集合の中から第１抽選により選出されたゲーム媒体を、前記ユーザに利用可能とし、前記ユーザからの第２要求に応じて、前記集合の中から第２抽選により選出されたゲーム媒体を、前記ユーザに利用可能とせずに、前記集合から除外する、抽選処理部を備える、情報処理装置。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、ゲーム媒体を含む集合を用いた抽選手段を拡張することができる。これにより、ゲーム媒体を含む集合を用いた抽選における興趣性を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
サーバのハードウェア構成例を示す図である。
端末装置のハードウェア構成例を示す図である。
サーバの機能ブロック構成例を示す図である。
ユーザ管理テーブルの一例を示す図である。
ゲーム媒体管理テーブルの一例を示す図である。
第１確率テーブルの一例を示す図である。
第２確率テーブルの一例を示す図である。
抽選方法選択画面の一例を示す図である。
集合内容表示画面の一例を示す図である。
抽選処理部が実行する抽選処理の一例を示すフローチャートである。
第１抽選により選出されたゲーム媒体の表示態様の一例を示す図である。
１回目の第１抽選実行後のゲーム媒体管理テーブルの一例を示す図である。
第２抽選実行後のゲーム媒体管理テーブルの一例を示す図である。
第２抽選実行後の集合内容の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。図面において、同一又は同等の構成要素には同一の符号を付し、同一又は同等の構成要素に関する説明が重複する場合は適宜省略する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された内容を限定するものではない。また、実施形態で説明される構成の全てが、必ずしも本開示の必須構成要件であるとは限らない。本開示で説明する機能を発揮する限りにおいて、実施形態で説明される構成は、適宜省略されてもよい。
【００１０】
＜システム構成例＞
図１は、一実施形態に係る情報処理システム１のシステム構成の一例を示す図である。図１に示す情報処理システム１は、サーバ１０と、複数の端末装置２０と、を備える。図１では、複数の端末装置２０として、第１端末装置２０ａと、第２端末装置２０ｂと、第３端末装置２０ｃと、を図示している。しかしながら、情報処理システム１が備える端末装置２０の台数は、３台に限られない。情報処理システム１は、本明細書で説明する処理を実行可能な適宜の台数の端末装置２０を備えていればよく、例えば１台又は複数台の端末装置２０を備えていればよい。本明細書において、第１端末装置２０ａと、第２端末装置２０ｂと、第３端末装置２０ｃと、を区別しない場合には、これらをまとめて、単に「端末装置２０」と記載する。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許