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公開番号
2025107307
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025075285,2023117324
出願日
2025-04-30,2016-10-20
発明の名称
電池の作製方法
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H01M
50/105 20210101AFI20250710BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】安全に変形することのできる電池を提供する。曲げることが可能で、且つ厚さを
厚くできる電池を提供する。容量が高められた電池を提供する。
【解決手段】電池の外装体に、一方向に周期的に連続する波状のフィルムを用いる。また
外装体の内部に、電極積層体の固定されていない端部と、外装体の内壁との間に空間を有
する。さらに、電極積層体を挟む外装体の一対の部分の波が位相がずれるように形成され
ている。特に、稜線同士が重なり、且つ谷線同士が重なるように、位相が180度ずれて
形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外装体の内部に積層体を有する電池の作製方法であって、
互いに平行な複数の稜線と複数の谷線とが交互に位置し、複数の稜線同士が等間隔で位置する波状に加工されたフィルム状の前記外装体を準備する、第1のステップと、
前記外装体の一部を、前記稜線及び前記谷線と垂直な方向に180度折り曲げて前記積層体を挟む、第2のステップと、
前記積層体よりも外側に位置し、且つ前記稜線及び前記谷線と垂直な方向に延びる帯状の、前記外装体の他の一部を接合する、第3のステップと、を有し、
前記第3のステップにおいて、前記外装体の一部が平坦になるように接合し、且つ、前記外装体の前記積層体と重なる部分において、前記外装体の折り曲げられた部分に近いほど前記複数の稜線の間隔が広がるように、前記外装体を接合する、
電池の作製方法。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第1のステップ後であって前記第2のステップより前に、前記外装体の前記稜線及び前記谷線と平行な方向に延びる帯状の部分が平坦になるように、前記外装体を加工する第4のステップを有し、
前記第2のステップにおいて、前記外装体の平坦に加工された部分を折り曲げる、
電池の作製方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、
前記第2のステップにおいて、折り返されて重なる前記外装体の稜線と谷線が重ならないようにずらして、前記外装体を折り曲げる、
電池の作製方法。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
前記第2のステップにおいて、折り返されて重なる前記外装体の稜線同士が重なり、且つ谷線同士が重なるように、前記外装体を折り曲げる、
電池の作製方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、電池に関する。本発明の一態様は、曲げることのできる電池に関す
る。本発明の一態様は、電池の外装体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する本発
明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置
、電子機器、照明装置、入力装置、入出力装置、それらの駆動方法、又はそれらの製造方
法、を一例として挙げることができる。
【背景技術】
【0003】
近年、スマートフォンに代表される携帯情報端末が活発に開発されている。また、使用
者は、電子機器の一種である携帯情報端末が、軽量、小型であることを期待している。ま
た、使用者が装着して使用するウェアラブル端末の開発も進められている。
【0004】
ウェアラブルデバイスや携帯情報端末などの機器は、繰り返し充電または放電が可能な
二次電池を搭載することが多い。またこのような機器は、その軽量化、小型化を求められ
るがゆえに、二次電池の容量が小さく、操作時間が限られてしまう問題がある。このよう
な機器に搭載する二次電池としては、軽量、且つ、小型であり、長時間の使用が可能であ
ることが求められている。
【0005】
特許文献1には、薄く柔軟なフィルム状の素材を外装体として使用した、柔軟性の高い
電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2012/140709号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示された技術を用いてフレキシブル電池を作製すると、
厚さの薄い電池(例えば400μm以下)でなければ、電池を曲げたときに外装体が破損
してしまう恐れがある。一方、このような薄い電池では、十分な容量が得られないといっ
た問題がある。
【0008】
本発明の一態様は、安全に変形することのできる電池を提供することを課題の一とする
。または、曲げることが可能で、且つ厚さを厚くできる電池を提供することを課題の一と
する。または、容量が高められた電池を提供することを課題の一とする。または、高い信
頼性を有する電池を提供することを課題の一とする。または、低コストで電池を製造する
ことを課題の一とする。
【0009】
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。本発明の一態様
は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。また、明細書等の記載から上
記以外の課題を抽出することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様は、積層体と、外装体を有する電池である。外装体は、フィルム状の形
状を有し、積層体を挟むように2つに折り曲げられている。また外装体は、一対の第1の
部分、第2の部分、一対の第3の部分、及び第4の部分を有する。一対の第1の部分は、
互いに重なり、且つ、第2の部分、第3の部分、及び第4の部分に囲まれた部分であり、
且つ積層体と互いに重なる部分を含む。第2の部分は、一対の第1の部分の間に位置し、
折り曲げられた部分である。一対の第3の部分は、第1の部分を挟むように対向して位置
し、且つ第2の部分と交差する向きに延びた帯状の部分である。第4の部分は、第1の部
分を挟んで第2の部分とは反対側に位置する帯状の部分である。また外装体は、第3の部
分及び第4の部分で接合されており、外装体の内部において、積層体と第2の部分とが接
さずに、積層体と第2の部分との間に空間を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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