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公開番号2025110833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004901
出願日2024-01-16
発明の名称回転電機
出願人株式会社TMEIC
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02K 5/12 20060101AFI20250722BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】耐圧防爆性をより一層向上可能な回転電機を得る。
【解決手段】本実施形態では、回転電機は、筐体と、ねじ受部と、雌ねじ部と、を備える。筐体は、第1の部材と、第2の部材と、を有する。第2の部材は、第1の部材に対して第1の方向に移動されることにより第1の部材から外される。第1の部材は、第1の接合面を有する。第2の部材は、第1の接合面に面する第2の接合面と、嵌部bと、を有する。ねじ受部は、第1の方向に沿う視線で、第1の接合面の外側に位置する。雌ねじ部は、第1の方向に沿う視線で、第2の接合面の外側に位置する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
開口部が設けられた第1の部材と、前記開口部に嵌められ、前記開口部を閉じ、前記第1の部材に対して第1の方向に移動されることにより前記第1の部材から外される第2の部材と、を有した筐体と、
前記第1の部材に設けられ、雄ねじ部材の先端部を受けるねじ受部と、
前記第2の部材に設けられ、前記ねじ受部に対して前記第1の方向側に位置し前記雄ねじ部材と結合し、前記雄ねじ部材の一回転方向への回転運動を前記第1の部材に対する前記第2の部材の前記第1の方向の直動に変換する雌ねじ部と、
を備え、
前記第1の部材は、
前記開口部を形成する内周面と、
前記内周面から前記第1の方向と交差する方向に張り出した無端状の第1の接合面と、
を有し、
前記第2の部材は、
前記第1の接合面に面する無端状の第2の接合面と、
前記第2の接合面から前記第1の方向の反対方向に突出し、前記開口部に嵌められた嵌部と、
を有し、
前記ねじ受部は、前記第1の方向に沿う視線で、前記第1の接合面の外側に位置し、
前記雌ねじ部は、前記第1の方向に沿う視線で、前記第2の接合面の外側に位置した、
回転電機。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記ねじ受部は、前記第1の方向に沿う視線で、前記第1の接合面を挟んで並び、
前記雌ねじ部は、前記第1の方向に沿う視線で、前記第2の接合面を挟んで並んだ、
請求項1に記載の回転電機。
【請求項3】
前記第1の部材から突出した第1の凸部と、
前記第2の部材から突出した第2の凸部と、
を備え、
前記ねじ受部は、前記第1の凸部に設けられ、
前記雌ねじ部は、前記第2の凸部に設けられた、
請求項1に記載の回転電機。
【請求項4】
前記筐体を有した端子箱を備えた、
請求項1~3のうちいずれか一つに記載の回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転電機本体と端子箱とを備えた回転電機が知られている。回転電機の一種である耐圧防爆形モータでは、例えば、当該回転電機の内部で爆発が生じた際に、火花が筐体の外部に到達することを防止するような設計がされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-104750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の耐圧防爆形モータと呼ばれる回転電機では、当該回転電機の内部で生じた火花が筐体の外部に到達することを防ぐために当該筐体の内部と外部とを繋ぐ隙間を長く設計する対策が取られている。この種の回転電機では、耐圧防爆性をより一層向上できれば有益である。
【0005】
本発明が解決する課題の一例は、耐圧防爆性をより一層向上可能な回転電機を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態の回転電機は、開口部が設けられた第1の部材と、前記開口部に嵌められ、前記開口部を閉じ、前記第1の部材に対して第1の方向に移動されることにより前記第1の部材から外される第2の部材と、を有した筐体と、前記第1の部材に設けられ、雄ねじ部材の先端部を受けるねじ受部と、前記第2の部材に設けられ、前記ねじ受部に対して前記第1の方向側に位置し前記雄ねじ部材と結合し、前記雄ねじ部材の一回転方向への回転運動を前記第1の部材に対する前記第2の部材の前記第1の方向の直動に変換する雌ねじ部と、を備え、前記第1の部材は、前記開口部を形成する内周面と、前記内周面から前記第1の方向と交差する方向に張り出した無端状の第1の接合面と、を有し、前記第2の部材は、前記第1の接合面に面する無端状の第2の接合面と、前記第2の接合面から前記第1の方向の反対方向に突出し、前記開口部に嵌められた嵌部と、を有し、前記ねじ受部は、前記第1の方向に沿う視線で、前記第1の接合面の外側に位置し、前記雌ねじ部は、前記第1の方向に沿う視線で、前記第2の接合面の外側に位置する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の回転電機によれば、耐圧防爆性をより一層向上可能な回転電機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の回転電機を示す正面図である。
図2は、実施形態の回転電機の端子箱を示す正面図である。
図3は、実施形態の端子箱を示す断面図である。
図4は、実施形態の端子箱の筐体における筐体本体を示す正面図である。
図5は、実施形態の端子箱の筐体における蓋を示す背面図である。
図6は、実施形態の端子箱における分離構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素および当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素およびその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
【0010】
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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