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公開番号
2025107627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-18
出願番号
2025081975,2025506825
出願日
2025-05-15,2024-03-08
発明の名称
動物用トイレ砂
出願人
ユニ・チャーム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
1/015 20060101AFI20250711BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、悪臭の発生を十分に抑制し得る動物用トイレ砂を提供するものである。
【解決手段】本発明の動物用トイレ砂(3)は、複数の粒状物を含む動物用トイレ砂(3)であって、上記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含むものである。
そして、本発明の動物用トイレ砂(3)は、上記複数の粒状物のそれぞれの、着色水滴下試験後の水滴跡の面積が12.6mm
2
未満であること、又は、上記複数の粒状物の、液通過試験後のイオン交換水のpHが7.62未満であること、又は撥水性を有し且つ複数の凸部からなる凹凸構造を有することを特徴とするものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、
前記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、
シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、かつ、着色水滴下試験後の水滴跡の面積が12.6mm
2
未満であることを特徴とする、動物用トイレ砂。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、
前記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、かつ、シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、
前記複数の粒状物は、液通過試験後のイオン交換水のpHが7.62以下であることを特徴とする、動物用トイレ砂。
【請求項3】
複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、
前記複数の粒状物のそれぞれは、無機多孔質材料と固化剤とを含み、かつ、撥水性を有し、
前記複数の粒状物のそれぞれは、シリカゲルを0.0質量%以上2.5質量%以下の含有量で更に含み、かつ、複数の凸部からなる凹凸構造を有することを特徴とする、動物用トイレ砂。
【請求項4】
前記複数の粒状物のそれぞれは、撥水剤によって表面が被覆されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
【請求項5】
前記複数の粒状物のそれぞれは、エチレン-酢酸ビニル共重合体によって表面が被覆されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
【請求項6】
前記複数の粒状物のそれぞれは、撥水剤とエチレン-酢酸ビニル共重合体との混合物によって表面が被覆されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
【請求項7】
前記複数の粒状物のそれぞれは、少なくともその表面において撥水性粒子を含むことを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
【請求項8】
前記複数の粒状物のそれぞれは、Ra(算出平均粗さ)が0.26μm以上0.95μm以下であることを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
【請求項9】
前記複数の粒状物のそれぞれは、Rsm(凹凸平均間隔)が20μm以上25μm以下であることを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載の動物用トイレ砂。
【請求項10】
前記凹凸構造は、前記動物用トイレ砂を構成する粒子を含むことを特徴とする、請求項3に記載の動物用トイレ砂。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、猫や犬等の動物用トイレの敷材として使用される動物用トイレ砂に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、室内で飼育されている猫や犬等の動物用トイレとして、上部が開放された箱型のトイレ容器と、このトイレ容器に収容される複数の粒状物からなるトイレ砂と、を備えたものが知られている。さらに、動物用トイレの一種として、液透過可能な底面を有する上側容器と、この上側容器の下方に配置され、吸液性部材が収容される下側容器と、を備えた動物用システムトイレが知られている。このような動物用システムトイレの上側容器にはトイレ砂が収容され、動物の尿は上側容器に収容されたトイレ砂の粒状物間を通過して、下側容器内の吸液性部材に吸収される。
【0003】
動物用システムトイレの上側容器に収容されるトイレ砂は、動物の尿を下側容器に素早く移行させるための所定の液透過性を有している。同時に、トイレ砂は、粒状物の表面に残留した尿によって悪臭が発生するのを抑制するために、粒状物の表面に残留した尿を吸収し得る所定の吸液性を有している。
【0004】
このように、動物用システムトイレに用いられるトイレ砂は、液透過性と吸液性の両立が求められており、そのような観点から、種々のトイレ砂が提案されている。例えば、特許文献1には、複数の粒状物を含む動物用トイレ砂であって、複数の粒状物のそれぞれが、無機多孔質材料からなる粒子群と、シリカゲルと、該粒子群及び該シリカゲルを一体的に固定する無機バインダーと、を含む動物用トイレ砂が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-125000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
無機多孔質材料を主原料として用いた従来の動物用トイレ砂は、バインダーとしてセメント等の固化剤を用いている。しかし、セメント等の固化剤は、硬化反応により水酸化カルシウムが生じるため、pHが高くなる。その結果、動物用トイレ砂が尿と接触すると、尿に含まれる尿素の分解が促進されてしまい、悪臭の原因となるアンモニアが発生するおそれがあった。そのため、特許文献1のような動物用トイレ砂では、粒状物のpHの上昇を抑制するために、粒状物にシリカゲルを混合していた。
【0007】
しかしながら、特許文献1のような動物用トイレ砂であっても、シリカゲルが動物用トイレ砂の使用前から周囲環境の臭気物質を吸着する場合があり、その吸着された臭気物質が徐々に放出されることで、不快な悪臭を発生するおそれがあった。なお、臭気物質としては、飼育環境の空間内に存在し得る臭気物質のほか、シリカゲルや動物用トイレ砂の製造環境の空間内に存在し得る臭気物質などが考えられる。さらに、シリカゲルは、尿などの排泄物から生じる臭気物質を吸着した後においても、その吸着された臭気物質が徐々に放出されることで、不快な悪臭を発生するおそれがあった。
【0008】
このようなシリカゲルに吸着された臭気物質に起因する悪臭のほかにも、従来の動物用トイレ砂には、依然として様々な原因によって悪臭が発生する場合があり、悪臭抑制に関する更なる改善が求められている。
【0009】
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたものであり、悪臭の発生を十分に抑制し得る動物用トイレ砂を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、以下の各態様を含むものである。
(【0011】以降は省略されています)
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