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公開番号
2025117826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012764
出願日
2024-01-31
発明の名称
モータシステム及び空調装置
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02P
5/49 20160101AFI20250805BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ハーネスを構成する電線の本数を減らすことができる。
【解決手段】第2主コイル32の第1端は、第1主コイル22の第1端に接続されている。第2副コイル33の第1端は、第1副コイル23の第1端に接続されている。ハーネス40は、第1主コイル22の第1端及び第2端にそれぞれ接続される一対の第1主電線41a,41bと、第1副コイル23の第1端及び第2端にそれぞれ接続される一対の第1副電線42a,42bと、第2主コイル32の第2端に接続される第2主電線43と、第2副コイル33の第2端に接続される第2副電線44とを含む。制御装置50は、駆動回路51と第1主電線41bとの接続・遮断と、駆動回路51と第2主電線43との接続・遮断とを切り替える第1スイッチ回路61と、駆動回路51と第1副電線42bとの接続・遮断と、駆動回路51と第2副電線44との接続・遮断とを切り替える第2スイッチ回路62とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
いずれもステッピングモータであり、択一的に駆動される第1モータ及び第2モータを少なくとも備えるモータ装置と、
前記第1モータ及び前記第2モータの駆動を制御する駆動回路を備える制御装置と、
前記モータ装置と前記駆動回路とを電気的に接続する複数本の電線を有するハーネスと、を備えるモータシステムであって、
前記第1モータは、互いに独立した第1主コイル及び第1副コイルを備え、
前記第2モータは、互いに独立した第2主コイル及び第2副コイルを備え、
前記第2主コイルの第1端は、前記第1主コイルの第1端に電気的に接続されており、
前記第2副コイルの第1端は、前記第1副コイルの第1端に電気的に接続されており、
前記ハーネスは、
前記第1主コイルの第1端及び第2端にそれぞれ接続される一対の第1主電線と、
前記第1副コイルの第1端及び第2端にそれぞれ接続される一対の第1副電線と、
前記第2主コイルの第2端に接続される第2主電線と、
前記第2副コイルの第2端に接続される第2副電線と、を含み、
前記駆動回路には、前記第1主電線の一方及び前記第1副電線の一方が電気的に接続されており、
前記制御装置は、
前記駆動回路と前記第1主電線の他方との接続・遮断と、前記駆動回路と前記第2主電線との接続・遮断とを切り替え可能に構成された第1スイッチ回路と、
前記駆動回路と前記第1副電線の他方との接続・遮断と、前記駆動回路と前記第2副電線との接続・遮断とを切り替え可能に構成された第2スイッチ回路と、を備える、
モータシステム。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモータシステムと、
前記第1モータにより第1軸線を中心に回転駆動されることで空調空気の吹き出し方向を変更する第1フィンと、
前記第2モータにより前記第1軸線とは交差する第2軸線を中心に回転駆動されることで空調空気の吹き出し方向を変更する第2フィンと、を備える、
空調装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータシステム及び空調装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ステッピングモータを備えるモータ装置と、ステッピングモータの駆動を制御する駆動回路を備える制御装置と、モータ装置と駆動回路とを電気的に接続する複数本の電線を有するハーネスとを備えるモータシステムがある(例えば特許文献1参照)。ステッピングモータは、2つのコイルを有する。ハーネスは、各コイルの両端と駆動回路とを電気的に接続する都合4本の電線を有する。駆動回路から電線を介して各コイルに対して駆動パルスが出力されることにより、ステッピングモータが回転駆動される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-186289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうしたモータシステムにおいては、1つのステッピングモータにつき4本の電線が必要となる。このため、ステッピングモータが2つの場合には、都合8本の電線が必要になるなど、ステッピングモータの数が増えるほど、電線の本数が増える。その結果、ハーネスの重量が増大するなどの不都合が生じるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのモータシステム及び空調装置の各態様を記載する。
[態様1]
いずれもステッピングモータであり、択一的に駆動される第1モータ及び第2モータを少なくとも備えるモータ装置と、
前記第1モータ及び前記第2モータの駆動を制御する駆動回路を備える制御装置と、
前記モータ装置と前記駆動回路とを電気的に接続する複数本の電線を有するハーネスと、を備えるモータシステムであって、
前記第1モータは、互いに独立した第1主コイル及び第1副コイルを備え、
前記第2モータは、互いに独立した第2主コイル及び第2副コイルを備え、
前記第2主コイルの第1端は、前記第1主コイルの第1端に電気的に接続されており、
前記第2副コイルの第1端は、前記第1副コイルの第1端に電気的に接続されており、
前記ハーネスは、
前記第1主コイルの第1端及び第2端にそれぞれ接続される一対の第1主電線と、
前記第1副コイルの第1端及び第2端にそれぞれ接続される一対の第1副電線と、
前記第2主コイルの第2端に接続される第2主電線と、
前記第2副コイルの第2端に接続される第2副電線と、を含み、
前記駆動回路には、前記第1主電線の一方及び前記第1副電線の一方が電気的に接続されており、
前記制御装置は、
前記駆動回路と前記第1主電線の他方との接続・遮断と、前記駆動回路と前記第2主電線との接続・遮断とを切り替え可能に構成された第1スイッチ回路と、
前記駆動回路と前記第1副電線の他方との接続・遮断と、前記駆動回路と前記第2副電線との接続・遮断とを切り替え可能に構成された第2スイッチ回路と、を備える、
モータシステム。
【0006】
同構成によれば、第1スイッチ回路の切り替えにより、駆動回路と第1主電線の他方とを接続するとともに、第2スイッチ回路の切り替えにより、駆動回路と第1副電線の他方とを接続することで、第1主コイル及び第1副コイルに通電することが可能となる。これにより、駆動回路を通じて第1モータが駆動される。
【0007】
一方、第1スイッチ回路の切り替えにより、駆動回路と第2主電線とを接続するとともに、第2スイッチ回路の切り替えにより、駆動回路と第2副電線とを接続することで、第2主コイル及び第2副コイルに通電することが可能となる。これにより、駆動回路を通じて第2モータが駆動される。
【0008】
また、上記構成によれば、ハーネスが、従来のモータシステムにおいて第2主コイルの第1端に接続されるはずの電線及び第2副コイルの第1端に接続されるはずの電線を含まない。
【0009】
このように、上記構成によれば、第1スイッチ回路の切り替え制御及び第2スイッチ回路の切り替え制御を行うことで、第1モータ及び第2モータを択一的に駆動することができる。
【0010】
したがって、ハーネスを構成する電線の本数を減らすことができる。
[態様2]
態様1に記載のモータシステムと、
前記第1モータにより第1軸線を中心に回転駆動されることで空調空気の吹き出し方向を変更する第1フィンと、
前記第2モータにより前記第1軸線とは交差する第2軸線を中心に回転駆動されることで空調空気の吹き出し方向を変更する第2フィンと、を備える、
空調装置。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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