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公開番号
2025107754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001154
出願日
2024-01-09
発明の名称
アプリケーションプログラム、情報処理装置及びその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250714BHJP(計算;計数)
要約
【課題】IPPを用いたプリンタドライバを介して異なる原稿サイズの混在した原稿の印刷を指示する際、その原稿サイズを維持した印刷設定ができるアプリケーションプログラム、情報処理装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】
クライアント端末が有する印刷設定拡張アプリ112は、「原稿サイズ優先」のOn/Off切り替え用のボタンの印刷機能用設定画面への表示、印刷スプーラ116への原稿サイズ優先指示用のIPP属性を含むIPP設定情報の生成要求、印刷スプーラ116を介したプリンタドライバへの印刷対象となる画像データの各ページの原稿サイズの維持した中間画像データの生成要求、印刷スプーラ116への、中間画像データのPDL変換、PDLをIPPで送信するための印刷データの生成、及び印刷データの送信の要求を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置が有する、IPP(Internet Printing Protocol)を用いたプリンタドライバの印刷設定に関する機能を拡張するアプリケーションプログラムであって、
ユーザ選択された単一の用紙サイズで印刷する第1の設定とするか、原稿に混在する複数のサイズのまま印刷する用紙サイズ混載印刷を行う第2の設定とするかを選択するための第1の選択肢をユーザに提供する用紙サイズ設定工程と、
印刷スプーラに、対象のプリンタに指示するための原稿サイズ優先指示用のIPP属性を含むIPP設定情報の生成を要求するIPP設定情報生成要求工程と、
前記印刷スプーラを介して前記プリンタドライバに、印刷対象となる画像データの各ページの原稿サイズの維持した中間画像データの生成を要求する中間画像データ生成要求工程と、
前記印刷スプーラに、前記中間画像データのPDLへの変換、前記PDLを前記IPPで送信するための印刷データの生成、及び前記対象のプリンタへの前記印刷データの送信を要求する印刷データ送信要求工程とを、
前記情報処理装置に実行させることを特徴とするアプリケーションプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記対象のプリンタで用紙サイズ混載印刷が可能か否かを判定する判定工程をさらに前記情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項1記載のアプリケーションプログラム。
【請求項3】
前記判定工程は、
前記印刷対象となる画像データの各ページの原稿サイズに異なるサイズが存在するか否かを判定し、
前記異なるサイズが存在する場合、前記対象のプリンタの給紙段が複数あり、それぞれの給紙段に前記異なるサイズの用紙がセットされているか否かを判定することを特徴とする請求項2記載のアプリケーションプログラム。
【請求項4】
前記用紙サイズ設定工程では、前記第2の設定とするため、原稿サイズ優先をOnにするユーザ指示を受け付けるOnボタンと、前記第1の設定とするため、前記原稿サイズ優先をOffにするユーザ指示を受け付けるOffボタンを、前記第1の選択肢として有する印刷機能用設定画面を表示することを特徴とする請求項1記載のアプリケーションプログラム。
【請求項5】
前記Onボタンがユーザ選択された場合、複数の用紙サイズ混載パターンのいずれにするかの第2の選択肢をユーザに提供するパターン設定工程をさらに前記情報処理装置に実行させ、
前記IPP設定情報には、前記第2の選択肢でユーザ選択された用紙サイズ混載パターンを示す混載タイプ指示用のIPP属性が含まれることを特徴とする請求項4記載のアプリケーションプログラム。
【請求項6】
前記Offボタンがユーザ選択された場合、前記単一の用紙サイズをユーザ選択させる第3の選択肢を前記印刷機能用設定画面に表示し、
前記Onボタンがユーザ選択された場合、前記第3の選択肢のユーザ選択はできない状態とする一方、前記第2の選択肢を前記印刷機能用設定画面に表示することを特徴とする請求項5記載のアプリケーションプログラム。
【請求項7】
前記複数の用紙サイズ混載パターンは、原稿サイズや印刷方向に応じて決定されることを特徴とする請求項5記載のアプリケーションプログラム。
【請求項8】
前記IPP設定情報生成要求工程では、前記Onボタンがユーザ選択された場合、前記用紙サイズ混載印刷を行うと判定することを特徴とする請求項5記載のアプリケーションプログラム。
【請求項9】
前記IPP設定情報生成要求工程では、前記第2の選択肢で前記複数の用紙サイズ混載パターンのいずれかもユーザ選択されていない場合、前記用紙サイズ混載印刷を行わないと判定することを特徴とする請求項8記載のアプリケーションプログラム。
