TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025115201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009606
出願日2024-01-25
発明の名称車載装置およびプログラム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G01C 21/36 20060101AFI20250730BHJP(測定;試験)
要約【課題】車両周辺を移動する通行人に向けて、避難所を適切に提示する技術を提供する。
【解決手段】車載装置は、避難所の位置を含む地図情報を格納した記憶部と、災害の発生を検出する災害検出部102と、自車両1の位置を取得する取得部101と、自車両1の位置及び地図情報に基づいて、避難所まで通行人を案内するための通行人案内情報を生成する生成部104と、災害検出部102が災害の発生を検出した後に自車両の乗員が降車した場合、通行人案内情報を出力する出力部105と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
避難所の位置を含む地図情報を格納した記憶部と、
災害の発生を検出する災害検出部と、
自車両の位置を取得する取得部と、
取得した前記自車両の位置及び前記地図情報に基づいて、前記避難所まで通行人を案内するための通行人案内情報を生成する生成部と、
前記災害検出部が前記災害の発生を検出した後に前記自車両の乗員が降車した場合、前記通行人案内情報を出力する出力部と、
を備える、車載装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記生成部は、前記自車両の位置及び前記地図情報に基づいて、前記避難所まで前記乗員を案内するための乗員案内情報を生成し、
前記出力部は、前記災害検出部が前記災害の発生を検出した後から前記自車両の乗員が降車するまでの間、前記乗員案内情報を出力し、
前記通行人案内情報は、前記乗員案内情報よりも前記避難所までの経路を簡易的に示すための情報である、
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記通行人案内情報は、前記避難所までの経路を簡易的に示す第1通行人案内画面をディスプレイに表示させるための第1通行人案内情報を含み、
前記生成部は、前記第1通行人案内画面よりも前記避難所までの経路を詳細に示す第2通行人案内画面を前記ディスプレイに表示させるための第2通行人案内情報を生成し、
前記出力部は、前記災害検出部が前記災害の発生を検出した後に前記自車両の乗員が降車した場合、前記第2通行人案内情報をさらに出力することにより、前記第1通行人案内画面と前記第2通行人案内画面とを前記ディスプレイに交互に表示させる、
請求項1に記載の車載装置。
【請求項4】
前記災害検出部が前記災害の発生を検出した後に前記自車両の乗員が降車した場合、前記自車両の走行との関係性が所定の基準よりも低い前記自車両の特定の機器を制御する車両機器制御部をさらに備える、
請求項1から3のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項5】
コンピュータに、
災害の発生を検出することと、
自車両の位置を取得することと、
避難所の位置を含む地図情報を記憶した記憶部から前記地図情報を読み出すことと、
取得した前記自車両の位置及び読み出した前記地図情報に基づいて、前記避難所まで通行人を案内するための通行人案内情報を生成することと、
前記災害の発生の検出後に前記自車両の乗員が降車した場合、前記通行人案内情報を出力することと、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車載装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、緊急放送受信時に、現在地周辺の避難所や推奨避難経路などを検索して、最適な避難所、現在位置からその避難所までの最適経路を案内する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-203039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
大規模な地震、津波、洪水、土砂崩れ、噴火などの災害時には、車両での移動も困難となり、徒歩で避難所まで移動して避難することが想定される。この場合、車両周辺の通行人に適切に避難を促すことが求められる。
【0005】
上記を鑑み、本開示は、車両周辺を移動する通行人に向けて、避難所を適切に提示する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある態様の車載装置は、避難所の位置を含む地図情報を格納した記憶部と、災害の発生を検出する災害検出部と、自車両の位置を取得する取得部と、取得した前記自車両の位置及び前記地図情報に基づいて、前記避難所まで通行人を案内するための通行人案内情報を生成する生成部と、前記災害検出部が前記災害の発生を検出した後に前記自車両の乗員が降車した場合、前記通行人案内情報を出力する出力部と、を備える。
【0007】
本開示の他の態様のプログラムは、コンピュータに、災害の発生を検出することと、自車両の位置を取得することと、避難所の位置を含む地図情報を記憶した記憶部から前記地図情報を読み出すことと、取得した前記自車両の位置及び読み出した前記地図情報に基づいて、前記避難所まで通行人を案内するための通行人案内情報を生成することと、前記災害の発生の検出後に前記自車両の乗員が降車した場合、前記通行人案内情報を出力することと、を実行させる。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本開示のある態様によれば、車両周辺を移動する通行人に向けて、避難所を適切に提示する技術を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る車両の構成を示すブロック図である。
第1実施形態の処理部の機能ブロック図である。
第1実施形態におけるナビゲーション装置が実行する処理を示すフローチャートである。
乗員案内画面を例示する図である。
第1通行人案内画面を例示する図である。
第2実施形態の処理部の機能ブロック図である。
第2実施形態におけるナビゲーション装置が実行する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

ユニパルス株式会社
力変換器
16日前
横浜ゴム株式会社
音響窓
18日前
株式会社豊田自動織機
産業車両
23日前
三菱電機株式会社
計測器
10日前
個人
センサーを備えた装置
20日前
株式会社辰巳菱機
システム
4日前
日置電機株式会社
測定装置
17日前
株式会社国際電気
試験装置
1か月前
日本精機株式会社
施工管理システム
20日前
IPU株式会社
距離検出装置
16日前
株式会社東芝
センサ
19日前
株式会社FRPカジ
FRP装置
6日前
日本精工株式会社
分注装置
2日前
富士レビオ株式会社
嵌合システム
9日前
学校法人立命館
液面レベルセンサ
3日前
株式会社田中設備
報知装置
24日前
株式会社CAST
センサ固定治具
23日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
6日前
三菱マテリアル株式会社
温度センサ
2日前
アズビル株式会社
火炎状態判定装置
17日前
オムロン株式会社
スイッチング装置
1か月前
WOTA株式会社
液位検出システム
1か月前
本多電子株式会社
超音波ソナー装置
11日前
富士電機株式会社
半導体パッケージ
12日前
株式会社熊平製作所
刃物類判別装置
23日前
戸田建設株式会社
測量機
2日前
個人
ヨウ素滴定を用いたアミノ酸の定量方法
27日前
トヨタ自動車株式会社
表面傷の検査方法
18日前
三和テッキ株式会社
架線の高さ、偏位測定装置
4日前
已久工業股ふん有限公司
空気圧縮機構造
19日前
TDK株式会社
磁気検出システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
データの補正方法
11日前
東ソー株式会社
クロマトグラムの形状判定方法
12日前
コニカミノルタ株式会社
光学特性測定装置
23日前
本田技研工業株式会社
物体検出装置
2日前
ミネベアミツミ株式会社
角度センサ
27日前
続きを見る