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公開番号2025110571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004472
出願日2024-01-16
発明の名称換気システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類F24F 7/007 20060101AFI20250722BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】換気対象に対する換気効率を向上させることができる換気システムを得ることを目的とする。
【解決手段】換気システムは、複数の給気ファン15と、複数の排気ファン16と、一対の第1補助送風機17と、第2補助送風機18と、一対の追加送風機19とを備えている。複数の給気ファン15と複数の排気ファン16とは、第1換気区画11と第2換気区画12とに主気流を発生させる。各第1補助送風機17は、第2換気区画12の内部における第1コーナー部12cに設置されている。各第1補助送風機17は、第1コーナー部12cに空気の流れを発生させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
開口が設けられている中間壁を介して隣り合う第1換気区画と第2換気区画とに、前記第1換気区画の外部から前記第1換気区画に入り、前記開口を通って前記第2換気区画に入り、前記第2換気区画の外部へ出る空気の流れを発生させる主送風機、及び
前記第2換気区画の内部におけるコーナー部に空気の流れを発生させる少なくとも1つの補助送風機
を備えている換気システム。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つの補助送風機は、前記中間壁によって前記第2換気区画の内部に形成されている前記コーナー部である第1コーナー部に空気の流れを発生させる第1補助送風機を含んでいる請求項1記載の換気システム。
【請求項3】
前記少なくとも1つの補助送風機は、前記第2換気区画における前記第1コーナー部とは対角の前記コーナー部である第2コーナー部に空気の流れを発生させる第2補助送風機をさらに含んでいる請求項2記載の換気システム。
【請求項4】
前記少なくとも1つの補助送風機は、前記コーナー部に設置されている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の換気システム。
【請求項5】
前記第2換気区画における前記補助送風機が発生する空気の流れの延長上に設置されており、前記補助送風機と同方向へ空気の流れを発生させる追加送風機
をさらに備えている請求項4記載の換気システム。
【請求項6】
前記少なくとも1つの補助送風機は、前記第2換気区画における前記コーナー部から離れた位置に設置されており、前記コーナー部へ向けて空気の流れを発生させる請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の換気システム。
【請求項7】
前記主送風機は、前記第1換気区画の外部から前記第1換気区画の内部に空気を取り込む給気ファンを含んでいる請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の換気システム。
【請求項8】
前記主送風機は、前記第2換気区画の内部の空気を前記第2換気区画の外部へ排出する排気ファンを含んでいる請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の換気システム。
【請求項9】
前記主送風機は、前記第1換気区画の内部に設置されており、前記開口へ向けて送風することにより、前記第1換気区画の外部から空気を取り込むとともに、前記第2換気区画内の空気を前記第2換気区画の外部へ押し出す請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の換気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、換気システムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来のダクトレス送風システムでは、建物内における複数の送風区画のそれぞれに少なくとも1つの貫流送風機が設置されている。各貫流送風機は、隣接する送風区画内に到達するように帯状気流を発生する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2923256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来のダクトレス送風システムでは、貫流送風機からの帯状気流は、送風区画間の開口を通して隣接する送風区画内に到達する。このため、例えば開口が設けられている壁の裏側には、気流が生じにくく、空気の淀みが生じてしまい、送風区画に対する換気効率が低下する。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、換気対象に対する換気効率を向上させることができる換気システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る換気システムは、開口が設けられている中間壁を介して隣り合う第1換気区画と第2換気区画とに、第1換気区画の外部から第1換気区画に入り、開口を通って第2換気区画に入り、第2換気区画の外部へ出る空気の流れを発生させる主送風機、及び第2換気区画の内部におけるコーナー部に空気の流れを発生させる少なくとも1つの補助送風機を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の換気システムによれば、換気対象に対する換気効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1による換気システムが設置された倉庫の一例を示す平面図である。
図1の換気システムによる倉庫内の風速分布を模式的に示す説明図である。
図1の複数の給気ファン及び複数の排気ファンのみにより換気を行った場合における初期空気濃度の解析結果を示す説明図である。
実施の形態1の換気システムにより換気を行った場合における初期空気濃度の解析結果を示す説明図である。
実施の形態2による換気システムが設置された倉庫の一例を示す平面図である。
図5の換気システムによる倉庫内の風速分布を模式的に示す説明図である。
実施の形態3による換気システムが設置された倉庫の一例を示す平面図である。
図7の換気システムによる倉庫内の風速分布を模式的に示す説明図である。
実施の形態4による換気システムが設置された倉庫の一例を示す平面図である。
実施の形態5による換気システムが設置された倉庫の一例を示す平面図である。
実施の形態5の換気システムにより換気を行った場合における初期空気濃度の解析結果を示す説明図である。
実施の形態6による換気システムが設置された倉庫の一例を示す平面図である。
実施の形態6の換気システムにより換気を行った場合における初期空気濃度の解析結果を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
実施の形態1による換気システムは、大規模物流倉庫に適用されている。大規模物流倉庫は、車路と複数の倉庫とを備えている。複数の倉庫は、車路の両側又は片側に並んでいる。大規模物流倉庫には、倉庫の数、配置等の違いによって、様々な形態が存在する。以下では、大規模物流倉庫の最小構成単位である倉庫の一例について説明する。
【0010】
図1は、実施の形態1による換気システムが設置された倉庫の一例を示す平面図である。換気対象である倉庫は、第1換気区画11、第2換気区画12、及びトラックバース13を備えている。第2換気区画12は、第1換気区画11とトラックバース13との間に位置している。
(【0011】以降は省略されています)

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