【請求項10】
前記原稿サイズ優先指示用のIPP属性は、前記原稿サイズ優先のOn/Offの設定を示す拡張属性であることを特徴とする請求項4記載のアプリケーションプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はアプリケーションプログラム、情報処理装置及びその制御方法に関し、特に異なる原稿サイズの画像が混在した原稿の印刷を制御するアプリケーションプログラム、情報処理装置及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
業界標準のプロトコル、具体的にはIPP(Internet Printing Protocol)を用いた、画像形成装置と直接通信する汎用プリンタドライバ(ローカルプリンタドライバ)が広く利用されている。ローカルプリンタドライバはクライアント端末のOS(オペレーティングシステム)を提供するベンダー(manufacture)により提供されるドライバである。ローカルプリンタドライバは、複数のプリンタベンダーの複数の機種のプリンタで解釈できる印刷データを生成するプリンタドライバである。ローカルプリンタドライバは、複数のプリンタベンダーのプリンタと通信することができる。そのため、ローカルプリンタドライバを利用することで、ユーザがベンダー固有のプリンタドライバをインストールせずとも画像形成装置に印刷ジョブを送信することができる。
【0003】
さらに、クラウドプリントサービスを利用した印刷が考えられている。クラウドプリントサービスでは、情報処理装置にクラウドプリントサービス用のプリンタドライバ(クラウドプリンタドライバ)をインストールする。クラウドプリンタドライバもクライアント端末のOSを提供するOSベンダーにより提供されるドライバであり、複数のプリンタベンダーのプリンタが解釈できる印刷データを生成する、IPP等の業界標準のプロトコルを用いたプリンタドライバである。クラウドプリントサービスでは、情報処理装置がクラウドプリンタドライバを使って印刷ジョブをクラウドプリントサービスに送信し、クラウドプリントサービスが画像形成装置に印刷ジョブを送信することで印刷が実行される。
【0004】
上記のローカルプリンタドライバやクラウドプリンタドライバは様々なベンダーの画像形成装置で印刷される印刷ジョブを扱うため、印刷設定として設定することの出来る項目や機能に制限がある。例えば、上記のローカルプリンタドライバやクラウドプリンタドライバでは、異なる原稿サイズの画像が混在した原稿の印刷を行う場合、その原稿サイズはすべて同一サイズに統一されて印刷が行われてしまうという問題があった。
【0005】
このような問題を解決するため、原稿のPDFファイルをプリンタに直接送信することで、異なる原稿サイズの画像が混在した原稿の印刷を、その原稿サイズを維持して実行する技術が存在する(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-4549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の技術では、プリンタドライバを介していないため、プリンタ側でPDFファイルを処理する制御部を設ける必要が生じてしまう。
【0008】
そこで本発明は、IPPを用いたプリンタドライバを介して異なる原稿サイズの混在した原稿の印刷を指示する際、その原稿サイズを維持した印刷設定ができるアプリケーションプログラム、情報処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係るアプリケーションプログラムは、情報処理装置が有する、IPP(Internet Printing Protocol)を用いたプリンタドライバの印刷設定に関する機能を拡張するアプリケーションプログラムであって、ユーザ選択された単一の用紙サイズで印刷する第1の設定とするか、原稿に混在する複数のサイズのまま印刷する用紙サイズ混載印刷を行う第2の設定とするかを選択するための第1の選択肢をユーザに提供する用紙サイズ設定工程と、印刷スプーラに、対象のプリンタに指示するための原稿サイズ優先指示用のIPP属性を含むIPP設定情報の生成を要求するIPP設定情報生成要求工程と、前記印刷スプーラを介して前記プリンタドライバに、印刷対象となる画像データの各ページの原稿サイズの維持した中間画像データの生成を要求する中間画像データ生成要求工程と、前記印刷スプーラに、前記中間画像データのPDLへの変換、前記PDLを前記IPPで送信するための印刷データの生成、及び前記対象のプリンタへの前記印刷データの送信を要求する印刷データ送信要求工程とを、前記情報処理装置に実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
IPPを用いたプリンタドライバを介して異なる原稿サイズの混在した原稿の印刷を指示する際、その原稿サイズを維持した印刷設定ができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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