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公開番号
2025110635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004579
出願日
2024-01-16
発明の名称
X線検査装置
出願人
アンリツ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
G01N
23/04 20180101AFI20250722BHJP(測定;試験)
要約
【課題】X線の光軸の位置とX線ラインセンサの位置とを合わせることができるX線検査装置を提供すること。
【解決手段】順次搬送される被検査物にX線を照射するとともに、被検査物を透過してX線ラインセンサによって検出されたX線により取得したX線画像を用いて被検査物の検査を行う検査モードを有するX線検査装置であって、X線ラインセンサを被検査物の搬送方向と平行な方向に往復移動させる移動機構と、X線の光軸が通る検査位置に停止している被検査物に対して、X線を照射するとともに、X線ラインセンサを搬送方向と平行な方向に移動させながら連続的に撮像を行う撮像モードを実行可能な撮像モード実行部と、撮像モードで取得されたX線画像に基づき、搬送方向と平行な方向におけるX線の光軸の位置とX線ラインセンサの位置とを合わせる位置決め部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被検査物(W)にX線を照射するX線発生器(2)と、
前記被検査物を透過した前記X線を検出するX線ラインセンサ(3)と、を備え、
順次搬送される前記被検査物にX線を照射するとともに、前記被検査物を透過して前記X線ラインセンサによって検出されたX線により取得したX線画像を用いて前記被検査物の検査を行う検査モードを有するX線検査装置であって、
前記X線ラインセンサを前記被検査物の搬送方向と平行な方向に往復移動させる移動機構(8)と、
前記X線の光軸が通る検査位置(P)に停止している前記被検査物に対して、前記X線を照射するとともに、前記X線ラインセンサを前記搬送方向と平行な方向に移動させながら連続的に撮像を行う撮像モードを実行可能な撮像モード実行部(45)と、
前記撮像モードで取得されたX線画像に基づき、前記搬送方向と平行な方向における前記X線の光軸の位置と前記X線ラインセンサの位置とを合わせる位置決め部(46)と、を備えるX線検査装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記位置決め部は、前記撮像モードで得られたX線画像に基づき前記搬送方向と平行な方向における前記X線の光軸の位置を検出し、検出した前記X線の光軸の位置に前記X線ラインセンサの受光面(31)が重なるように前記X線ラインセンサを移動させる請求項1に記載のX線検査装置。
【請求項3】
前記位置決め部は、前記撮像モードで得られたX線画像内において、前記搬送方向と平行な方向に並んだ画素列ごとに各画素列の代表値を求め、前記各画素列の代表値の分布に基づき前記X線の光軸の位置を検出する請求項2に記載のX線検査装置。
【請求項4】
前記撮像モードで得られたX線画像を表示する表示部(6)と、
前記搬送方向と平行な方向における前記X線ラインセンサの位置を調整する操作を受け付ける操作入力部(7)と、を更に備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のX線検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、X線検査装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、順次搬送される被検査物に対し、搬送路の途中の検査空間においてX線を照射するとともに被検査物を透過したX線を検出するものであり、搬送路の途中の検査空間の上方に所定高さ離隔して配置されたX線発生器と、搬送部内にX線発生器と対向して配置されたX線検出器としてのX線ラインセンサとを備えたX線検査装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7060446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のX線検査装置において、例えば、複数の層を構成するように仕切部材によって仕切られた層構造を内部に有する被検査物を検査する場合、X線の光軸の位置に対してX線ラインセンサの位置がずれていると、各仕切部材の間を精度良く撮像することができず、当該被検査物の内部を正確に検査することができないおそれがある。
【0005】
したがって、層構造を内部に有する被検査物を検査する場合、X線の光軸の位置とX線ラインセンサの位置とを合わせておくことが重要である。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のX線検査装置にあっては、X線の光軸の位置とX線ラインセンサの位置とを合わせることに関して何ら考慮されていなかった。
【0007】
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、X線の光軸の位置とX線ラインセンサの位置とを合わせることができるX線検査装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るX線検査装置は、被検査物にX線を照射するX線発生器と、前記被検査物を透過した前記X線を検出するX線ラインセンサと、を備え、順次搬送される前記被検査物にX線を照射するとともに、前記被検査物を透過して前記X線ラインセンサによって検出されたX線により取得したX線画像を用いて前記被検査物の検査を行う検査モードを有するX線検査装置であって、前記X線ラインセンサを前記被検査物の搬送方向と平行な方向に往復移動させる移動機構と、前記X線の光軸が通る検査位置に停止している前記被検査物に対して、前記X線を照射するとともに、前記X線ラインセンサを前記搬送方向と平行な方向に移動させながら連続的に撮像を行う撮像モードを実行可能な撮像モード実行部と、前記撮像モードで取得されたX線画像に基づき、前記搬送方向と平行な方向における前記X線の光軸の位置と前記X線ラインセンサの位置とを合わせる位置決め部と、を備える。
【0009】
この構成により、本発明に係るX線検査装置は、撮像モードにおいて、X線発生器から照射されるX線の光軸が通る検査位置に停止している被検査物に対して、X線を照射するとともにX線ラインセンサを搬送方向と平行な方向に移動させながら連続的に撮像を行うので、当該連続的な撮像によってX線の光軸の位置を特定可能なX線画像を取得することができる。なお、ここでいう「停止している」とは、搬送によって移動していた被検査物が停止する場合のみならず、ユーザが検査位置に載置した場合も含む意味である。
【0010】
さらに、本発明に係るX線検査装置は、撮像モードで取得されたX線画像に基づき搬送方向と平行な方向におけるX線の光軸の位置とX線ラインセンサの位置とを合わせる位置決め部を備えるので、撮像モードで取得されたX線画像に基づき特定されるX線の光軸の位置に、X線ラインセンサの位置を合わせることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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