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公開番号2025112483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006729
出願日2024-01-19
発明の名称情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、電子機器、電子機器の制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06F 3/0484 20220101AFI20250725BHJP(計算;計数)
要約【課題】電子機器で許諾内容への同意が必要な場合に、ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】電子機器と情報処理装置を含む情報処理システムであって、電子機器は、電子機器において、Webサービスを利用するための操作をしたことに応じて、ユーザが許諾内容に同意しているか否かを示す許諾情報を確認し、同意していない場合、電子機器からの情報送信に関する許諾が必要であることを示す特定の画面を表示するように制御する表示制御手段と、表示制御手段によって特定の画面を表示したことを示す特定の情報を記録する記録手段と、を有し、情報処理装置は、電子機器の状態を示す状態情報を受信する受信手段と、状態情報に、特定の情報が含まれていることに基づいて、電子機器からの情報送信に関する許諾内容に同意するか否かを示す操作をユーザが前記情報処理装置に対して行えるようにするための所定の処理を行うように制御する制御手段と、許諾内容に同意するか否かを示す操作を受け付ける受付手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
電子機器と情報処理装置を含む情報処理システムであって、
前記電子機器は、
電子機器において、Ｗｅｂサービスを利用するための操作を受け付けたことに応じて、ユーザが許諾内容に同意しているか否かを示す許諾情報を確認し、同意していない場合、前記電子機器からの情報送信に関する許諾が必要であることを示す特定の画面を表示するように制御する表示制御手段と、
前記表示制御手段によって特定の画面を表示したことを示す特定の情報を記録する記録手段と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記電子機器の状態を示す状態情報を受信する受信手段と、
前記状態情報に、前記特定の情報が含まれていることに基づいて、前記電子機器からの情報送信に関する許諾内容に同意するか否かを示す操作をユーザが前記情報処理装置に対して行えるようにするための所定の処理を行うように制御する制御手段と、
前記許諾内容に同意するか否かを示す操作を受け付ける受付手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示（約 950 文字）【請求項２】
前記所定の処理は、許諾内容に同意するか否かを示す操作を受け付ける画面を前記情報処理装置に表示させるための操作方法を表示する処理であることを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記所定の処理は、許諾内容に同意するか否かを示す操作を受け付ける画面を前記情報処理装置に表示させる処理であることを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記受付手段が前記許諾内容に同意するか否かを示す操作を受け付けた場合、前記情報処理装置は、前記電子機器に対し許諾内容に対する操作が反映された許諾情報を送信することを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記電子機器は、許諾内容に同意するための表示画面を表示しないことを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記電子機器は、前記Ｗｅｂサービスを利用するための特定の操作がなされたことに応じて、ユーザが許諾内容に同意しているか否かを示す許諾情報を確認し、許諾内容に同意している場合に前記Ｗｅｂサービスを利用した機能を実行することを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記受信手段は、前記電子機器を利用するためのアプリケーションを起動した際に前記状態情報を取得することを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項８】
前記受信手段は定期的に前記状態情報を受信することを特徴とする請求項７に記載の情報処理システム。
【請求項９】
前記情報処理装置は、前記状態情報に前記特定の情報が含まれていることに基づいて前記電子機器に関するエラー表示を行い、ユーザによる前記エラー表示に対する操作があった場合に前記所定の処理を行うことを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項１０】
前記電子機器は、同意済みの許諾内容が更新されたかをサーバシステムと通信して確認するように制御し、更新された場合に前記特定の画面を表示することを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、電子機器、電子機器の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ユーザの同意の上で、電子機器のステータス情報をサーバへ送信し、サーバ側で、ステータス情報を分析することで電子機器の状態に合わせたサービスを提供するシステムは広く用いられている。
【０００３】
特許文献１によれば、複合機のユーザから情報送信の許諾の同意を取りステータス情報をサーバへ送信してサービスに利用するシステムについて記載されている。
【０００４】
また、特許文献２によれば、ソフトウェアアップデート時に追加機能による影響からユーザに情報送信の許諾を取り直すシステムについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２０－０１９２３８号公報
特開２０１６－１６２０６３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
電子機器によってはコスト面の観点から、小型または簡略なディスプレイしか持たないものが存在する。これらの装置はユーザに対し十分な表示機能を提供できないため、ユーザ情報収集の許諾に関する十分な説明を表示しきれない。そのため、電子機器本体では許諾設定ができないケースがある。そのようなケースでは、電子機器以外の外部機器である情報処理装置（例えばスマートフォン）を代替手段として活用し、外部機器のディスプレイを用いて許諾内容に対するユーザの同意を示す操作を受けつけるようにすることがある。電子機器側では情報送信に関する許諾内容への同意が必要な通信が発生する場合等に、エラー通知等の手段によって許諾内容への同意が必要な旨を表示することで案内する。
【０００７】
しかし、電子機器において、許諾内容への同意が必要な旨を通知しても、具体的にどのようにすれば同意することを示す操作を行えるのかがわからない虞がある。
【０００８】
そこで本開示では、電子機器で許諾内容への同意が必要な場合に、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本開示の一態様に係る情報処理システムは、電子機器と情報処理装置を含む情報処理システムであって、前記電子機器は、電子機器において、Ｗｅｂサービスを利用するための操作を受け付けたことに応じて、ユーザが許諾内容に同意しているか否かを示す許諾情報を確認し、同意していない場合、前記電子機器からの情報送信に関する許諾が必要であることを示す特定の画面を表示するように制御する表示制御手段と、前記表示制御手段によって特定の画面を表示したことを示す特定の情報を記録する記録手段と、を有し、前記情報処理装置は、前記電子機器の状態を示す状態情報を受信する受信手段と、前記状態情報に、前記特定の情報が含まれていることに基づいて、前記電子機器からの情報送信に関する許諾内容に同意するか否かを示す操作をユーザが前記情報処理装置に対して行えるようにするための所定の処理を行うように制御する制御手段と、前記許諾内容に同意するか否かを示す操作を受け付ける受付手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、電子機器で許諾内容への同意が必要な場合に、ユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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