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公開番号
2025112313
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2025065756,2022571884
出願日
2025-04-11,2021-05-27
発明の名称
縦型HEMT及び縦型HEMTを製造する方法
出願人
エピノバテック、アクチボラグ
,
EPINOVATECH AB
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10D
30/80 20250101AFI20250724BHJP()
要約
【課題】縮小化された縦型縦型高電子移動度トランジスタ(HEMT)及び縦型HEMTを製造する方法を提供する。
【解決手段】HEMT100は、ドレインコンタクト410と、少なくとも1つの縦型ナノワイヤ510及び少なくとも1つの縦型ナノワイヤ510を横方向に囲む支持材520を備えるナノワイヤ層500と、ナノワイヤ層上に配置されており、かつ、ヘテロ接合をともに形成するAlGaN層610及びGaN層620を備えるヘテロ構造600と、ヘテロ構造600と接触している少なくとも1つのソースコンタクト420a、420bと、少なくとも1つの縦型ナノワイヤ510の上方に配置され、ヘテロ構造600と接触しているゲートコンタクト430と、を備え、少なくとも1つの縦型ナノワイヤ510が、ドレインコンタクトとヘテロ構造との間に電子輸送チャネルを形成している。
【選択図】図1a
特許請求の範囲
【請求項1】
縦型高電子移動度トランジスタ、HEMT(100)であって、
ドレインコンタクト(410)と、
前記ドレインコンタクト(410)上に配置されており、かつ10~500nmの範囲の直径を有するワイヤである少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)、及び前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)を横方向に囲む支持材(520)を備える、ナノワイヤ層(500)と、
前記ナノワイヤ層上に配置されており、かつヘテロ接合をともに形成するAlGaN層(610)及びGaN層(620)を備える、ヘテロ構造(600)と、
前記ヘテロ構造(600)と接触している少なくとも1つのソースコンタクト(420a、420b)であって、前記少なくとも1つのソースコンタクト(420a、420b)が、前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)から横方向にオフセット(offset)されている、少なくとも1つのソースコンタクト(420a、420b)と、
前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)の上方に配置された、前記ヘテロ構造(600)と接触しているゲートコンタクト(430)と、
を備え、
前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)が、前記ドレインコンタクトと前記ヘテロ構造との間に電子輸送チャネルを形成している、
縦型高電子移動度トランジスタ、HEMT(100)。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)が、前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)の第1の端(511)において前記ドレインコンタクト(410)と直接接触しており、前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)の第2の端(512)において前記ヘテロ構造(600)と直接接触している、
請求項1に記載の縦型HEMT。
【請求項3】
前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)の材料が、前記支持材(520)とは異なる、
請求項1又は2に記載の縦型HEMT。
【請求項4】
前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)が、GaNを含む、
請求項1から3のいずれか一項に記載の縦型HEMT。
【請求項5】
前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)が、nドープGaNを含み、前記支持材(520)が、pドープGaNを含む、
請求項1又は2に記載の縦型HEMT。
【請求項6】
前記支持材(520)が、電流阻止層であるように構成されている、
請求項1から5のいずれか一項に記載の縦型HEMT。
【請求項7】
前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)が、前記ゲートコンタクト(430)と横方向に整列している、
請求項1から6のいずれか一項に記載の縦型HEMT。
【請求項8】
前記少なくとも1つの縦型ナノワイヤ(510)の長さ(L)が、50nm~500nmの範囲であり、好ましくは150nm~250nmの範囲である、
請求項1から7のいずれか一項に記載の縦型HEMT。
【請求項9】
前記ナノワイヤ層(500)が、複数の縦型ナノワイヤ(510)を備える、
