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公開番号2025118194
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013357
出願日2024-01-31
発明の名称ステータ、回転電機及び作業機械
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H02K 9/19 20060101AFI20250805BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】冷却性能を向上させることができるステータ、回転電機及び作業機械を提供すること。
【解決手段】ステータは、円筒状のステータコアと、前記ステータコアの第1端面から突出する第1コイルエンドと前記ステータコアの第2端面から突出する第2コイルエンドを有するステータコイルと、を備え、前記第1コイルエンドは、冷却媒体によって冷却され、前記第1コイルエンドの突出量は、前記第2コイルエンドの突出量よりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状のステータコアと、
前記ステータコアの第1端面から突出する第1コイルエンドと前記ステータコアの第2端面から突出する第2コイルエンドを有するステータコイルと、を備え、
前記第1コイルエンドは、冷却媒体によって冷却され、
前記第1コイルエンドの突出量は、前記第2コイルエンドの突出量よりも大きい、
ステータ。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第1コイルエンドは、前記ステータコアの前記第1端面から延びて前記ステータコアの周方向に並ぶ複数の末端側延在部を有する、
請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
前記複数の末端側延在部の各々は、前記ステータコアの軸方向及び前記周方向に対して斜めに交差する傾斜部を含み、
前記ステータコアの前記第1端面と前記傾斜部との間には、隙間が形成される、
請求項2に記載のステータ。
【請求項4】
前記ステータコイルは、平角線で構成される、
請求項1から3の何れか一項に記載のステータ。
【請求項5】
請求項1から3の何れか一項に記載のステータと、
ロータ及び前記ステータを収容するための空間を有するハウジングと、
前記空間を通じて前記冷却媒体を前記第1コイルエンドに向かって吐出するように構成された冷媒吐出部と、を備える、
回転電機。
【請求項6】
前記冷媒吐出部は、前記ロータに設けられる、
請求項5に記載の回転電機。
【請求項7】
走行体と、
前記走行体に旋回軸回りに旋回可能に支持される上部旋回体と、
前記上部旋回体に動作可能に支持される作業機と、
前記走行体に対して前記上部旋回体を旋回させるための旋回モータとして構成される、請求項5に記載の回転電機と、
を備える作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ステータ、回転電機及び作業機械に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転電機として、ロータ、ステータ及びハウジングを備えた構成が知られている(特許文献1参照)。ステータのステータコイルは、ステータコアの端面から突出するコイルエンドを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再公表WO2017/168971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、コイルエンドにおいてコイルが密集した部分では、熱が溜まりやすくなる可能性が高い。コイルが過度に発熱すると、損失が大きくなり、回転電機の性能が低下するおそれがある。
【0005】
本開示の態様は、冷却性能を向上させることができるステータ、回転電機及び作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るステータは、円筒状のステータコアと、前記ステータコアの第1端面から突出する第1コイルエンドと前記ステータコアの第2端面から突出する第2コイルエンドを有するステータコイルと、を備え、前記第1コイルエンドは、冷却媒体によって冷却され、前記第1コイルエンドの突出量は、前記第2コイルエンドの突出量よりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
本開示の態様によれば、冷却性能を向上させることができるステータ、回転電機及び作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る作業機械を示す概略図である。
実施形態に係る回転電機の断面図である。
実施形態に係るステータの斜視図である。
実施形態に係るステータコアに組み付け前のセグメントコイルを示す図である。
実施形態に係るセグメントコイルの捻り成形後を示す図である。
実施形態に係るステータの上部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態においては、回転電機として、ハイブリッドショベルや電動ショベル(作業機械の一例)に搭載されるものであり、ハイブリッドショベルや電動ショベルの上部旋回体を旋回させるための旋回モータとして構成される例を挙げて説明する。
【0010】
以下の説明において、例えば「平行」や「直交」、「中心」、「同軸」等の相対的又は絶対的な配置を示す表現は、厳密にそのような配置や状態を意味するのみならず、公差や同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している配置や状態をも含むものとする。以下の説明に用いる図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更して示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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