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公開番号2025105922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025076150,2024083317
出願日2025-05-01,2011-12-14
発明の名称発光装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H10K 77/10 20230101AFI20250703BHJP()
要約【課題】有機EL素子を含み、軽量であり、信頼性の高い発光装置を提供する。
【解決手段】第1の有機樹脂層と、第1の有機樹脂層上の、第1の有機樹脂層の一方の面
に接する第1のガラス層と、発光素子上の第2のガラス層と、第2のガラス層上の、第2
のガラス層の一方の面と接する第2の有機樹脂層と、を備え、第1の有機樹脂層及び第1
のガラス層が、可視光に対する透光性を有し、第1のガラス層及び第2のガラス層は、そ
れぞれ独立に、25μm以上100μm以下の厚さであり、発光素子が、第1のガラス層
側から、可視光に対する透光性を有する第1の電極と、発光性の有機化合物を含む層と、
第2の電極と、を有する発光装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
有機樹脂膜と、
前記有機樹脂膜の上方に位置する領域を有する発光素子と、を有する発光装置であって、
前記発光素子は、前記有機樹脂膜の上面と接する領域を有する第1の電極と、前記第1の電極の上方に位置する領域を有するEL層と、前記EL層の上方に位置する領域を有する第2の電極と、を有し、
断面視において、前記有機樹脂膜は、前記発光素子の射出方向に対して複数の凸部が連続して配置された第1の領域と、前記複数の凸部を有さない第2の領域と、を有し、
前記有機樹脂膜は、前記第2の領域において開口部を有し、
前記第1の電極は、前記第1の領域と重なる領域と、前記開口部と重なる領域と、を有する、発光装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
ガラス基板と、
前記ガラス基板上に配置された有機樹脂膜と、
前記有機樹脂膜の上方に位置する領域を有する発光素子と、を有する発光装置であって、
前記発光素子は、前記有機樹脂膜の上面と接する領域を有する第1の電極と、前記第1の電極の上方に位置する領域を有するEL層と、前記EL層の上方に位置する領域を有する第2の電極と、を有し、
断面視において、前記有機樹脂膜は、前記発光素子の射出方向に対して複数の凸部が連続して配置された第1の領域と、前記複数の凸部を有さない第2の領域と、を有し、
前記有機樹脂膜は、前記第2の領域において開口部を有し、
前記第1の電極は、前記第1の領域と重なる領域と、前記開口部と重なる領域と、を有し、
断面視において、前記複数の凸部の一の最大高さは、0.1μm以上100μm以下である、発光装置。
【請求項3】
請求項1又は2において、
前記第1の電極は、前記EL層と重ならず且つ前記複数の凸部の少なくとも一と重なる領域を有する、発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
有機エレクトロルミネッセンス(EL:Electroluminescence)を用
いた発光装置に関する。該発光装置を用いた照明装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
有機エレクトロルミネッセンス現象を利用した素子(有機EL素子とも記す)の研究開発
が盛んに行われている。有機EL素子の基本的な構成は、一対の電極間に発光性の有機化
合物を含む層を挟んだものである。この素子に電圧を印加することにより、発光性の有機
化合物からの発光を得ることができる。
【0003】
有機EL素子は膜状に形成することが可能であるため、大面積の素子を容易に形成するこ
とができ、照明等に応用できる面光源としての利用価値も高い。
【0004】
例えば、非特許文献1には、プラスチック基板上に有機EL素子を設けた発光装置が開示
されている。基板にプラスチックを用いると、ガラスなどを用いた場合と比較して、発光
装置を軽量化することが可能である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
Gi Heon Kimら、「THIN FILM PASSIVATION FOR LONGEVITY OF ORGANIC LIGHT-EMITTING DEVICES AND ORGANIC」、IDW’03、2003年、p.387-390
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
有機EL素子は、侵入する水分や酸素、不純物等により信頼性が損なわれてしまうという
課題がある。
【0007】
水分、酸素又は不純物が、有機EL素子の外部から有機EL素子に含まれる有機化合物や
金属材料に侵入することで、有機EL素子の寿命は大幅に低下する場合がある。有機EL
素子に用いる有機化合物、金属材料が水分、酸素又は不純物と反応し、劣化してしまうた
めである。
【0008】
非特許文献1で用いられているようなプラスチック基板は、水分や酸素、不純物等を通し
やすい。したがって、プラスチック基板を用いた側からの外界の水分や酸素、不純物等の
侵入が、有機EL素子や発光装置の寿命に悪影響を及ぼすことがある。
【0009】
そこで、本発明の一態様は、有機EL素子を含み、軽量であり、信頼性の高い発光装置を
提供することを目的の一とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、発光装置の基板として、有機樹脂層と薄いガラス層とを貼り合わせた基板
を用いることに着眼した。
(【0011】以降は省略されています)

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