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公開番号2025114546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2025061294,2024152995
出願日2025-04-02,2019-04-24
発明の名称送電装置、及び方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02J 50/80 20160101AFI20250729BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 送電を停止する期間を指定するEPTパケットを受信した送電装置において、送電を停止する期間中においても受電装置の取り去りを検出することを目的とする。
【解決手段】 送電装置100は、通信部104により送電を停止する期間の情報を含むEPTパケットを受電装置200から受信したことに基づいて、送電コイル105を制御して、送電を停止する期間において受電装置200の存在を確認するための確認信号を送信し、検出部108により確認信号を送信する際の送電コイル105に印加される電圧及び電流のうち少なくとも一方を検出し、その検出結果に基づいて、EPTパケットを送信したRX200が存在するかどうかを判定する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
受電装置に無線で送電を行うアンテナと、
前記受電装置から信号を受信する受信手段と、
前記アンテナに印加される電圧及び電流のうち少なくとも一方を検出する検出手段と、前記アンテナを制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、送電を停止する期間の情報を含む送電停止を示す信号を前記受電装置から受信したことに基づいて、前記送電停止を示す信号を送信した受電装置の存在を確認するための確認信号を送信するように前記アンテナを制御し、
前記検出手段は、前記確認信号を送信する際に前記アンテナに印加される電圧及び電流のうち少なくとも一方を検出し、
前記制御手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記送電停止を示す信号を送信した受電装置が存在するかどうかを判定することを特徴とする送電装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記送電停止を示す信号を送信した受電装置が存在しないと判定したことに基づいて、前記確認信号の送信を停止するように前記アンテナを制御することを特徴とする請求項1に記載の送電装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記確認信号の送信を停止した後、物体の存在を検出するための検出信号を送信するように前記アンテナを制御することを特徴とする請求項2に記載の送電装置。
【請求項4】
前記確認信号の送信及び前記検出信号の送信は、間欠的に行われ、
前記確認信号の送信の間隔は、前記検出信号の送信の間隔と異なることを特徴とする請求項3に記載の送電装置。
【請求項5】
前記確認信号の送信の間隔より、前記検出信号の送信の間隔は短いことを特徴とする請求項4に記載の送電装置。
【請求項6】
前記確認信号の送信の間隔は、前記検出信号の送信の間隔より短いことを特徴とする請求項4に記載の送電装置。
【請求項7】
前記検出信号は、Wireless Power Consortiumの規格に基づくAnalog Pingであることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の送電装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記送電停止を示す信号を送信した受電装置が存在すると判定した場合、前記送電を停止する期間が経過したかを判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の送電装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記送電を停止する期間が経過したと判定したことに基づいて、Wireless Power Consortiumの規格に基づくDigital Pingを送信するように前記アンテナを制御することを特徴とする請求項8に記載の送電装置。
【請求項10】
前記確認信号の送信は、前記受電装置が受電した電力に基づいて当該受電装置のバッテリを充電させるために前記アンテナにより送電される電力よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の送電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送電装置、送電装置が実行する制御方法、及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、非接触充電システム等の無線電力伝送システムの技術開発が広く行われている。特許文献1には、非接触充電の標準化団体Wireless Power Consortium(WPC)が策定する規格(以下、「WPC規格」と呼ぶ)に準拠した送電装置及び受電装置が開示されている。また、特許文献1には、受電装置が異常を検出した場合に、送電停止を示す信号を送信することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-165761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この送電停止を示す信号を用いて、送電停止期間を指定することが考えられる。具体的には、送電停止を示す信号に送電停止期間を指定する情報を含ませることが考えられる。送電装置は、送電停止期間を指定する情報を含む送電停止を示す信号を受信すると、その送電停止期間において送電を停止することになる。このため、物体を検出するための信号の送信も行わなくなることが考えられる。この場合、その送電停止期間中に送電装置上の受電装置が取り去られても、その期間が経過するまで受電装置の取り去りを検出できず、取り去りを検出するまでに時間がかかると考えられる。
【0005】
上記課題に鑑み、本発明では、送電を停止する期間を指定する送電停止を示す信号を受信した送電装置において、送電を停止する期間中においても受電装置の取り去りを検出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様である送電装置は、受電装置に無線で送電を行うアンテナと、前記受電装置から信号を受信する受信手段と、前記アンテナの電圧及び電流のうち少なくとも一方を検出する検出手段と、前記アンテナを制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、送電を停止する期間の情報を含む送電停止を示す信号を前記受電装置から受信したことに基づいて、前記送電停止を示す信号を送信した受電装置の存在を確認するための確認信号を送信するように前記アンテナを制御し、前記検出手段は、前記確認信号を送信した際の前記アンテナの電圧及び電流のうち少なくとも一方を検出し、前記制御手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記送電停止を示す信号を送信した受電装置が存在するかどうかを判定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、送電を停止する期間を指定する送電停止を示す信号を受信した送電装置において、送電を停止する期間中においても受電装置の取り去りを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における送電装置の構成例を示す図
本実施形態における受電装置の構成例を示す図
本実施形態における無線電力伝送システムの一例を示す図
本実施形態における受電装置の取り去りがない場合のシーケンスの一例を示す図
本実施形態における受電装置の取り去り及び新たな受電装置が載置される場合のシーケンスの一例を示す図
本実施形態における送電装置の処理のフローチャートの一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は本発明の技術的思想を説明するための一例にすぎず、本発明を実施形態で説明される構成や方法に限定することは意図されていない。
【0010】
図3に、本実施形態に係る非接触充電システム(無線電力伝送システム)の構成例を示す。本システムは、送電装置と受電装置を含んで構成される。以下では、送電装置をTXと呼び、受電装置をRXと呼ぶ場合がある。TX100は、自身の充電台に載置されたRX200に対して無線で送電する電子機器である。RX200は、TX100から無線により送られる電力を受けて、内蔵バッテリを充電する電子機器である。以下では、RX200が充電台に載置された場合を例にして説明を行う。ただし、TX100がRX200に送電するうえで、RX200はTX100の送電可能範囲の中に存在していれば、充電台の上に載置されなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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