請求項1から8のいずれか一項に記載の縦型HEMT。
【請求項10】
前記GaN層(620)が、前記AlGaN層(610)上に配置されている、
請求項1から9のいずれか一項に記載の縦型HEMT。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、縦型高電子移動度トランジスタ、HEMT、及びそのようなトランジスタの製造方法に関する。具体的には、本発明は、縦型HEMTに関し、これは、主電流の流れが表面に対して縦方向に、又は垂直に向けられることを意味する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
HEMTは、GaN及びAlGaN等の異なるバンドギャップを有する材料のヘテロ接合を含む電界効果トランジスタの一種である。トランジスタの向きは横方向又は縦方向とすることができ、これは、トランジスタのソースコンタクトとドレインコンタクトとの間の電流の流れが、トランジスタの表面又はトランジスタが基づく基板に対して垂直又は平行のいずれかとすることができることを意味する。縦型HEMTでは、ドレインコンタクトをデバイスの底部に置くことができ、ソースコンタクトを頂部に置くことができる。トランジスタの動作、すなわち、電流がソースコンタクトとドレインコンタクトとの間で伝導されるか否かは、ゲートコンタクトへの電圧の印加によって制御される。より伝統的な横型HEMTでは、電流は主に、異なるバンドギャップの材料のヘテロ接合間の界面に形成されたいわゆる二次元電子ガスである2DEGを介して媒介され、トランジスタを通って水平方向に流れる。縦型HEMTでは、名前が示唆し得るように、電流の流れもまた重要な縦型要素を含む。縦型HEMTの主縦方向導電部分は、しばしば縦型HEMTの開口部と呼ばれる。縦型HEMTは、一般に、コンタクトの底部/裏面のより効果的な使用の可能性にある程度起因して、トランジスタの改善されたエリア縮小化を可能にする。しかしながら、縦型HEMTの縮小化を継続するためにはさらなる改良が必要であり、HEMTの新しい態様を考える必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示の目的は、上記の懸念に少なくとも対処することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様によれば、縦型高電子移動度トランジスタ、HEMTが提供される。縦型HEMTは、ドレインコンタクトを備える。縦型HEMTは、ナノワイヤ層を備える。ナノワイヤ層は、ドレインコンタクト上に配置されている。ナノワイヤ層は、少なくとも1つの縦型ナノワイヤを備える。ナノワイヤ層は、少なくとも1つの縦型ナノワイヤを横方向に囲む支持材を備える。縦型HEMTは、ナノワイヤ層上に配置されたヘテロ構造を備える。ヘテロ構造は、ともにヘテロ接合を形成するAlGaN層及びGaN層を備える。縦型HEMTは、ヘテロ構造と接触している少なくとも1つのソースコンタクトを備える。縦型HEMTは、ヘテロ構造と接触しているゲートコンタクトを備える。ゲートコンタクトは、少なくとも1つの縦型ナノワイヤの上方に配置された。少なくとも1つの縦型ナノワイヤは、ドレインコンタクトとヘテロ構造との間に電子輸送チャネルを形成している。
【0005】
別の層又は構造上に配置されている層又は構造は、基板が図の底部にあるデバイスの側面/断面図から見て、層又は構造が他の層又は構造の実質的に上方に位置すると理解されるべきである。層又は構造は、実質的に上方にある限り、他の層又は構造と直接接触していてもよく、又はそうでなくてもよい。しかしながら、これは、同じ側面/断面図から見て、2つの層又は構造が互いに縦方向に重なり合うことを制限すると解釈されるべきではない。縦方向及び横方向等の方向を示す用語は、この同じ文脈で理解されるべきである。
【0006】
ヘテロ構造という用語は、2つの間に明確に定義された界面/遷移を有する実質的に2つの異なる構造からなる単一の一体構造として理解されるべきである。
【0007】
本発明者は、縦型HEMT開口部として縦型ナノワイヤ構造を利用することによって、縦型HEMTのさらなる縮小化が可能になり得ることを認識した。極端な場合、電子輸送チャネルとしてただ1つのナノワイヤを使用することによって、真に極小サイズのHEMTが作成され得る。
【0008】
さらに、縦型ナノワイヤは、それらの実質的に一次元の電子輸送特性のために、縦型HEMTにおいて有益であると考えられるべきである。この特徴は、材料構造及びそれがナノワイヤに形成される方法に起因し得、同じ又は同様の元素組成のバルク材料の同様の寸法構造で解釈されるべきではない。
【0009】
ナノワイヤは、バルク材料と比較して材料欠陥が著しく少ないことを特徴とし得、それらの組み込みの利益をさらに追加する。より欠陥が少ないことにより、一般に、電気伝導特性が改善される。
【0010】
縦型ナノワイヤはまた、ナノワイヤがエピタキシャル形成中に実質的に自己整合しているため、バルク材料の同様のスケールで、高品質の開口部よりも製造するのに複雑にならない可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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